~へたれ部長の登山・トレッキング備忘録~

第52回:尾瀬 ~ ミズバショウが美しい ~

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日程 2014年6月8日 参加メンバー 8名
スタート地点 鳩待峠 ゴール地点 鳩待峠
最高標高 1590m コース標高差 200m
歩行距離 15.3km 歩行時間 約7時間
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竜宮小屋鳩待峠

竜宮小屋(左)と鳩待峠のお土産屋(右)で購入したものです。

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2014年第2回目の部活は、尾瀬です!

尾瀬は、今まで2度訪れていました。

1回目は、黄色いニッコウキスゲの群落が素晴らしい7月。
2回目は、黄金に輝く草紅葉が見事な9月。

尾瀬といえばミズバショウが有名なのですが、まだミズバショウの季節に訪れたことがなかったので、今回、初めてこの時期に行くことにしました。

しかし。。。

出発を3日後に控えて、天気予報は雨模様。
雨でも決行するか迷ったのですが、中止にするとバスのキャンセル代もかかってしまうし、大雨にはならないであろうとの予想から行くことにしました。


夜行バス(22:40)

尾瀬へは、いつも「サンシャインツアー」の日帰りツアーの夜行バスを利用しています。

集合場所は池袋のサンシャインシティ文化会館1階のバスターミナルに22:40です。
ちょっと場所がわかりずらいのですが、サンシャインシティの右側をずっと奥まで進んだところにあります。
今まで2回このツアーを利用しましたが、いつもは集合場所にかなり大勢の登山客が待っているのですが、今日はあまり人がいません。

今日の東京は、雨模様で明日の天候も芳しくない予報だったので、キャンセルされた方が多かったのだと思います。
夜行バスも、半分ぐらいしか乗客がおらず、おかげで空席を利用してゆったりと座ることができました。




尾瀬戸倉到着(4:00)

池袋を23:00に出発した夜行バスは、4:00に尾瀬戸倉に到着しました。

ここで、小型のマイクロバスに乗り換えて鳩待峠まで行きます。
外は、まだ薄暗かったのですが、雨は上がっているようで、尾瀬の方向の上空は、薄っすらと青空も見えています!

これは、期待大です


小型マイクロバスに乗り換え(4:40)

トイレ休憩などしつつ30分ぐらいバスの中で待った後、ようやく鳩待峠行きの小型のマイクロバスが到着。
このバスに乗り換えて約30分ほどで尾瀬散策のスタート地点となる鳩待峠に到着しました。


鳩待峠(5:10)

鳩待峠に着く頃には、あたりもすっかり明るくなり、空にも青空が見えてきました。
人は思ったほど多くなく、みんな開店前の食事処や木製のベンチに座って朝食を食べています。


舞茸おにぎり弁当(5:20)

我々も空いているスペースにシートを敷いて朝食タイムとしました。

今回も朝食弁当付のツアーにしたので、朝食は尾瀬戸倉到着時にバスの中で支給された舞茸おにぎり弁当です!
弁当はおにぎりが2個に小さめの焼き鮭とウィンナーだけなのですが、舞茸が入った炊き込みご飯風のおにぎりの味は絶品ものでです!

何度食べてもこの弁当は、美味い!!


雪渓(?)(5:40)

雪渓(?)と呼ぶほどのものではないですが、駐車場の奥にはまだ固まった大量の雪が残っていました。


尾瀬散策スタート(5:50)

お腹も一杯になり、準備運動も済ませたので、出発地点の傍に立っている尾瀬の看板前で記念撮影を行い、尾瀬散策のスタートです!


自然保護(5:50)

スタート地点には、「靴底の土を落としてください」との看板が立っており、すぐ傍に緑色の人口芝生が敷いてあります。

靴底には、尾瀬にはない植物の種子が付いている可能性があるため、ここでそれらを落とすためです。


雨に濡れた石の階段道(5:50)

鳩待峠からは、しばらくは下り坂が続きます。

前日からの雨で山道はぬかるんでおり、石の多い階段道は滑りやすく、みんな慎重に歩いていました。


木道(6:00)

10分ほど石の多い坂を下ると写真のような比較的平坦な道となり、道も2本の木道に変わります。

尾瀬は、基本的にこの2本の木道が延々と続く感じです。


ムラサキヤシオツツジ(6:00)

道端には、所々で植物が綺麗な花を咲かせていました。

写真は、ムラサキヤシオツツジです。


残雪(6:25)

途中、残雪がありましたが、登山道自体にはまったく雪は残っていませんでした。


でかいカタツムリ(6:30)

木道を進んでいると、木道の上にでかいカタツムリが!!

