~へたれ部長の登山・トレッキング備忘録~

第21回:北八ヶ岳(にゅう) ~ 死ぬかと思った。。。 ~

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スタート地点 白駒池駐車場 ゴール地点 白駒池駐車場
最高標高 2477m コース標高差 379m
歩行距離 9.1km 歩行時間 7時間
参加メンバー 6名
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にゅう
白駒池のほとりに建っている白駒荘で購入したものです。
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本来、第21回目は富士登山の予定だったのですが、悪天候だっため中止となり、その代わりに翌週に急遽、北八ヶ岳のにゅうに行くことにしました。

夏休み期間中ということもあり、高速渋滞を避けるため、かなり早めに集合しての出発です。
メンバーをピックアップして、中央道に乗ったのは6:30頃。
高速道も渋滞もなく順調でもう1台のG号との待ち合わせ場所の双葉SAへ到着したのは、8:00頃とめずらしく順調な行程です。


青空の高原(9:00)

双葉SAでG号と合流後、諏訪南ICで高速を下りてにゅうへ向かうため、メルヘン街道を目指します。
この辺りは八ヶ岳の高原近くで、見渡す限り緑の田園風景が広がっていました。
最近のトレッキングは天候に恵まれないことが多かったため、久しぶりの青空に今日こそはと みんなテンションが上がっていました。
気持ちの良い風景がずっと続いたので、思わず車を止めての撮影タイムとしました。

 


アマガエル多数発見!(9:05)

田んぼの近くでメンバーの一人がアマガエルを発見!
生のアマガエルを見るのは、ほんとに久しぶりです。
早速、車から降りて撮影したのですが、よく調べてみると、そこらじゅうアマガエルだらけでした。

 


白駒池駐車場(9:40)

登山口にあたる白駒池駐車場には、すでに多くの車が止まっており、トレッキング目的と思われる人がたくさんいました。
先ほどの青空が嘘のように白駒池付近は雲に覆われ、いつ雨が降ってもおかしくない雰囲気でした。
標高2000mともなると、やはり雲の中になってしまうのでしょうか。。。
青空を期待していたメンバーも、ちょっとテンションが下がってしまったようです。

 


有料の公衆トイレ(9:45)

駐車場の奥にはインフォメーションセンターのような小屋と有料の公衆トイレが併設されていました。
有料トイレは、50円で入口にお金を入れる箱が設置されており、トイレの中は、広くて清潔でした。
照明も人の動きを検知して自動的に点灯する仕組みになっていましたが、 じっとしていると消灯してしまうので、時々、体を動かさないといけません。

 


登山口にて記念撮影(10:00)

白駒池の入口で記念撮影です。
人が多く、混雑していたので帰りに撮ろうという意見もあったのですが、帰りには雨になっているかもとの思いから撮影することに。。。
残念ながら、今日はその予感が的中してしまいました。

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苔の森(10:00)

白駒池の周りの森は、苔やキノコが多いことで有名で入口にも「苔の森」の旗が立っていました。
旗には、マスコットキャラの「こけ丸」(右写真)も。。。

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もののけの森(10:05)

登山道に一歩踏み込むと、そこはもののけ姫の世界のように幻想的な森が広がっていました。
見渡す限り苔がたくさん生えており、苔の森と呼ばれる理由がよくわかりました。

 


白駒池(10:15)

入口から15分ぐらい進むと分岐点がありました。
右へ進むと高見石展望台でしたが、我々は左廻りで行く予定でしたので、左の道へ。
しばらく行くと青苔荘があり、その前の道を右に下りると白駒池のほとりに出ることができました。
天候が曇りだったため、白駒池の周りもうっすらと靄がかかったように見えました。

白駒池には池の名前に由来する悲恋物語があるそうです。

 


原生林の中の木道(10:20)

青苔荘の前まで戻り、先の道を進むと写真のような木道となりました。
前日に雨が降ったようで木道が濡れており、非常に滑りやすかったです。
私を初めメンバーみんな1回は足を滑らせて転びそうになっていたと思います。
白駒池を横目に見ながら、この木道をにゅうへの分岐点まで半周します。

 


キノコ通り(10:25)

このあたりの道は、キノコもたくさん生えており、キノコマニアのKさんは、撮影に夢中です。

 


白駒湿原(10:45)

池を半周したところでにゅうへの分岐点を左に進むと樹林帯の中へ。
しばらく樹林帯を進んだところで急に視界が開け、「白駒湿原」に出ました。
深く暗い森の中をずっと歩いていたところで、急に明るくなったため、余計に明るさを感じました。
湿原には、ワタスゲらしきものがたくさん生えていました。

 


にう or にゅう?(11:10)

湿原を過ぎると再び森の中に入ることに。
苔に覆われた森の中を進んでいくと傾斜がだんだんきつくなってきました。
道の途中、ところどころに「にゅう」の道標がありました。
この道標、場所によって「にゅう」と「にう」の2種類の表示が。。。
どっちが正しいんでしょうか?

