~へたれ部長の登山・トレッキング備忘録~

第88回:3泊4日 涸沢(紅葉ピーク)2日目 ~ いまだかつてない大混雑 ~

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日程 2017年9月29日~10月2日 参加メンバー 2名
スタート地点 涸沢 ゴール地点 涸沢
最高標高 2565m コース標高差 215m
歩行距離 約15km 歩行時間 5時間
行程 三泊四日(2日目) 宿泊場所 涸沢テント場

trekkingmap-20151005 ※クリックで拡大
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~ 2日目 ~

この時期には珍しい寒気の影響で、夜はかなり寒かったです。
そのため、夜中に何度も目が覚めてしまいました。
 


トイレ待ちの大行列(5:30)

5時を過ぎると、早朝から山を目指す人でテントの外が騒がしくなってきました。
昨日のテラスの大混雑から、トイレの渋滞が心配だったので、取りあえずトイレに向かいました。

予想通り、トイレ待ちの大行列が!

女性用のトイレの行列は、水場の前まで続いていました。
行列は大用のものだったのですが、自分は、小用だったので、さほど並ぶこともなくできました。


 


モルゲンロートを待つ大勢の人(5:30)

今日のモルゲンロートは、5:35頃とのこと。
ヒュッテのテラスでは、モルゲンロートをカメラに収めようと待ち構える大勢の登山客がいました。
しかし、東の空に雲がかかっていたため、モルゲンロートの開始は遅れそうでした。


 

テントに戻って、モルゲンロートが始まるまでに着替えを済ませます。


 


モルゲンロート(5:45)

着替えを済ませ、テントを出るとモルゲンロートが始まっていました。
しかし、天候のせいか、期待するほど赤くはなっていませんでした。

明日に期待です!


 


朝食(5:55)

今日の朝食は、シーフードラーメン
お湯を沸かすだけなので、簡単です。

しかし、Yくんは、まだテントの中で眠っています。
まあ、今日はゆくりのスケジュールだからいいか。。。

 


涸沢カールの絶景!(8:30)

モルゲンロートが終わってから約2時間、Yくんの目覚めおよび朝食、出発の準備ができて、ようやく出発できそうです。
この頃には、空も青空となり、カールの紅葉も素晴らしい景色です!


 

来て、良かった!


 


屏風の耳(および頭)へ向け出発!(8:30)

屏風の頭へは、パノラマコースを通って行きます。
パノラマコースは、涸沢ヒュッテ横の道を少し下ったところから分岐があります。

分岐点には、以下の注意書きがあります。
<注意>
パノラマコースは、起伏が激しく、滑りやすい岩場が続き、事故が多発する難路です。
岩稜登はん経験のある方の通行をお願い致します。


 


涸沢カールの素晴らしい眺め(8:50)

パノラマコースは、最初は、低木に覆われた岩が多い道です。
この辺りの紅葉は、ピークの一歩手前といった感じでしょうか。

コースを5分ぐらい進んだ場所からは、涸沢カール全体が良く見渡せる場所があります。
ヒュッテのテラスからの眺めもいいですが、ここからはヒュッテ周辺の紅葉を含めたカール全体の素晴らしい景色を見渡すことができます。
早朝ということもあり、ヒュッテ周辺が若干、日陰となってしまっているのが少し残念です。


 


意外と危険な道(8:55)

山肌をトラバースするように道を進んでいくと、写真のように木道で道を補強した場所がありました。

そのすぐ先に鎖が補助として設置された場所があり、狭い岩の上を注意して通る必要があります。
実はこの後もこのように注意して通らなければならない箇所が何箇所も出てきます。
パノラマコースという名前とは違い、登山道は意外と危険な道です。
ただ、初級者でも気を付けて通れば、問題ないレベルだとは思います。


 


槍の穂先(9:05)

しばらく進むと、左側の山の稜線の奥に槍ヶ岳の穂先が見えてきました。
前回、屏風の頭を訪れた時は、曇っていて見えませんでしたが、今日は、快晴!
はっきりと見えます。


 


最初の難所(9:12)

しばらく進むと、写真のように狭い岩場をよじ登らなければならない箇所があります。
山小屋泊の荷物では問題ないですが、テント泊のような重い荷物を背負っている場合は、登るのに少し苦労します。
今日は、ほぼ空身に近いので、簡単に登れます。


 


第2の難所(9:20)

2番目の難所です。

こちらは、急な岩場をよじ登って行きます。
補助としてロープが設置されていますが、ロープを使わなくても登ることができます。

登り切った後も、補助のロープが設置された幅が狭い道が続きます。


 


第3の難所(9:30)

ロープが設置された下りです。
幅が狭いため、一人ずつしか通過できません
なので、反対側から登ってくる人も多くいるような混雑時は、かなりここで待たされると思います。

写真は、下った場所から撮影したものです。
ロープは設置されていますが、使用しなくても通過できます。


 


富士山!(9:45)

涸沢を出発して約1時間、ようやく尾根道に出ました!