子供の頃は、田舎の家の近くで頻繁に見かけていたものですが、都会暮らしが何十年も続くとこんな場所に来ないと見る機会がないので、とても新鮮な気持ちになります。
メンバーのみんなも同じようで、しきりに写真を撮っていました。


クマ除け鈴(6:35)

尾瀬は、クマが出没します。。。

なので、鳩待峠から山ノ鼻に向かう途中の道端には、2箇所ほど写真のようなクマ除けのベルが設置されています。
道行く人は、みんなこのベルを鳴らして通っています。


ミズバショウの群落(6:40)

木道をしばらく進んでいると、木道を取り囲むようにミズバショウの群落がありました。

ただ、ちょっと見頃を過ぎてしまっていたようで、白い葉(白い部分は実は葉らしいです。花は真ん中のとうもろこしのような部分らしい)がなくなっているものが多かったです。


癒される清流(6:50)

下り坂も終わり、辺りが開けてきたところで、目の前に清流と木製の橋が現れました。
清流は、一級河川の「川上川」。

とても水が綺麗で心が癒されます。


山ノ鼻到着(7:00)

鳩待峠を出発して約1時間、尾瀬ヶ原と至仏山との分岐点にあたる山ノ鼻に到着です。

尾瀬は、あまりコース途中にトイレがないので、ここでみんなトイレ休憩です。

トイレの前には、100円の環境保全協力金のボックスがあったのですが、そのボックスに

PLEASE DO NOT PUT FOREIGN COINS

外国、ゲームの硬貨を入れないで下さい

注意書きが。。。

外国人が入れているのでしょうか。。。

ここには、山小屋やお店がたくさんあります。
ビジターセンターもあり、尾瀬についての資料や展示などがありますので、尾瀬散策の前には一度見ておいた方がいいと思います。


ミズバショウの群落、再び(7:10)

山ノ鼻を過ぎるとようやく尾瀬らしい大湿原が拡がります。

ちょうど、その湿原に入ったところ辺りにミズバショウの群落があります。
ここは、さきほどと違って白い葉が咲き誇っており、とても綺麗です。

ここにきて空も青空となり、至仏山の残雪をバックに映えるミズバショウの群落がとても素晴らしく、みんな写真を撮るのに夢中になっていました。


延々と続く木道(7:25)

ミズバショウの群落を過ぎると写真のようにどこまでも広がる湿原の中を2本の木道が延々と続きます。

夏に比べると道端に咲く花や植物は数少ないのですが、それでもところどころに咲いている花を見つけては、足を止めて写真撮影をされている方がたくさんいらっしゃいました。


逆さ燧(7:40)

木道をしばらく進むと地塘(ちとう)と呼ばれる小さな池が木道の両側に現れてきます。
これは、一般的な池と異なり、岸が直立か水面に張り出していて底まで泥炭でできているとのことです。

この地塘の水面に燧ヶ岳の姿が逆さまに映り込んだ景観を「逆さ燧(ひうち)」というらしいです。
小波も立たないくらいに風のない晴れた日でないと撮れないようで、なかなかこれを写真に撮るのは難しいらしいです。

今日はあいにくの曇り空で逆さ燧は見ることができませんでした。

参考までに下の写真が、以前、夏に訪れた時に撮ったものです。


牛首分岐点(7:55)

牛首分岐点に到着です!

ここで少し休憩を取ることにしました。
ここは、竜宮方面とヨッピ吊橋方面への分岐点となっています。

我々は、これから竜宮へ向かいヨッピ吊橋経由でまたこの分岐点に戻ってくる予定です。


絶景ポイント(8:15)

牛首分岐点から竜宮方面に少し進んだところにあるミズバショウの季節の尾瀬の絶景ポイントに到着です!

この季節の尾瀬の写真と言えば、必ずこの場所から撮影したものが掲載されています。
今日は残念ながら晴天に恵まれませんでしたが、それでも至仏山をバックにしたミズバショウの群落と清流が見事な景観を見せてくれています。


竜宮の入り口(8:30)

竜宮の分岐点近く、木道から右手奥に入ったところに「竜宮の入り口」と呼ばれる箇所があります。

尾瀬ヶ原は高層湿原ということもあり、湿原に覆われ目視で水の流れの確認はできませんが、その下には、竜宮のような水脈がいくつも存在しているそうです。

竜宮の入口と出口にはそれぞれ淵があり、入口に流れ込んできた水が地中に潜り、50m程先の出口から再び地上に湧き出してきています。
写真は、入り口の部分で三方から流れ込んできた水が渦を巻くように地中に吸い込まれて入ってました。

