~へたれ部長の登山・トレッキング備忘録~

ソロトレ:表銀座縦走(3泊4日)1日目 ~ 人生で忘れられない山旅 ~

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日程 2013年8月17日~20日 参加メンバー 1名
スタート地点 中房温泉 ゴール地点 大天井ヒュッテ
最高標高 2766m コース標高差 1316m
歩行距離 約9km 歩行時間 6.5時間
行程 三泊四日(1日目) 宿泊場所 大天井ヒュッテ

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燕山荘 燕山荘 大天井ヒュッテ
燕山荘で購入 燕山荘で購入 大天井ヒュッテで購入

今回は、槍ヶ岳!

年初から今年の目標は、槍ヶ岳に登ることと決めていました。

さて目的地は決まったものの、どこから槍ヶ岳に行こうか。。。

槍ヶ岳にアプローチするには、一般向けには大きく以下の3種類のコースがあるようです。

・槍沢コース
・東鎌尾根コース
・西鎌尾根コース

どうせ槍ヶ岳に行くなら王道の表銀座から行こうと思い、

中房温泉 → 燕山荘 → 表銀座 → 槍ヶ岳

といった感じで、東鎌尾根コースからアプローチすることにしました。

コースが決まったので、じゃあ次は、どこに泊まろうか。。。

当初は、3泊4日で

1泊目:燕山荘
2泊目:ヒュッテ西岳

と行き、3泊目に槍ヶ岳山荘か、ヒュッテ大槍に泊まろうと思っていました。

ところが、予定していた8/18~21のうち、20~21の天候が雨模様とのこと。
今回の最大の目的は天候の良い槍ヶ岳に登頂することだったので、急遽、日程を8/17~20に変更!

コースタイムを再度チェックし、2日で槍ヶ岳まで行けそうだったので、1泊目に大天井ヒュッテ、
2泊目に槍ヶ岳山荘
に泊まることにしました。

さて、3泊目は。。。

今回の目的は槍ヶ岳登頂だったので、3日目はそのまま上高地に戻るコースを予定していたのですが、上高地へ戻るコースは、先週の涸沢で通ったばかり。。。
さすがに何度も同じところを通ってもつまらないので、思いついたのが裏銀座側へ抜けて新穂高温泉に下山するコースです。
地図を眺めながら、双六小屋あたりが、ちょうどいいかな~と思いました。
もう少し頑張れば、その奥まで行けそうでしたが、ゆったりと山を眺めながら歩いてみたいという気持ちもあったので、双六小屋に泊まることにしました。


毎日新聞社(22:00)

表銀座コースを行くには、中房温泉から登って燕山荘を経由して行くのが一般的らしい。

で、中房温泉まで行くのにどうしたらいいか?

Webで検索したところ、毎日新聞社がやっている「毎日あるぺん号」が中房温泉までのバスを運行しているようです。

早速、Webで予約!

集合場所は、竹橋にある毎日新聞社。竹橋駅からは歩いて30秒です。
毎日新聞社前には、各地へ向かう登山バスがたくさん停まっており、社内の受付カウンター周りは、登山客で一杯でした。


毎日アルペン号(0:30)

中房温泉行きのバスの社内は満席で、この日は2台が運行されていました。
早速、指定された席に座るといつも利用している上高地行きのハイウェイバスと比較するとちょっと狭い。
おそらく、中房温泉への道は、あまり大きなバスが入れないのではないかと思います。


中房温泉到着(5:30)

窮屈な席でなかなか寝付くことができず、うとうとした状態が続きました。
それでも、なんとか眠ることができ、気が付くといつの間にか中房温泉に到着。
バスから降りると8月だというのに半袖ではちょっと寒い。
思わず、一枚上着を羽織ってしましました。


燕山荘に向け、出発!(6:00)

中房温泉の登山口付近には、すでに大勢の登山客があちらこちらで出発の準備をしていました。
早速自分も、コンビニで買ってきたパンを食べて腹ごしらえした後、準備運動をして出発です!

中房温泉から燕山荘への登山道は、日本三大急登と呼ばれる道、楽しみです!


第一ベンチ(6:25)

登山口を出発して、いきなりの急坂!
最初だけかと思ったところ、ずっとこの急坂が続く様子です。

しかし、半年間ジムに通い続けたかいあってか、そんなに辛くありません。

しばらく登ったところで第一ベンチに到着。
ここが唯一の水場ということだったので、ここで水を汲む予定でした。
第一ベンチにデカデカと立てられた「水場」という看板の指示通りにベンチの裏を下っていくと清流が流れる場所に到着。
しかし、清流は細く、流れ落ちる水を汲めるようなところはなく、持参したプラティパスを水の中につけてすくうしかありませんでした。


第二ベンチ(6:55)

何回かすくうことにより、ようやく1Lぐらいの水を確保し、急いで出発。

ちょっと時間を要してしまいました。。。

第一ベンチから20分ぐらいで第二ベンチに到着。
ここは、休憩なしでそのまま通過。


第三ベンチ(7:20)

第二ベンチから約30分ほどで、第三ベンチに到着。
第二ベンチから第三ベンチまでは、それほど急ではありませんでした。
ベンチでは、多くの登山客が休憩を取ってました。


富士見ベンチ(7:50)

第三ベンチからは、徐々に勾配もきつくなり、写真のような場所も増えてきました。

最初のペースが少し早かったのか、勾配がきつくなってきたせいか、若干バテ気味になってきました。
それでもなんとか次の休憩ポイントの富士見ベンチに到着。
燕山荘まで、もう半分以上登ってきました。


急登続く(8:15)

合戦小屋が近づくにつれ、さらに勾配がきつくなり、写真のように大きな岩も増えてきました。


合戦小屋(8:20)

合戦小屋に到着!

