~へたれ部長の登山・トレッキング備忘録~

ソロトレ:北穂高岳(涸沢) 1日目 ~ テント泊ふたたび ~

ホーム/ソロトレ:北穂高岳(涸沢) 1日目 ~ テント泊ふたたび ~

日程 2013年8月9日~11日 参加メンバー 1名
スタート地点 上高地バスターミナル ゴール地点 涸沢
最高標高 2309m コース標高差 804m
歩行距離 約15km 歩行時間 7.5時間
行程 二泊三日(1日目) 宿泊場所 涸沢テント場

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涸沢ヒュッテ
北穂高小屋で購入したものです。
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今回は、ソロトレッキング!

昨年に続いて、涸沢でのテント泊です!

昨年の涸沢のテント泊がとても素晴らしく、涸沢という山に囲まれた独特の空気感が非常に心地よかったので今年も行くことにしました!

当初は、7月の下旬に行く予定だったのですが、今年の涸沢は残雪が非常に多く7月下旬の時点では、テント場はまだ残雪に覆われているとのこと。

8月にリスケしようと考えたのですが、8月は、第1週に富士山、第3週に表銀座から槍ヶ岳、第5週には立山と自分でも馬鹿じゃないと思うぐらい過密スケジュールを予定していました。
この予定にさらに涸沢を入れるとちょっと無理かな~と思いながらも、涸沢に行きたいという思いが非常に強かったので、富士山と槍ヶ岳の間の第2週に強行することに決定!

ただ、乗鞍岳から膝の調子が良くなかったので、昨年同様、病院に行って痛み止めの薬と湿布を処方してもらいました。

 

自宅出発(23:00)

前日までに準備を済ませておいた15kgぐらいの重量のザックを背負って自宅を出発。

昨年の経験からか、それともこの半年ジムに通い続け筋力トレーニングに励んだお蔭か、今年はそれほど重いという感じがしませんでした。

写真は、ザックに詰め込んだ荷物ですが、よくこんなに入ったものだと思います。


 


新宿高速バスターミナル(23:15)

乗鞍岳のブログでも書きましたが「さわやか信州号」は昨年までは都庁近くの地下のバスターミナルが集合場所だったのですが、今年から高速乗合バス(路線バス)になってしまったため、新宿駅近くの高速バスターミナルに集合場所が変更!

近くなったのはいいですが、写真のように待合室が狭くなってしまい団体が待ち合わせるにはちょっと不向きです。

ただ、バスの予約はWebで行え、直前にキャンセルしても100円(決済済の場合のみ)しかキャンセル料がかからないので、天候に左右されやすい山旅の利用においてはとても助かります。



 


夜行バス(23:50)

バスは、定刻通り23:50に新宿を出発。
昨年までのツアーバスだったさわやか信州号とは違い、路線バスとなってしまった今年のバスは、遅刻者がいても待ってくれません。
今回は一人ですが、部活で大勢で行くときは集合時間を厳守するように徹底が必要です。


 


上高地バスターミナル(5:30)

バスが上高地バスターミナルに到着したのは朝の5:30。
同じような夜行バスが次々とターミナルに到着し、ターミナル周辺は多くの登山客で賑わっていました。
お盆休み最後の日曜日だった昨年とは違い、今年はお盆休み直前の金曜日とあって昨年と比較して登山客が多く感じられます。


 


登山届(5:50)

トイレや水汲みなどの準備を済ませ、登山届を提出後、涸沢に向けて出発です!


 


奥穂高は雲の中(6:00)

バスターミナルを出発して5分ほどで河童橋に到着。
残念ながら、天候は曇り空で奥穂高の雄姿を見ることはできませんでした。

今年は、そこじゃない北穂高だ!


 


小梨平キャンプ場(6:10)

河童橋から少し進むと、小梨平キャンプ場です。
夏休みということもあり、テントも多く張ってあります。

朝日の木漏れ日がとても綺麗で、早朝トレッキングは、これが気持ちいいです!


 


明神館(6:50)

バスターミナルから約1時間で明神館に到着。
私同様に涸沢・槍ヶ岳方面に向かう登山客が大勢休憩を取っていました。


 


古池(7:30)

明神から少し進むと左手に梓川が並走する感じになり、その奥に明神岳が綺麗に見えてきます。
梓川の水は透き通っており、何度見てもその美しさに感銘します。

明神岳と梓川の美しい情景です。

そこから少し進み、徳沢までのちょうど中間地点に「古池」があります。

水の透明度が高く鏡面効果もあり、神秘的な美しい場所です。


 


徳沢(8:00)

バスターミナルから約2時間、徳沢に到着!

