~へたれ部長の登山・トレッキング備忘録~

第9回:乗鞍 ~ 初めての3000m超え ~

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スタート地点 乗鞍畳平 ゴール地点 乗鞍畳平
最高標高 3026m コース標高差 324m
歩行距離 5.4km(※乗鞍高原は含まず) 歩行時間 3.5時間(※乗鞍高原は含まず)
参加メンバー 9名
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乗鞍岳
乗鞍岳頂上小屋で購入したものです。
年が刻まれているものと通常タイプがあったのですが、年が入ったものを購入しました。
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今回はトレッキング部、初の3000m超えの山、乗鞍岳への挑戦になります。

とはいえ、乗鞍岳は標高2700mまでバスで上がることができるため、実際は300m程度しか登らなくても済むので、初心者でも比較的楽に登ることができます。


新島々ターミナル(4:40)

新宿を23:00に出発した夜行バスは、朝の4:30に新島々ターミナルに到着しました。ここから、路線バスに乗り換えて乗鞍山頂を目指します。
さすがにみんな寝不足のようで、待合室ではぐったりしてました。


乗鞍畳平(7:30)

路線バスが、乗鞍岳登山の基点となる畳平のバスターミナルに着いた時は、7:30でした。
ここは標高が2700mもあり、車で行ける日本最高峰の場所とのことです。ここに来るまでの外の景色は、すでに絶景で眼下に雲海を見渡すことができました。
登山をしない場合でも、ここまでバスで来れば、絶景を簡単に堪能できます。
畳平には、休憩所やレストランもあり、ここで朝食タイムとしました。

※写真は、下山した後に撮影したものなので雲がかかってますが、朝の時点では快晴でした。。。


トレッキング開始(8:00)

準備運動も終わり、トレッキングの開始です。先ほどのバスターミナルの休憩所の左の脇道を進み、山頂を目指します。
山頂は標高3000mありますが、スタート地点が2700mなので、高低差は300mほどです。
それほどきつくないと思われるかもしれませんが、これが結構きつかったです。。。

脇道をしばらく下りると右手にお花畑があります。お花畑を一周するのは約30分程度かかるので、今回は時間の都合でパスしました。


振り返れば絶景(8:15)

お花畑を過ぎて、少し登ったところで舗装された道路に出ます。ここからしばらくは、比較的平坦なこの舗装された道路を進みます。
舗装された道路の右手に雪が溶けてできたと思われる池がありました。
しばらく進んで後ろを振り返ると、この池と池に映った山、その奥に広がる雲海が相まってとても美しい景色となっていました。


大雪渓(8:25)

舗装道路をしばらく進むと左手に大雪渓が見えてきました。
ここは、真夏でもスキーやスノーボードが楽しめる場所で、この日も滑っている人がたくさんいました。


肩の小屋(8:35)

舗装道路の終点にある休憩所「肩の小屋」に到着です。
肩の小屋は宿泊施設もあり、一泊二食付きで¥8,800で泊まれるようです。なんと200名も泊まれるようです。

ここから先は、トイレがないのでここで一休みです。
ここまでは、ほとんど平坦な舗装道路だったのですが、ここからが本格登山でガレ場の急な道が続きます。

山頂までの、この急な道を見たメンバーのGくんが一言、「心が折れそうだ。。。
気持ちは、十分わかります。。。


ガレ場(9:15)

肩の小屋から急な山道をひたすら登ります。
最初のうちは岩が道の所々にある程度の状態でしたが、途中からは写真のようなガレ場となり、稜線に到着するまでは、このようなガレ場が延々と続きました。

この辺で標高は2800mを越え、急な登りで運動量が多くなり酸素消費量も多くなったためか、メンバーのKさんが若干、高山病気味になり少し辛そうでした。
持参した「酸素缶」を使用してもらったところ、少し楽になったようでした。
念のために買っておいて良かったです。。。


コロナ観測所(9:15)