ふ~、やっと着いた。。。


スイカ最高!(8:20)

合戦小屋の名物スイカ!

デカイ!!

今回の山行の楽しみのひとつがこのスイカです!

1カット800円、このサイズでしか売ってません。。。(^^;

でも、構いません!

このぐらいのサイズは平気で食べれそうなくらい体が糖分と塩分を欲しています。

塩をいっぱい振りかけ、真ん中をガブリ! うまい!!

前回の北穂高といい、山の上でのスイカの美味しさは、病み付きになりそうです。。。


槍だ!(8:50)

お腹も満たされ、さあ残りあと少し頑張るぞ!
合戦小屋からも急登がしばらく続きました。
そのうち、樹林帯を抜け、見晴しが良くなったところで、右手上に表銀座の稜線が見え、その向こうにトンガリ帽子が!

槍だ!

やっぱり、槍ヶ岳は他の山とは別格の威厳があります。


燕山荘、見える(8:50)

空は、ピーカン!

その青空の下、稜線の上に燕山荘が見えてきました。
空の青と鮮やかな緑と白の山肌との間に挟まれ、そのコントラストがとても美しいです。


高山植物、咲き誇る(9:20)

燕山荘の周りでは、高山植物が咲き誇っていました。

綺麗ですね~


稜線だ! 絶景だ!(9:20)

長かった急登もついに終わろうとし、あと少しで稜線です。
最後の数歩を登りきった瞬間、いきなり目の前に雄大な北アルプスの山脈が飛び込んできました。

すっげ~!

目の前180度、すべて北アルプスの絶景です!
そんな中、一番左端にひとつ尖がった槍が!

もうすぐ、そこまで行くぞ~

燕山荘からの北アルプスの絶景です。


燕山荘で休憩(9:30)

当初は、ここでちょっと早めのランチの予定だったのですが、時刻は9時半。

ちょっと早すぎたようで、ランチなんかやってません。(^^;

仕方ないので、山バッチを購入し、お茶することに。。。

燕山荘の喫茶室は、登山客が出発した後ということもあり、空いていました。
メニューを見ると評判のケーキセットが。。。 食べたい思いを我慢して缶ジュースを飲むことにしました。

この後、燕岳まで往復しようか迷ったのですが、夏山の午後は雷雨が危険という「にゅう」での過去の苦い経験があったので、安全のために先を進むことにしました。
燕山荘には9月にも来る予定があったというのもあります。


オットセイ岩?(10:10)

燕山荘の周りを散策している時に見つけたオットセイの形をした岩です。

最初は、これがイルカ岩だと思ってました。。。(^^;


表銀座スタート!(10:10)

いよいよ表銀座の稜線歩きのスタートです。
真っ直ぐ伸びる稜線の先には槍ヶ岳の雄姿が!
こんな絶景を見ながら稜線歩きを楽しめるなんて、最高です!


表銀座を往復する女性(10:20)

稜線歩きをスタートしてすぐに目の前の女性を追い越しました。
見ると合戦尾根の登りの際にも何度か抜きつ抜かれつをしていた女性でした。

「また、お会いしましたね。」
「ホントですね! よくお会いしますね。」

話を聞くと、常念岳まで行って、その後また燕山荘に戻ってくるとのこと。

「え~、何かもったいなくありません?」
「そうなんですよね~、ただあっち(槍ヶ岳の方)の方はよくわからないので、一人だと、ちょっと難しいかな~と思ってるんです。」

その後、常念岳から蝶ヶ岳へのコースなどの話をした後、その女性は写真を撮るのが趣味のようで、ゆっくりペースだったので、途中で別れて自分は先を進むことにしました。


蛙岩(10:40)

しばらく進むと、写真のような大きな岩の割れ目のような箇所を通過する場所があり、ここを抜けた先に蛙岩(の標識)がありました。

正直、どの岩が蛙岩なのかわかりませんでした。。。(^^;

この次の回に、再び表銀座を通ることになったのですが、その時にようやくどの岩かが判明しました。(※詳細は、次回ご報告します)

 

 

 

 


カメラ目線の雷鳥(10:55)

気持ちのいい稜線を歩いているところで、先の方に人だかりが見えてきました。
見ると、雷鳥が道端にいました。
雷鳥は人が大勢いても全く気にしないようで、こっちがカメラを向けると逆にカメラ目線でこちらを見てくれます。