昨年我慢した「みちくさ食堂」のアイスクリーム。。。
今年は、予定より早い到着だったので、迷わず購入しました。
ここまで2時間近く重い荷物を背負ってきた疲れもあり、甘さ加減のちょうどよいこのアイスクリームはとても美味しかったです。


 


新村橋(8:20)

徳沢からは、しばらく林間の道を進みます。
20分ほど歩いたところに新村橋への分岐点があります。
パノラマコースを通って涸沢から下山した場合は、ここに出てくることになります。


 


穂高連邦(8:40)

新村橋を過ぎてしばらく歩くと、再び道の左手に梓川、その奥に穂高連峰を見渡せる絶景の歩きが続きます。
バスターミナル出発時は曇り空だった天候も、すっかり夏の青空に変わりました。

やっぱり、こうでないと!

青空の中での新村橋から横尾までの約50分は、景色も良く本当に気持ちがいいです。

この辺りの道端は高山植物の宝庫で、写真を撮っている方も多かったです。


 


横尾(9:10)

涸沢までの中間地点の横尾に到着!

昨年は、ここまで来るのに4時間かかっていたのですが、今年は約3時間。
ジムでのトレーニングの成果が現れたのかもしれません。
しかし、ここまでは比較的平坦な道で、ここから先は本格的な山道が始まります。

横尾山荘前の日陰では多くの登山客が休憩しています。
ここは涸沢までの最後の水場ポイントなので、ここで水補給を行います。
水場は、横尾山荘手前のトイレの前にあります。

横尾山荘の向かいの「横尾大橋」を渡り、涸沢に向かいます。


 


急な登山道(9:50)

横尾大橋からしばらくは平坦な道が続くのですが、その後、写真のような急な登山道になります。
道は写真のように岩が多く、テント泊装備を背負っての登りは歩きにくいです。


 


屏風岩(10:00)

国内最大級の岩場「屏風岩」です。
登山道は樹林帯の中を歩くことが多いですが、時折、木々の合間からこの屏風岩がその姿を現します。

写真で見るとそんなに迫力がないかもしれませんが、生で見ると大迫力でアドベンチャー映画にでも出てきそうな情景です。
ここをロッククライミングで登る人もいるらしいですが、自分には信じられないです。。。


 


本谷橋(10:20)

横尾からの最初の休憩ポイント「本谷橋」に到着です。

この橋、結構揺れます!

前回通った時は、それほど印象に残っていなかったのですが、この揺れはちょっと怖いかも。。。
前回の写真と見比べて橋板が新しくなっている感じがしました。
リニューアルしたのでしょうか。。。

これからの急登に備えて、ここで一休みしました。


 


急坂(10:50)

本谷橋から先は、これまで以上の急坂が始まります!

昨年は、この急坂が心が折れそうになるほど辛かったですが、今年はバージョンアップされた体、それほど辛くありません。
ガレ沢を数回トラバースすると右奥に穂高連峰が見えてきます。

う~ん、まだ遠いな~


 


涸沢カールまであと少し(11:35)

ガレ沢のトラバースが終わり、しばらく樹林帯を登ると写真のような岩場の間を沢が流れる少し開けた場所に到着します。
ここからは、涸沢カールがかなり近くに見えます。

よし、あと少しだ!

涸沢手前の岩場の様子です。


雪渓を登る(11:50)

今年の涸沢は残雪が多いです。
もう8月中旬だというのに、写真のように残雪が多く残っています。
ただ、涸沢ヒュッテの方が歩きやすいように階段状にステップを切ってくださっているので、アイゼンなどは使用しなくても問題ありません。

涸沢手前の雪渓の様子です。
上の写真の雪渓よりも少し手前の場所です。


涸沢ヒュッテ到着!(12:00)

雪渓を過ぎてパノラマコースの分岐点を右に進み石段を上ると涸沢ヒュッテに到着です!
スタート時間が早かったとはいえ、昨年よりも1時間半、早く到着しました!
やはり、ジムでのトレーニングの成果だと思います。


 


素晴らしい景色に感謝(12:00)

涸沢ヒュッテのテラス付近から見る涸沢カールの景色は素晴らしく、テント場を見下ろすと、色鮮やかなテントがいくつも張られています。
また、今年もこの素晴らしい景色を見ることができたことに感謝!

ほんと、何回見ても綺麗です。。。

テント場の奥には、涸沢小屋、そしてその奥には北穂高がそびえ立っています。

北穂高、明日はそこに行くぞ!