ここからは、昨日歩いてきた徳沢あたりが良く見えます。
その奥、遥か向こうには、うっすらと富士山が見えました。


 


上高地への分岐点(10:10)

上高地への分岐点に到着です!

上高地へ向かう登山者は、ここでザックをデポして屏風の耳や頭に向かいます。
パノラマコースを経由して上高地へ下る場合は、新村橋方面へと下って行きます。


 


急登(10:20)

分岐点から、屏風の耳方面への道を登ります。
道は、最初から急な登りで、ハイマツに覆われた岩の多い道を登って行きます。


 


絶景(10:25)

ハイマツの林を抜けると、大きな岩がたくさんある開けた場所に出ました。

大きな岩の上に登って、後ろを振り返ると、

おーー

そこには前穂高や涸沢カールの絶景が!!


 

素晴らしい景色に、しばらく写真を撮りまくりました。
下の写真は、前穂高方面の写真です。


 


美しい紅葉(10:30)

しばらく絶景を堪能した後、最初の目的地の「屏風の耳」へ向かいます。
先ほどの岩場から、再び、ハイマツ林を抜けると紅葉が素晴らしい場所に出ます。

ここから、もう少し進むと尾根に出ます。
尾根の左側には、遥か遠くに昨日通ってきた横尾が見えます。

目の前には、屏風の耳(左耳と右耳)が見えます。
この辺りの紅葉も素晴らしいです。


 


アップダウンの尾根道(10:40)

屏風の耳の手前で、道を一旦、下ります。

下った場所は、道の左側が完全に崩れたようになっているため、注意が必要です。

下った後、再度、急登です。


 


屏風の耳(10:45)

屏風の耳(右耳)に到着です!

先ほどの岩場からは、カールの左奥が見えていませんでしが、ここからは、カール全体は見えます。


 

槍ヶ岳もはっきりと見えます。

いや~、今日は快晴、いい天気です!

実は、屏風の耳は右耳左耳の二つの頂があり(というか、二つあるので、屏風の耳と呼ばれている)、今いるのは右耳で、すぐ目の前の左耳に一人の登山者が立っているのが見えます。

その左のちょっと遠くに「屏風の頭」があります。
こちらはケルンが見えます。


 


屏風の左耳(10:50)

左耳に来ました。

右耳よりカールが良く見えます。
周りは絶壁、一歩踏み外せば、転落してしまいます。

右耳を撮影したものです。

テント場付近をズームで撮影、紅葉が綺麗です。

屏風の頭です。

 


屏風の頭へ(11:00)

屏風の頭は、2年前にも一度、訪れたことがあります。

実は、涸沢ヒュッテの方が作成された屏風の頭への登山道マップがあり、そこには「初心者の方は、屏風の耳まで」と赤字で書かれており、屏風の耳から屏風の頭への道は、

地を這ったハイマツの枝の中を苦労して通る。手に松ヤニが付いてしまう。
もぐって歩く感じの所。
ここでは必ずハイマツの中の道を通ること。
耳の脇から本谷(涸沢)寄りに踏み跡があるが、この下は垂直なガケ。
一歩誤れば転落してしまう。

と注意書きがしてあります。

Yくんに聞くと、今回も自分は行かないとのことだったのですが、折角ここまで来たのに行かないともったいないと思い、自分は行くことにしました。

注意書きの通り、前回同様、右側の方のハイマツを通る道へと向かいます。
正直、このハイマツへの道はどこが道の入り口なのかとてもわかりずらいです。
とにかく屏風の頭に向かってハイマツ林の右端の方に行けば写真のような道らしきものがあります。

このハイマツ林、注意書きのように地を這って通らなければなりません。
何も考えずにザックを背負ったままきてしまったのですが、完全に失敗でした。
木の枝にザックがひっかかり、通過するのに一苦労です。
また、松ヤニも多く、ザックや衣服にも付いてしまいました。
後で気づいたのですが、上着として着ていたウィンドシェルの袖が木の枝に引っ掛かり破けてしまっていました。