芸能人のように写真慣れしているんでしょうか。。。

カメラ目線の雷鳥です。


大下りの頭(11:00)

大下りの頭に到着です。
天気がいいので、写真やビデオを撮りまくりです! (^^;

しかし、これが今回の山旅の後半、裏目に。。。

大下りの頭から見る北アルプスの絶景です。


遠くに大天井岳(11:50)

稜線歩きが続きます。
アップダウンはあるものの、ここまでは全く辛くはありません。
大天井岳の姿もかなり近づいてきました。
この辺りから稜線の左側は、山麓からの風の影響で雲が湧いてきました。


鎖場と梯子(12:10)

急な鎖場と梯子が、突然現れました。
ここは、それほど高度感もなく、慎重に下りれば問題ありません。
下の写真は、下りた後に下から撮影したものです。

どうも、この辺りに表銀座の「喜作新道」を切り開いた小林喜作のレリーフがあったようなのですが、全く気づきませんでした。

しまった。。。

下の写真は、この次の回で通った際に撮影したものです。


切通分岐とトラバース道(12:20)

常念岳への道と槍ヶ岳方面への道との分岐点の「切通分岐」に到着です!
ここから右に分岐して大天井岳の山腹をトラバースします。

大天井岳へ行くには、ここを真っ直ぐ上に向かって登って行きます。
結構、急登です。


雷鳥再び(12:40)

ここで、再び雷鳥に遭遇!
今度は、道端からは少し離れた場所でした。
しかも親子連れのようで、親から離れたところに数羽、子供の雷鳥が遊んでいたかと思うと、親の元に集まってきました。

トラバース道で再び出会った雷鳥です。


ガレ場クサリ場の連続(12:40)

このトラバース道、ガレ場クサリ場の連続です。
ただ、それほど高度感はなく、慎重に進めば問題ありません。

大天井岳のトラバース道からの眺めです。


直下に大天井ヒュッテ(13:00)

大天井岳をちょうど1/3周ぐらいトラバースしたところで、登山道直下に本日の宿「大天井ヒュッテ」が見えてきました。

ここ、ホントに真下です。
宿の向こうに見える山が、牛首展望台です。
ここからは、槍ヶ岳をはじめとする360度の展望が望めるとのことです。


本日のお宿到着!(13:20)

大天井ヒュッテに到着です!
中房温泉を出発してから、ここまでよく歩いてきたものだと思います。
大天井ヒュッテは、少しこじんまりした感じの山小屋でした。


ちょっと遅めの昼食(13:30)

小屋の中に入るとかなり年配の登山客とご主人らしき人が話をしていました。
他には登山客らしき人はおらず、山小屋の中は静かでした。
早速、受付を済ませ、ちょっと遅めの昼食を摂りました。

うどん、美味しかったです。

 

本日の寝床(14:00)

本日の寝床です。
2段ベッドの1段目です。
壁に「5」「6」と番号札が貼ってあるように混雑時は、このスペースに二人寝るようです。

有難いことに、今日は一人一枚の布団です。

荷物は、通路に置きます。

 

夕食(17:00)

宿に到着した安堵と長時間の歩きからの疲れか、眠気が襲ってきて、夕食近い時間まで寝床で眠ってしまいました。
目が覚めると夕食の時間まであと少しで、山小屋の周りをぶらぶらしていると夕食となりました。
お盆休みも終わりに近づいていたためか、宿泊客は少なく、全員で十数名程度でした。

夕食は、トンカツ! 大好物です!
美味しかった!

当然、ビールも!


夕焼けウォッチング(18:10)

夕食の後、ご主人主催の「夕焼けウォッチング」が牛首展望台で行われるとのことでした。
今日は、ちょっと天候が怪しいとのことでしたのですが、参加される方がいれば行うとのこと。
1名の若い男性が行くとのことで、催行されることになりました。
折角なので自分も行こうと思い、男性が出発した後、少し遅れて牛首展望台山頂を目指しました。

牛首展望台、往復30分なのでたいしたことないだろうと思ったのですが、夕食を食べてビールも飲んだ後だと結構辛かったです。
登っている途中、常念岳方面は、雲海が綺麗に見えました。

牛首展望台登山中の景色


槍ヶ岳、なんとか見える(18:15)

なんとか牛首展望台の山頂にたどり着くと、槍ヶ岳は雲の中。。。
一足先に登った男性も、槍ヶ岳が見えるのを待っているようでした。

明日以降、この男性とは何度も山行を共にすることに。。。

雲の流れは早く、しばらく待っていると、写真のように一瞬、槍ヶ岳の姿が見える時がありました。
この一瞬を逃さず、写真を撮りました。
その後、かなりの宿泊客がやって来て、結局ほとんどの宿泊客が登ってきました。
その後もしばらく天候が回復するのを待ったのですが、残念ながら槍ヶ岳は姿を現してくれませんでした。

明日は、いよいよ槍ヶ岳登頂です!

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2日目に続く
2017-07-22T22:33:59+00:00

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