 


テント設営開始(12:15)

お盆休み直前ということで、早めにテントを良い場所に設営したいと思い、昼食前にテント設営をすることにしました。
今年の涸沢は、まだ残雪が多く昨年よりも設営可能な場所が少なかったのですが、しばらくあたりを探していると動画のようにかなり広い整地された場所を発見。
ヒュッテの水場からは少し離れていますが、ここに決めて設営を開始しました。

私が使用しているテントは「ニーモのタニ2P」。
設営方法の詳細は、こちらを参照ください。

まずは、地面の小石を拾って整地を行い、整地が完了したらグランドシートを敷きます。 

グランドシートは荷物になるので敷かない人も多いようですが、今回のような岩場ではテント保護のためにも敷いたほうがいいでしょう。

グランドシートの上にインナーテントを広げます。

次にグランドシートの端のフックをインナーテントの端の部分にカチッと音がするように引っかけます。

涸沢は地面が岩でゴツゴツしており、ペグを打つのが難しいので、自分は、小さめの横長の石にゴムを通して、その上に大きな石を何個も乗せて石が動かないように固定させています。(※下の写真では、岩を乗せすぎてポールを指す箇所が見えなくなっています。。。(^^; )

もの凄い強風下ではちょっと厳しいかもしれませんが、通常はこれでも十分かと思います。
ただ、あくまで自己流なので、参考程度にしていただき、みなさんの良いと思われる方法で設営していただければと思います。


 

続いてポールの設置です。
折りたたまれていたポール広げ、写真のようにクロスさせてジョイントし、インナーテントの上に置きます。

ジョイントは写真のように突起部分が下になるようにします。

ポールの4隅をインナーテントの四隅のコーナーアンカーのくぼみにカチッと音がするまで差し込みます
4箇所差し込むとポールが立ちます

そのポールにインナーテントのフックを掛ける とインナーテントが立ち上がります。

インナーテントの上にフライを被せます。
黒い線のようになっているところが入口部分なので、インナーテントの入口と同じ側になるように被せます。
写真は撮っていませんが、フライの内側にマジックテープでポールに固定するものがいくつかついていました。
その後、フライシートの4隅のフックをコーナーのアンカーの先端にカチッと音がするまで差し込んで引っ掛けます。

最後に各ガイドラインに張り綱を結びます。
ここは、地面にペグを打てないところが多いので、大きな石に紐を結んで縛ります。


 


至福の時(13:50)

テント設営も完了し、ようやくランチタイムです。
涸沢と言えば、涸沢ヒュッテ名物のおでんと生ビール!

これしかありません!!

涸沢ヒュッテのテラスに座って、涸沢カール取り囲む山々を眺めながらのひと時は、都会では味わうことのできない本当に至福の時です。

涸沢ヒュッテのテラスから見る涸沢カールの景色です。
本当に綺麗です。


テントでまったり(14:30)

お腹も一杯になったところで、しばらくテントの中でまったりと過ごしました。
テントの入り口からは、遥か遠くに常念山脈が良く見えました。
あたりでは、次々とテント泊の登山者が到着し、テントの設営をしています。


 


テント受付(15:30)

テントの受付が15:00からだったので、受付に行き、登録(大人700円)を済ませました。

あと、地面がゴツゴツしているので、銀マット(大)をレンタルしました。
この銀マット(大)、自分のテントにはピッタリのサイズです。
今回のテント設営場所は、整地状態も良く広々としており、銀マットを敷くと、もう完璧と言えるような寝心地の良い空間となりました。

受付時にもらったプレート(※このプレートが、料金を支払っている証拠になります)をよく見えるところに掛けておきます。

テント受付から自分が設営しているところまでテント場を歩いて撮影したものです。
結構、岩場だらけです。


夕食(16:40)

本日の夕食は、「親子丼」と「鶏だんごスープ」です。
昨年は、ご飯には尾西の「白飯」を使用したのですが、モンベルでドライフーズを購入しているときにモンベルの「白ご飯」が目に留まって、つい買ってしまいました。

これが、ちょっと失敗でした。

ちょっとパサパサした感じで尾西の「白飯」の方が美味しかったです。
親子丼自身は結構美味しかったため、ご飯がイマイチだったのが残念です。
「鶏だんごスープ」は、美味しいというほどではありませんでしたが、そんなに悪くもなかったです。

夕食後、まったりとしていると涸沢ヒュッテのヘリポートにヘリが到着したので、テント場から撮影しました。


ペルセウス流星群?(19:30)

夕食後、テントの中でまったりと過ごしていると、今までの疲れがどっと出てきたようで、いつの間にか寝てしまいました。
目が覚めるとあたりは暗くなっており、かなり気温が下がり、寒さから思わずくしゃみが出てしまいました。
急いで、ヘッドライトを点けて寝る準備をするためにトイレに行きました。

涸沢ヒュッテのテラスは宴会場のようになっており、夜景を楽しみながらお酒で盛り上がっている人が大勢いました。

まだ日没からそんなに時間が経っていないせいか、夜空にはそれほど多くの星がまだ見えていませんでした。

が、そんな中、突然、火の玉かと思うほどの大きな流れ星が、涸沢カールの夜空を駆け巡りました!!

ヒュッテのテラスにいた大勢の登山客からも歓声の声が上がっていました。
ちょうどペルセウス流星群が見られる期間に近かったので、そのせいかもしれませんが、この後も何回も流れ星を見ることができました。

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2日目に続く
2017-09-26T22:48:01+00:00

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