~へたれ部長の登山・トレッキング備忘録~

第88回:3泊4日 涸沢(紅葉ピーク)1日目 ~ 紅葉真っ盛り! ~

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日程 2017年9月29日~10月2日 参加メンバー 2名
スタート地点 上高地バスターミナル ゴール地点 涸沢
最高標高 2309m コース標高差 804m
歩行距離 約15km 歩行時間 6.5時間
行程 三泊四日(1日目) 宿泊場所 涸沢(テント場)

trekkingmap-20120819 ※クリックで拡大
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今回も、前回に続いての涸沢です。
しかも、紅葉真っ盛りの涸沢のテント泊です!
また、久しぶりの奥穂高の登頂も目的の一つです!

一昨年に紅葉時期の涸沢を狙って訪れたのですが、その時は涸沢上部のピークを少し過ぎてしまっていました。
そのため、ヒュッテのテラスからの紅葉は、若干、枯れかかっており、絶景の紅葉というほどではありませんでした。
なので、今回は、どうしても紅葉のピークの景色を見たいと思っていました。
今年は、9/30、10/1が土日だったので、その前か後ろに有給を取って天候が良い方を3連休にして行く予定にしました。
当然、バスもどちらのスケジュールになってもいいようにあらかじめ予約をしておきました。

そして、出発日前の水曜日の予報では金~日まで、良い天気の予報です。
しかも、ちょうど週末が紅葉のピークとのこと!!
ただ、金~土は、気温が低く風が強いらしい。
とすると、奥穂高に登頂するには日曜日が最適。
いろいろ考えたのですが、どうせテント泊、1泊増えても1000円しか変わらないと思い、思い切って、金~月の3泊4日で行くことに決めました!
 


夜行バス(22:25)

涸沢は長野県上高地の奥、約6時間ほど徒歩で歩いて行ったところにあります。
なので、上高地までは夜行バスを利用して行きます。
バスは、いつも「さわやか信州号」を利用。

さわやか信州号」は、今年から新宿のバスタ新宿から出発することになったので、ターミナルの4Fの待合室で待ち合わせます。

木曜日の夜だというのに、バスタ新宿の待合室は、相変わらずバスを待つ大勢の方で、混雑しています。
なんとかYくんと合流し、バスの到着を待ちます。

バスは、定刻通り22:25に新宿を出発。
今回は、3列シートのグリーンカーを予約することができたので、快適な眠りにつくことができました。


 


上高地バスターミナル(5:15)

バスが上高地バスターミナルに到着したのは朝の5:15

前回の9月初旬は、この時間は、まだ少し明るかったのですが、9月末ともなるとまだ暗いです。
しかし、木曜日にも関わらず人は多いです。
やはり、涸沢の紅葉がピークということで我々同様、多くの登山者が休みを取って来ているんでしょうね。

気温も前回よりも下がっており、長袖の上着を一枚、上に羽織っていても少し寒かったので、薄手のダウンを一枚上に着込みました。


 


朝食(5:30)

荷物や服装の準備を済ませ、バスターミナル近くのベンチで朝食です。

ベンチの傍は、梓川の清流が流れ、対岸の奥には穂高の美しい山々が見える絶景スポット。。。
なのですが、前回は、この時間はすでに明るく山もよく見えたのですが、今回は、霧が立ち込めてあたりは真っ白です。

ただ残念ながら、朝食は、出発前にあらかじめ買っておいた菓子パンです。


 


出発!(5:55)

朝食後、準備運動を済ませ、涸沢に向けて出発です!

先ほどまで辺りに立ち込めていた霧も、ほとんどなくなり、梓川の向こうに穂高の美しい山々が綺麗に見えてきました!

こんな景色を見ると、おのずとテンションが上がってきます!


 


河童橋(6:00)

バスターミナルを出発して5分ほどで河童橋に到着。

川の水の色は、エメラルドグリーンで、その奥に穂高連峰が見えます。
辺りは、若干、霧が多いものの穂高の稜線付近は、朝日で薄っすらと赤く染まっています。

何度見ても、この河童橋からの美しい景色には感動します。


 


涸沢に向けて出発(6:05)

河童橋からの素晴らしい景色を堪能し、いよいよ涸沢に向けて出発です!

我々と同じように涸沢へ向かうと思われる登山者も大勢歩いています。


 


「ホームレス画伯」のテント(6:10)

河童橋からしばらく歩くと、、河童橋で油絵を描き続けている渡辺さんのテントがありました。

出来上がったばかりの作品なのか、テントの向かいの道路傍に油絵が立てかけてありました。


 


明神岳(6:35)

河童橋から少し進むと左手に梓川が並走するようになり、その奥に明神岳が綺麗に見えてきます。

空は青空、気分がいいです!


 

登山道に並走する梓川は、目を疑うほどに透き通ったエメラルドグリーンに輝いており、本当に美しいです。

ついこの間、見たばかりですが、何度見ても川の美しさには心癒されます!