ちょうど木道の反対側に竜宮の出口もありました。


竜宮小屋(8:45)

竜宮の分岐点のすぐそばに「竜宮小屋」があります。

ここは山小屋で売店や食堂もあります。
この山小屋のすぐ近くにトイレもあります。

今回のコースでは、山ノ鼻とここの2か所しかトイレがありません。

朝早かったため、みんな少し疲れているようでしたので、ここで少し休憩としました。


ヨッピ吊橋(9:30)

竜宮の分岐点に戻り、ヨッピ吊橋に向かいます。

分岐点からは、約30分ほどかかります。

この吊橋は、東京電力が造ったもので定員10名です。

東京電力は、尾瀬国立公園全体の約4割の土地を所有しており、尾瀬の自然保護に取り組んでいます。


ポッカさん(9:40)

ヨッピ吊橋からの帰路で「ボッカさん」に出会いました。

車が入れない山では、荷物は人間が運ぶしかありません。
尾瀬も同じで、荷物は「背負子(しょいこ)」に積んで人が運びます。

尾瀬ではこの荷物を運んでいる人は、「ボッカさん」と呼ばれているようです。


ついに雨が。。。(10:25)

牛首分岐点が近付いてきた頃からポツポツと雨粒が落ちてきて、しばらくすると本降りに。。。

しばらく止みそうな気配がなかったので、仕方なくレインウェアを着ることにしました。


大渋滞(10:30)

牛首分岐点を過ぎたあたりから、ツアーの団体客とすれ違うことが多くなりました。
それもかなりの数で、ツアー客の胸元を見ると「クラブツーリズム」のネームプレートが。。。

こんなところにもクラブツーリズムが。。。

恐るべし、クラブツーリズム。。。

おかげで写真のように木道は大渋滞で、尾瀬の素晴らしい景観も台無しです。

あ~、すれ違いで良かった。。。


ランチタイム(10:40)

牛首分岐点を少し過ぎたところでちょうどベンチが空いていたので休憩タイムです。

ランチタイムは、山ノ鼻に戻ってからの予定としていたのですが、ここにきて雨が小降りになってきたのと、山ノ鼻も混んでいる可能性が高いと判断し、ここでランチタイムとすることにしました。

写真は、メンバーの一人のカレーうどんの残りつゆ+ご飯ミックスです。
雨の場合も考えて、安全のため自分はお昼はパンにしたのですが、 そばで見ているとカップラーメンにすれば良かったと思いました。


山ノ鼻(11:45)

山ノ鼻に到着。

山ノ鼻小屋でトイレ休憩としました。

休憩後、ソフトクリームが無性に食べたくなったので、つい、食堂で買って食べました。
疲れた体には、最高でした。


雨、本降りに。。。(13:15)

山ノ鼻から鳩待峠までは、標高差約200mの上りです。

牛首分岐点からここまで小雨が降ったり止んだりの繰り返しだったのですが、半分ぐらい登ったところで、ここにきて本降りに近い雨に。。。

ただ、木々に覆われた登山道は、そんなに濡れるほどではなかったので、レインウェアをまた着るのも面倒になり、そのまま鳩待峠を目指しました。


大混雑の鳩待峠(14:00)

ようやく鳩待峠に到着!

雨はすっかり上がったようだったのですが、朝の到着時とはうって変ってかなりの登山客で大混雑しています。
混雑する人々の中、あちらこちらでツアーの添乗員が大声でツアー客の呼び出しを行っていました。

しばらくして、我々も集合時間の14:30にマイクロバスに乗り、尾瀬戸倉で再度バスに乗り換えました。


至福の時(15:15)

尾瀬戸倉で大型のバスに乗り換えた瞬間に外は突然の大雨に。。。

う~ん、快晴には恵まれなかったのですが、いつもながらこういうところは運がいいかな~と思います。
バスの中では、鳩待峠で買ったビール2本とつまみで至福の時を過ごしました。

さすがに疲れで酔いが回ったのか、バスが高速に乗った頃には熟睡状態でした。。。

今回で3回目の尾瀬ツアー!

100点満点の天候とは言えませんでしたが、前半は好天に恵まれ、ミズバショウの素晴らしい群落も見ることができ、良かったと思います。

ただ、天候やミズバショウの咲き具合を見る限り、梅雨前の5月の最後の週末が訪れるにはベストだと思われます。


ミズバショウの尾瀬は5月の最後の週末がベスト! 
今回の教訓
2017-05-21T10:25:31+00:00

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