~へたれ部長の登山・トレッキング備忘録~

第60回:笠取山 ~ 心臓破りの山頂登頂 ~

ホーム/第60回:笠取山 ~ 心臓破りの山頂登頂 ~

日程 2015年6月13日 参加メンバー 8名
スタート地点 作場平口 ゴール地点 作場平口
最高標高 1953m コース標高差 643m
歩行距離 9.5km 歩行時間 6時間

trekkingmap-20150613 ※クリックで拡大
ギャラリーを見る

今年の部活の最大イベント「涸沢」に備えて、メンバーのスキルアップのために、東京近郊で標高2000mぐらいの初心者でも比較的登りやすい山を探していたところ、笠取山という山を見つけました。
サイトで調べてみると登山道も整備され、山頂直下以外はそれほど厳しい道もなく、山頂からの眺望も良い。

ということで、記念すべき第60回目の部活は、奥秩父の笠取山です!

いろいろなサイトを見ると駐車場が9時前には一杯になってしまうということだったので、高速道に近く始発で集まれる場所ということで調布駅に6:15集合にしました。

全員、遅刻することなく集合し、調布駅を6:20に出発。
中央道の渋滞を心配していたのですが、大きな渋滞に捕まることもなく、勝沼ICに到着したのは、7:40
予定よりも1時間、早いです。
さすがに梅雨時のお出かけは少ないようで助かりました。

先月のGWの真っ只中に中央道を利用した時は、調布から河口湖まで5時間ぐらいかかったので、夢のような速さです。。。

ここから、下道を通り、作場平駐車場を目指します。


駐車場到着(8:30)

勝沼ICから国道411号線を目指して進みます。
大菩薩嶺ラインを通り、国道から脇道に入ると、そこはかなりの狭く曲がりくねった道で、道路も凸凹が多数ありました。

そんな道を15分ぐらい進んだところで、最後尾の車が付いてきていないことに気づき、路肩に停車して待ちます。
しばらく待つも、一向に現れないので、路肩に脱輪でもしてしまったのではないかと心配になり、1台は先行して 駐車場に先に行ってもらい、我々の車はUターンして後続車を探しに行くことに。。。

すると、しばらく戻ったところで、前方から遅れていた車がやってきました。

あ~、良かった。。。

聞くと、メンバーのKさんが車酔いになり、休憩していたようです。

この道じゃあ、無理もありませんね。。。

アクシデントのため若干遅くなり、駐車スペースがあるか心配だったのですが、まだ、数台分のスペースが残っていました。

ラッキー!!


バイオトイレ(8:50)

駐車場から1分ほど道路を奥に進んだところにトイレがありました。
ここのトイレは、バイオトイレでした。
入口が左右にあったので、男女別かと思ったのですが、中で通じてました。。。

トイレの周辺は、少し広くなっており、ここで出発の準備をします。


出発(8:50)

準備運動を済ませ、早速出発です!

上空を見上げると空は青空!

今日はどんな絶景に会えるか、期待が高まります!

登山口は、トイレのある場所から道路を挟んだ反対側にあります。

今日のコースは、登山口にあたる作業平口から赤色のコースを辿って山頂を目指します。
(※写真をクリックすると拡大します)


癒しの森(9:05)

登山口を出発するとすぐに写真のような緑深い森があり、朝のすがすがしい空気と木漏れ日が日頃の疲れを癒してくれます。
登山道は広く、整備されており、とても歩きやすいです。

 

美しい渓流と緑色に輝く苔(9:10)

登山道を少し進んでいくと、苔で覆われた岩が多くなり、トトロの森のような神秘的な空間となります。

気が付くと、登山道に添うように美しい沢が現れ、流れる水の透明度の高さに感動します。

沢の岩の苔は、登山道のものより一層美しく、緑色に輝いています。
この「緑色に輝く苔」こそが、上流に広がる森林の豊かさの象徴との説明がされていました。

いや、ほんとに、ここを歩くだけで、来て良かったと思いました!

それほど気持ちのいい登山道です。


人工林(9:20)

気持ちのいい登山道を進んで行くと、「少し空を仰いでみませんか」との看板が。

上を見上げると、そこには、まっすぐに天を突いて伸びているカラマツが目に入りました。
高さは、30m以上あるとのことです。

ここは以前、荒地だったようで、最初、ヒノキを植えていたらしいのですが、冬の寒さで枯れてしまったそうです。
そのため、寒さ対策のためにカラマツを先に植え、その後、ヒノキを植えたところ、うまく育ったようです。
このあたりのカラマツは、大正15年頃に植えられたとのことです。

もう90年近くも経っているんですね。。。


沢沿いを進む(9:25)

登山道の途中には、時折、写真のような趣のある木製の橋が現れます。
沢を右へ左へとこのような橋を渡りながら進んで行きます。

やっぱり、沢沿いの歩きは、いいですね!

せせらぎの音がBGMとなりとても心地良く、気持ちの良い歩きが続きます!