 


にゅう山頂は雨模様(11:50)

樹林帯を抜け、ようやくにゅうの山頂付近に到着しました。
が、残念ながら、あたりは真っ白で何も見えません。しかも大粒の雨が降り始め、遠くから雷鳴も聞こえ始めました。
頂上付近にいるのは危険と判断し、止む無く一旦来た道を戻り、開けた分岐点で昼食を摂ることにしました。

下山している途中で、徐々に雷鳴が大きくなり始めました。。。

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ブルーな気分でランチタイム。。。(12:40)

分岐点まで戻りましたが、相変わらず雷雨の状態です。
天候がすぐに回復しそうにないので、ここでランチタイムとすることにしました。
みんな、若干ブルーな気分でのランチです。

 


にゅう山頂アゲイン!(13:15)

雷雨が止んで、空が明るくなってきたので、にゅう山頂に向けて再出発しました。
にゅう山頂は、さきほどとは違って雲が取れていました。
ただ、周りの山々は雲で覆われていてあまり景色はよくありませんでしたが、とりあえず、山頂にたどり着いた達成感は味わうことができました。
頂上付近は岩がごつごつした状態でしたが、少し開けていたので、みんなで記念撮影としました。
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中山山頂に向けて出発(13:30)

天候は良くありませんでしたが、雷雨が取り敢えず過ぎ去ったと判断して予定通り中山山頂へと向かうことに。
この判断が後で裏目に出てしまうことになるとは。。。 

にゅうから中山山頂への道は、写真のように木の根などが道に張り出して非常に歩きにくい箇所が多くあります。
先ほどの雷雨で濡れた木の根は、滑りやすく通過するのに時間がかかります。

 

 


雷雨退避(14:40)

中山山頂まであと少しのところで、再び雨が降り始め、遠くで雷鳴が轟き始めました。
分岐点近くでしばらく様子をうかがっていたのですが、引き返すのも時間がかかるため意を決して山頂に向かいました。
ところが、山頂に向かって数分歩いたところで、雷鳴が轟音と共に鳴り、稲光も近くに見えたため、急いで分岐点まで戻り、荷物を置いて身をかがめて雷雨が過ぎ去るのを待つことにしました。
この後すぐに雨が土砂降りのように降り始め、みんなびしょ濡れで、山道は川のように水が流れ始めました。

 


登山道は豪雨で川のように(14:55)

しばらくすると雷鳴が小さくなり、雨も小降りになってきたので、山頂を諦めてUターンすることにしました。
写真を見てもわかるように先ほどの豪雨で登山道は川のように雨水があふれ、登山靴とズボンは泥だらけです。
でも、雨水の中をじゃぶじゃぶと進んでも靴の中に全く水が浸み込んでこないのには、さすがGORE-TEXと思いました。

 


ベニテングダケ発見!(16:55)

白駒池のほとりの木道まで戻ってきたところで、道端にベニテングダケを発見!
スーパーマリオでもお馴染みのキノコです。
美しい姿とは反対に、一応毒キノコに分類されているようです。

ベニテングダケの撮影が今回のトレッキングの目的の一つだったKさんは、今までの悪天候を吹き飛ばすようにハイテンションです!

 


駐車場到着(17:30)

トレッキング開始から約7時間半、ようやく出発地点の駐車場に戻ってきました。
さすがに、この時間になるとあたりに止まっている車は、ほとんどなく、小屋の近くに車を移動させ、帰り支度です。

みんな、ズボンが泥だらけでびしょ濡れだったので、温泉に向かうことにしました。

温泉は、ちょっと離れていましたが、広くてゆっくりと入れそうだったスパティオ小淵沢へ。
日曜日の夜ということもあって、温泉は空いており、ゆったりと入れました。

この後、時間が遅いので夕食は双葉SAでテイクアウト品を購入して車で食べることにしました。
案の定、中央道は30kmの大渋滞で、調布IC到着予想時間は、1時近い時間だったです。
結局、みんな終電に間に合わなかったので、自宅まで送っていくことに。
4人のメンバーが首都圏のばらばらの場所に住んでいたため、全員を自宅近くに送り届け自宅に着いたのは早朝4:00と深夜タクシーの運ちゃんのような気分でした。。。
朝、自宅を出発したのも4:00頃だったため、24時間不眠の状態で、次の日の会社では、魂が半分抜けた状態でした。

今回のトレッキングは、全員無事に下山できたので良かったですが、ちょっと判断ミスが多くメンバーを危険な目に遭わせてしまったと反省しています。
天候は散々でしたが、ある意味、心に残るトレッキングでした。

午後の夏山は危険!!
今回の教訓
2017-10-23T13:56:34+00:00

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