ここを通るには、空身で汚れてもいいような服で来ることをオススメします。
 


わかりにくい尾根道(11:10)

ハイマツと格闘すること約5分、ようやく林を抜け、尾根道に出ました。
尾根道は狭く、ハイマツに覆われてわかりにくいです。

一部、左側が切り立った場所などもあるので、注意して通る必要があります。


 


屏風の頭!(11:15)

尾根道を通過すると急登が待っています。
小石が多く滑りやすい道のため、登るのに時間を要します。

急登を登り切るとハイマツの尾根道があり、その先にケルンが見えます。

屏風の頭に到着です!


 


絶景!!(11:20)

ここからは、カールを正面に見ることができます。

槍ヶ岳も!

表銀座の山々もはっきり見えます!


 


ハイマツ帯の中を再び這う(11:35)

絶景を堪能したので、Yくんが待つ屏風の耳へ急いで戻ります。

帰路もまた、ハイマツ帯を通らなければなりません。
来るときもそうでしたが、帰るときもハイマツ帯の入り口がわかりづらいです。
正直、下りより上りの方が大変!
とにかくザックに木の枝が引っかかって中々先に進めませんでした。


 


下山開始(12:30)

お昼を過ぎたので、ヒュッテに戻ります。
下山方向の尾根道の紅葉も、素晴らしいです!

分岐点まで戻ってきて尾根道を進みます。

来たときに最後に通ったロープのあった場所を登ります。


 


テント場が。。。(13:05)

カールがよく見える場所まで戻ってきました。
ここからは、テント場もよく見えます。
すると、なんだか、とてつもなくテントの数が増えているような。。。
本来は、設営禁止の涸沢小屋近くの草の上にもいくつものテントが設営されていました。

マジかぁ~~

イヤな予感がします。。。


 


昨日以上の大混雑!(13:40)

ヒュッテの売店まで戻ると、イヤな予感が的中!
昨日以上の大混雑で、売店の行列も昨日より長くなっていました。

30分並んで、ようやくこの場所まで来ました。


 


生ビールとおでん!(14:15)

昨日に引き続いて、昼食は、ヒュッテのテラスで生ビールとおでんです!
(いや、昨日は、生ビールと糸こんにゃくでしたね。。。)

たまごが品切れだったので、おでんのフルセットは、無理でしたが、昨日に比べれば、全然マシです!

それにしても、この混雑ぶりは、凄まじいです。。。
Yくんも、紅葉最盛期には、二度と来ないと言ってました。


 


大混雑のテント場(14:30)

生ビールとおでんを堪能し、テント場に戻ります。
テラスから見るテント場は、予想通りの大混雑です。

テント場受付も昨日の1.5倍ぐらいの待ち行列となっています。

テントに戻ると、びっくり。
自分たちのテントの近くも、普通なら設営しなさそうな非常に狭い場所にも無理やり設営しています。

 


雪渓の上にもテントが。。。(16:00)

日が暮れてきたので、夕食の準備をするために水場に向かいます。
水場から戻る途中、テラスからテント場をあらためて撮影しました。
昨日とは、やはりテントの数が全然違います。

あと、雪渓の上(写真左上の方)にもテントがぎっしりです!!
やむを得ず設営しているとはいえ、すごいです。

紅葉ピークの涸沢、恐るべし!!


 


夕食(16:15)

今日の夕食は、ドライカレーとクリームシチューです。

昨日同様、お湯を沸かしてご飯ができるまで、少し時間がかかるので、テラスで買ってきたビールとつまみで宴を始めました。


 


大混雑のテント場(16:30)

夕食後、テント場を撮影してみました。

ヒュッテ方向。

遥か遠くのヘリポート付近にも設営している人が。。。

カール方向。

テラスからテント場方向。
草の上にも多数のテントが。。。


 


美しい星空(23:20)

夕食後、することもなく明日の奥穂高登頂の準備をして18:00頃に早目の就寝としました。
夜中、トイレに行きたくなり、テントから外に出ると満天の星空が!

思わず、デジカメで撮影してみました。
デジカメでもそれなりに綺麗に撮れるんですね。。。

こちらは、テラスから撮影したものです。

明日は、久しぶりの奥穂高、楽しみです!

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2017-10-09T23:08:20+00:00

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