一休坂分岐(9:35)

登山口を出発して約30分で一休坂分岐点に到着しました。

笠取小屋まで、ここからヤブ沢経由で行くコースと、一休坂を越えていく急登コースとがあります。
急登コースは、下りの時に通ったのですが、眺望のない急な上り坂が淡々と続くので、絶対、ヤブ沢経由で登ることをおすすめします!


鳥の巣箱?(9:40)

登山道の傍らの木には巣箱らしきものが一定間隔で設置されています。
実際に鳥が入っている姿は見かけませんでしたが、森のあちこちからはウグイスなどの小鳥の心地よいさえずりが聞こえてきます。


美しい沢(9:40)

こんな美しい沢沿いを進む登山道がずっと続くんですよ~

ほんと、気持ちがいいです!


ヤブ沢到着(9:50)

ヤブ沢に到着です。

ここから、一休坂に行くこともできます。
我々は、ヤブ沢峠を目指します。

 


目を疑うほどの無数のオタマジャクシ(10:00)

ヤブ沢峠を目指して登山道を進んでいると、前方から女性陣の悲鳴が聞こえてきました。
何事かと思い、駆け寄ってみると、道端の黒く濁った水たまりをしきりに指差しています。

近付いてみると水が濁っていたのではなく、そこには、目を疑うほどの無数のオタマジャクシが。。。

思えば、この登山道、最初はヒグラシの声かと思っていたのですが、あたりから無数の蛙の鳴き声らしきものが聞こえています。
それだけ、蛙が多く生息しているということでしょうか。。。


ヤブ沢到着(10:20)

ヤブ沢峠に到着です!

峠というだけに眺望を期待していたのですが、周りはヤブだけです。。
看板に近寄って、写真を撮ろうとしていると、左の方のヤブに近いところに数人の登山者がおり、ヤブの中を見つめています。
何を見ているんだろうと近寄ってみると、そこには野生のシカが!

気配に気づいた他のメンバーも近寄ってきて、ここぞとばかりにカメラのシャッターを押します。
シカの方も人馴れしているのか、逃げることもなく、さながら、モデルの写真撮影会のようです。


広い舗装道(10:30)

撮影会が10分ぐらい続いた後、舗装された広い道を笠取小屋へと向かいます。


笠取小屋(10:45)

ヤブ沢峠から15分ほどで笠取小屋に到着です。

ここには、登山口と同じバイオトイレが設置されています。

小屋の傍には、テント場があります。
テント場は、広々としており、ここでテント泊するのもいいな~と思いました。


大菩薩嶺(10:50)

小屋の前からは、遠く大菩薩嶺も見えました。

この頃から、上空に雲が多くなり、太陽の姿を隠してしまいました。
今日は、午後から下り坂の予報で、午前中一杯は晴れを期待したのですが、ちょっと残念です。


山頂へ向け出発!(11:00)

小屋前で少し休憩した後、山頂へ向けて出発です!
バイオトイレ前の林の中の歩道を進んで行きます。


雅峠分岐(11:10)

雅峠分岐を通過します。
この辺りはから視界が開け、眺望が期待できそうです。


小さな分水嶺(11:15)

雅峠分岐のすぐ先の小高い丘の上に「分水嶺」がありました。

この分水嶺は、「荒川」「富士川」「多摩川」の3つの河川の分水嶺になってるいるようです。

この丘からは、笠取山の山頂が見えます。

あと少しだ!


全員絶叫(11:20)

丘を下って、少し進んだところで、笠取山の全貌がその姿を現しました!

事前にわかっていたとはいえ、そのあまりの急勾配にメンバー全員、絶叫です。。。

えっ!、これを登るの~?!


山頂直下(11:25)

山頂直下まで来ました。
ここから見ても、やはり急です。

覚悟を決めて登ります。

細い登山道が山頂に向かって伸びていますが、真っ直ぐに登っていく道と坂道を少しジグザグに進める道があります。
ジグザグの方が足への負担が若干、軽く登りやすいので、こちらを通ることをおすすめします。


さすがにキツイ(11:32)

山頂まで半分ぐらいのところまで登ってきました。
さすがに休み休み登らないとキツイです。。。
後ろを振り返ると他のメンバーも苦しんでいるようです。


山頂到着!(11:35)

10分ぐらい急登を苦しんだ後、山頂に到着です!
ここから、登ってきた道を見ると、よく登ったなと思います。

すぐそばに笠取山の標識が立っていたのですが、山梨百名山との明記はあるものの標高は書かれていません。
実は、笠取山の本当の山頂は、この先にあるのです。
ただ、本当の山頂は眺望が良くないので、みんなここで記念撮影をしています。

天候が良ければ富士山やアルプスの山々も遠くまで見渡せるようなのですが、残念ながら、曇り空のため、見ることはできませんでした。


ランチタイム(11:45)

急登に苦労していた他のメンバーも、なんとか山頂に辿り着きました。
山頂は思ったほど広くなく、後から団体の登山客が登ってきていたので、早速、ブルーシートを広げ場所を確保し、ランチタイムとしました。