 


明神館(6:55)

バスターミナルから約1時間で明神館に到着。
我々同様に涸沢に向かう登山客が休憩を取っていました。

ここは、昼間は上高地の観光客で賑わっているのですが、さすがにこんな早朝には、登山客しかいないでようです。


 


古池(7:15)

明神館から少し進み、徳沢までのちょうど中間地点に「古池」があります。
水の透明度が高く鏡面効果もあり、神秘的な美しい場所です。

まだ、朝早いため、あまり鏡面効果が発揮されていないようです。

残念です。。。


 


明神岳と梓川の並走続く(7:20)

明神館から次のチェックポイントの徳沢まで約1時間の道のりなのですが、登山道と並走するように明神岳梓川が常に見えます。

とても美しい光景なので、歩いていてもとても気持ちいいです。

 


治山工事(7:15)

しばらく進むと土砂崩れが起きた個所があり、土砂崩れの箇所を工事しているようです。


 

9月初旬に来た時は、歩道を大きく川側にスライドさせていましたが、今回は、山側に道が作られていました。

 


徳沢キャンプ場(7:35)

バスターミナルから約2時間、徳沢に到着!

ここには、木々に囲まれた広々としたキャンプ場があります。
紅葉の時期ということもあり、前回より、混雑していました。

 


みちくさ食堂(7:50)

キャンプ場のすぐ先にある「みちくさ食堂」は、ソフトクリームで有名です。


 

やはり、9月末の早朝ということもあり、気温が低く、「ソフトクリームを食べたい!」という気分になれなかったので、前回同様、帰路にすることにしました。

 


新村橋(8:05)

徳沢からは、しばらく林間の道を進みます。
20分ほど歩いたところに新村橋があります。


 

パノラマコースを通って涸沢から下山した場合は、ここに出てくることになります。


 


穂高連峰(8:20)

新村橋を過ぎてしばらく歩くと、再び道の左手に梓川、その奥に前穂高を見渡せる絶景の歩きが続きます。


 

河原には、大きな木が一本だけ立っている箇所があります。
周りには全く木が生えていないので、かなり目立ちます。


 


横尾に到着(8:45)

バスターミナルから約3時間で涸沢までの中間地点の横尾に到着!

やはり、紅葉の時期ということもあり、平日にも関わらず、大勢の登山客がいました。


 


横尾大橋(9:15)

休憩を終え、横尾大橋を渡り、涸沢に向かいます。
横尾までは比較的平坦な道だったのですが、この橋から先は本格的な山道が始まります。


 


急な登山道(9:40)

横尾大橋からしばらくは平坦な道が続くのですが、その後、写真のような急な登山道になります。

前回は山小屋泊だったため、荷物が軽かったですが、やはりテント泊装備を背負っての登りは歩きにくいです。

 


屏風岩(10:10)

国内最大級の岩場「屏風岩」です。

写真で見るとそんなに迫力がないかもしれませんが、生で見ると大迫力でアドベンチャー映画にでも出てきそうな情景です。
ここをロッククライミングで登る人もいるらしいですが、自分には信じられないです。。。


 


本谷橋(10:15)

横尾からの最初の休憩ポイント「本谷橋」に到着です。

今日は、金曜日とは思えないほど、人が多いです。。。
ここまでの登山道でも渋滞が、かなり起きていました。

この橋、結構揺れるので、怖い人は右下の川岸に設置されている小橋を通ることをおすすめします。

これからの急登に備えて、ここで一休みしました。
 


急坂(10:30)

本谷橋から先は、これまで以上の急坂になります!

しかも、岩がゴロゴロしているため、足元に注意しながら登る必要があります。

さすがに紅葉の時期です、登山道は下山してくる登山者とのすれ違いで、結構、混んでいます。


 


遥か遠くに涸沢カール(11:15)

登山道の木々の合間から、遥か遠くに涸沢カールが見えてきました。

まだ、遠いな~


 


ガレ沢のトラバース(11:17)

本谷橋から1時間ぐらい登山道を進んだところに、山肌に無数の落石がある個所があります。
ここは、落石の上を浮石に気を付けながら慎重に進む必要があります。

しかし、昨年とは見違えるように岩場が整備されていました。
ヒュッテなどの山小屋のスタッフの方々が整備されたのだと思いますが、昨年は、ガタガタだった道が、舗道のように整備されており、その作業量を思うと、作業された方に頭が上がりません。

本当にありがとうございます!

 


涸沢カールまであと少し(11:25)

急坂の後、ガレ沢のトラバースが終わり、しばらく樹林帯が続きます。

この辺りで、日頃の運動不足のせいか、Yくんの足取りがかなり重くなり、大勢の登山客に追い抜かれていきます。
その数があまりに多かったため、テントを張る良い場所の確保を優先するために、Yくんと相談し、自分だけ先行して場所取りをすることにしました。


 

この樹林帯を抜けると写真のような岩場の間を沢が流れる少し開けた場所に到着します。
ここからは、涸沢カールがかなり近くに見えます。


 


屏風の耳(12:00)

登山道の左後ろに尖った山が見えます。

これが、屏風の耳です。

屏風の耳の下あたりの木々の紅葉もとても綺麗です!
明日は、屏風の耳に行く予定です。


 


紅葉真っ盛り(12:10)

樹林帯を抜け、開けた場所に出ました。
この辺りの紅葉も、とても綺麗で、多くの登山客がその美しさに何枚も写真を撮ってしまいました。

ただ、残念ながら、涸沢カールあたりは、雲が多く天気がすっきりしない状態でした。

あと、空が晴れてくれればな~


 


ヒュッテ到着!(12:20)

ようやく、涸沢ヒュッテに到着!