このガレ場辺りで後ろを振り返ると写真のような絶景が見れます。
休憩した肩の小屋の赤い屋根がはるか下方に見え、その奥の山の頂上には「コロナ観測所」が立っているのが見えます。
コロナ観測所は、国立天文台の観測所だったのですが老朽化により、2010/3/31で閉鎖されてしまったようです。


蚕玉岳(9:45)

標高2979mの蚕玉岳(こだまだけ)に到着です。
写真のバックに写っている山が頂上の剣が峰(3026m)で、あと47mのところです。
ここからは、左手に「権現池」も見られ、景観もバツグンです。


頂上小屋(9:55)

剣が峰の山頂の直前に「頂上小屋」があります。
ここでは、剣が峰の登頂記念バッジが売っており、ここでしか販売していないため部長は迷わず購入しました。

実は、最近、乗鞍岳では熊が出没していたようで、行った日の前日も大雪渓辺りで熊が目撃されていました。
頂上小屋のHPに、その熊の写真が掲載されていました。

ご対面しなくて良かったです。。。


子供を背負って登山する人(9:55)

頂上小屋から山頂までは、写真のようにあと僅かですが、ガレ場続きです。
その時、ちょっと疲れ気味の我々の前を写真のように子供を背負って登って行く人が。。。
小さなお子さんとはいえ、数キロは体重があるでしょうから、大変だと思います。
子供は高山病は大丈夫なのでしょうか?


剣が峰山頂到着(10:00)

山頂の剣が峰(標高:3026m)に到着です。
部活初の3000m越えです!
山頂は非常に狭く、多くの人で混雑しており、記念碑といっしょに記念撮影を撮る人で、いっぱいでした。

このぐらいの時間には、雲が多く出てきましたが、山頂はぎりぎり雲に隠れない状態で、頂上からの眺め も素晴らしかったです。

山頂にはなんと神社があり、おみくじもありました。


慎重に下山(10:30)

山頂からの絶景を堪能した後、下山開始です。
下りは、スピードが出やすく足元も滑りやすくなり、上りにくらべて転倒する確立が高くなるため、慎重に一歩一歩足場を確かめながら歩かなければなりません。
それでも、やはり下りは楽です。12時前には出発地点の畳平に到着しました。


ランチタイム(12:40)

畳平のレストランで昼食タイムです。
さすがにみんなお疲れ気味で、数人のメンバーはすっかり夢の世界に行ってしまったようです。
午後は、乗鞍高原まで下りて高原散策を行います。


牛留池(14:10)

乗鞍岳からバスで下山する途中の休暇村のバス停で降車して、乗鞍高原の散策開始です。
最初は休暇村からすぐの所にある牛留池です。
ここは、池の展望台から、正面に乗鞍岳と池が一目で見えます。天気が良いと池に乗鞍岳が逆さまに写りこみ幻想的な風景となるようです。あいにく我々が訪れたときは雲が多く、美しい景色を見ることはできませんでした。
牛留池の近くには、「ねじねじの木」と呼ばれる丸くねじれた松の木もありました。


善五郎滝(14:40)

乗鞍高原には3つの有名な滝があり、「善五郎滝」は、その中の1つです。
旅行雑誌やWebサイトの情報などを見る限り3つの中では一番パッとしない滝と思っていたのですが、実際に間近で見ると結構迫力のある滝で、みんな感動していました。
やはり、暑い時は清涼感いっぱいの滝は心が癒されていいですね。

この後、バスの出発時間まで少し時間があったので、みんなで温泉「湯けむり館」に入ることにしました。ここは、乳白色の温泉で疲労回復や健康増進などの効能もあるようです。
次の日、あまり筋肉痛にならなかったのも、温泉に入ったお蔭かもしれません。

今回の乗鞍岳は、高山病や熊の出没など行く前から心配事が多かったのですが、天候にも恵まれ、全員無事に登頂できて本当に良かったです。
乗鞍岳からのご来光も素晴らしいようですので、今度は一泊で行ってみたいと思いました。

3000m級の山では、酸素缶は必須・・・
今回の教訓
2017-05-21T10:26:21+00:00

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