冷やしつけ麺(11:50)

今日のランチはコンビニで買った弁当です。
他のメンバーも各自用意してきた昼食を食べ始めます。

そんな中、メンバーのEくんが、ザックから大きなタッパーを取り出し、つけ麺そばの準備を始めました。
つけ汁に半熟卵チャーシューネギなどを投入、本格的でとても美味しそうでした。


本当の山頂を目指して(12:25)

昼食を食べ終わる頃には、山頂もかなり混雑してきたので、本当の山頂を目指して出発します。
本当の山頂への道は、これまでの整備された登山道とは違い、結構険しい道です。
道が狭く岩場もあり、岩によじ登ったりしなければならないところもあります。
他のメンバーも、ここまでの登山道がとても整備され歩きやすかったので、こんなところを行くの~と、ちょっと困惑気味でした。


本当の山頂(12:35)

10分ぐらい、悪路を進んだところに山頂の標識が立っていました。

標高は、1953m。 確かに山頂です。

この山頂は非常に狭く、数人程度しか立っている場所がありません。
眺望もほとんど良くないので、無理にここを訪れる必要はないかもしれません。


水干尾根(12:50)

山頂から先もヤブのような狭い道が続き、しばらく進むとようやく整備された登山道へと出ます。

その登山道を少し進むと水干尾根の分岐点があります。
ここを次の目的地の「水干」方面に向かいます。


水干(12:55)

水干に到着です!

ここが、多摩川の源頭です。

ここから流れた水が遥か東京湾まで138kmもの道のりを旅立っていきます。
写真では、うまく撮影できませんでしたが、湿った岩を伝わって水のしずくが時折、落ちていました。


水道場(13:00)

水干の先に「水道場」とかかれた標識が立っており、

~ 多摩川の最初の流れが見られます。~

と書かれていたので、

ここまで来たら見ないわけにはいかないと思い、そちらに向かいます。

ここの下り、結構、急です。

後で登ってくるのが辛そうだな~


多摩川の始まりの場所(13:05)

谷まで下りてくると、そこに地面から湧き出てきている水を発見!
最近、雨が少なかったせいか水量はわずかでしたが、ここから流れ出た水が最終的には大きな多摩川になるんですね。

自然ってすごいです。


急坂コースへ向かう(14:00)

笠取小屋まで戻ってきました。
ここからは、上りの道とは違う一休坂を経由して下るコースに向かいます。


淡々と下る(14:15)

こちらのコース、最初の少しは沢沿いを歩くのですが、その後は、写真のような木々に覆われた眺望のない登山道を淡々と下りて行きます。
途中、急な場所も多々あるため、ここを登ってくるのは楽しくなさそうです。
やはり、登りは沢沿いの道をおすすめします。


一休坂分岐点(14:50)

一休坂分岐点に到着。
ここからは、登りに通った道を下ることになります。

 

美しい沢(15:05)

天候が曇りになってしまったせいで、緑の色鮮やかさがちょっと落ちてしまっていますが、それでもとても美しいです。
メンバーのみんなも立ち止まってシャッターを押していました。


シカ再び(15:15)

ようやく登山口に着いた頃に、後方を見ると、なんとシカが駆け寄ってきます。

登山客が何か食べ物を与えてしまったのではないかと思いますが、我々のすぐそばまで来て、何かくれるのを待っているような感じでした。

駐車場付近まで追っかけてきて、道路に出てしまわないかとちょっと心配でした。


温泉「天空の湯」(17:00)

今日の温泉は、勝沼IC近くの「ぶどうの丘」にある温泉「天空の湯」です。
ここは、以前にも訪れたことがある場所です。

「ぶどうの丘」は、南アルプス・甲府盆地を一望できる場所にあり、温泉以外にワイナリーやレストラン、美術館、売店など各種施設がそろった観光地です。
我々が訪れた時も観光客で一杯でしたが、なんとか駐車場に停めることができました。

ここの温泉は、寝湯、ミストサウナ、露天風呂など充実しています。
温泉で体の疲れを癒した後、館内にあるレストランでみんながあがってくるのを待ちます。
ここは座敷などもあり、何も食事をしなくても利用可能です。

通常は、ここで生ビールといきたいところですが、今日は残念ながらドライバーの身、ソフトクリームで我慢しました。

笠取山、山頂までの登山道は整備されており、また前半の沢沿い歩きはとても気持ちが良く、おすすめできる山です!
天候が曇りで山頂からの絶景が見られなかったのは残念ですが、それでもとても満足できる山でした。
次回はテント泊で来てみたいと思いました。

笠取山は、初心者にもおすすめの癒される山だった 
今回の教訓

スポンサードリンク

 

★★ブログランキング参加中★★
▼応援クリックしてもらえると、嬉しいです!!
にほんブログ村 アウトドアブログへにほんブログ村 アウトドアブログ 登山へにほんブログ村 アウトドアブログ 軽登山・トレッキングへ

2017-05-21T10:25:15+00:00

コメントする