ヒュッテの前では、多くの登山客が到着の記念写真を撮っていました。

ヒュッテのテラスでは、多くの登山客が昼食を食べていました。
しかし、この時間は、まだ大混雑というほどではありませんでした。
(※この後、テラスは、大変なことになります。。。)


 


取りあえずテント場確保へ(12:25)

お腹も空いていたのですが、取りあえずテント場確保へ向かいます!
テラスから見る限りは、まだ、それほど混雑という感じではありませんでした。

ヒュッテから続く石道の左右は、利便性が良いため、すでに多くのテントが張られていました。
それでも、かなり涸沢小屋側に歩いていった辺りで、何か所か空いている場所がありました。
どこにしようか、結構迷ったのですが、早くしないと他の人に取られてしまうと思い、道に近く隣接している2か所に荷物を置いて場所の確保を行いました。


 


Yくんと合流(12:50)

テント場を決めるのに時間がかかってしまったので、テラスに戻ると、Yくんが到着していました。
この頃には、稜線付近にあった雲が取れ、青空が広がってきました!

やはり、日が差すと紅葉も一段と綺麗です!
おのずとテンションも上がってきました!

涸沢を何度も訪れている自分でも、苦労してここまで登ってきた後でこの光景を目にすると思わず叫びたくなってしまいます。
それほど、このテラスからの景色は感動的です!


 


テント設営!(13:50)

テント場に戻ると、さっきまで空いていた場所も、次から次へとやって来る登山者で、どんどん埋まっています。

お腹が空いていたこともあり、急いでテントを設営しました。
自分のテントは、ニーモの「タニLS 2P」です。
一世代前の「タニ 2P」を持っていたのですが、先月の雲ノ平の時に荷物の軽量化を行うために、新型を購入しました。
新型の方が500gぐらい軽量化されています。
タニ2Pの設営手順の詳細をご覧になりたい方は、こちらのページを参照ください。

自分のテント場からカール方面を撮影したものです。
こちらの場所も結構、埋まってきています。
(※しかし、明日は、これ以上に大混雑になります。。。)


 


大混雑のテラスの売店(14:05)

テント設営も完了し、ようやく昼食です!
しかし、テラスに戻ると、そこには驚くべき光景が。。。

なんと売店には長蛇の待ち行列が続き、列の最後尾が、売店を一周して水場の前まで続いています。

えっ、マジ?!
これ、どのくらい待つの???


 


悲しみの「おでんと生ビール」(14:30)

涸沢と言えば、涸沢ヒュッテ名物の「おでんと生ビール」!!

これしかありません!!
これを楽しみに、ここまで頑張って登って来たのです!

しかし。。。

行列に並ぶこと30分、おでんの具は、ほとんど売り切れ、残っていたのは糸こんにゃくのみ!

仕方なく、2組(計4個)ほど買って、我慢することに。。。
涸沢に何回も来ていますが、こんなひどい仕打ちに遭うのは初めてです。。。

それほど、今日の混雑ぶりは、凄まじいです。。。


 


テント受付も大渋滞(14:55)

お腹もいっぱい(糸こんにゃくでは、無理)とは、いきませんでしたが、とりあえず、絶景を目の前に生ビールを堪能できたので、テント場に戻ることにしました。

しかし、戻る途中で、前方にまたもや行列が。。。

見ると、テント場の受付に並んでいる人の行列のようです。
見る限り、40~50人ぐらい並んでいるようです。

こんな行列に並ぶのも嫌なので、Yくんと話して、受付は、もう少し遅い時間にすることにしました。


 


テント場もかなり混雑(16:20)

さすがにここまでテント装備で登ってきた疲れもあるので、テントに戻ってコーヒーを飲みながら、まったりと過ごしました。
その後、受付を済ませ(時間をずらしても結局、行列はそれほど短くなりませんでした)、
夕食の準備のために水を汲みにテラスへ向かいました。

テラスから撮影したテント場の様子です。
(※しかし、明日は、さらに凄いことになります。。。)


 


夕食(16:40)

本日の夕食は、尾西の「わかめごはん」と「ボルシチ」です。
本当は、「香るチキンカレー」にしたかったのですが、どこのお店も売り切れでありませんでした。


 

お湯を沸かしてご飯ができるまで、少し時間がかかるので、テラスで買ってきたビールとつまみで宴を始めました。


 


テント場の灯り(18:50)

夕食後、することもなく、明日に備えて19時頃に早目の就寝としました。
テント場の灯りを見てもおわかりのように、多くのテントが設営されています。


 

明日は、天気が良くなりますように。。。

 

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2日目に続く
2017-10-09T20:54:48+00:00

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