夜行バス(23:00)
上高地は、日帰りだとちょっときついので夜行バスを利用して行くことにしました。
新宿の都庁近くの集合場所からバスに乗車します。
上高地がちょうどベストシーズンだけあって、バスは満席でした。
ただ、我々のグループ以外は、ほぼ中高年の方でした。
夜行バスは、途中3回ぐらい休憩スポットに停車しました。
河童橋(6:20)
夜行バスが上高地に到着したのは朝の6時前です。
6月でしたが、さすがに朝の上高地は気温が低く、吐く息が白く冬のような寒さでした。
上高地バスセンター近くのお店でツアーに付属の朝食弁当の支給を受け、弁当を食べる場所を探して取りあえず河童橋に向かいました。
朝食タイム(6:50)
ちょっと寒いですが、河童橋近くの川傍にベンチがあったので、ここで朝食タイムとなりました。
美しい川の流れを見ながらの食事は、いつもと違い気持ちのいいものでした。
ちなみに支給された朝食弁当は、こんな感じのものでした。結構おいしかったです。
ベンチの周りには、弁当のおこぼれを狙って鳩がうろうろしてました。
大正池に向けて散策開始(7:20)
お腹もいっぱいになったので、大正池に向けて上高地の散策開始です。
さすがに夜行バスの疲れで寝不足気味だたっため、みんな最初は足取りが重かったですが、時間が経つにつれて徐々に元気が出てきました。
最初は川沿いの道だったのですが、途中から木道になり、アトラクションのようで歩いていても楽しかったです。
ウェストン碑(7:30)
ウェストン碑に到着。
英国人宣教師として日本を訪れたウォルター・ウェストンは、北アルプスをこよなく愛し、その素晴らしさを著書を通じ、世界に紹介したそうです。
日本近代登山の父とも呼ばれており、ちょうどこの日に上高地ではウェストン祭が開催されることになっていました。
田代橋から望む穂高連峰(7:40)
大正池までのちょうど中間地点の田代橋からは、上高地のホテル群や穂高連峰が綺麗に見えます。
梓川の美しい清流と相まって非常に美しい景観です。
立ち止まって橋の上から写真撮影をされている方が多くいました。
田代池近くで記念撮影(8:00)
田代橋から梓川沿いをしばらく歩くと田代池近くにちょうど穂高連峰が綺麗に見える写真撮影スポットがあったので、思わずシャッターを切りました。
人なつっこい鴨(8:05)
記念撮影をしているところに、遠くから鴨がとことこと歩いてきました。
全く、人を怖がっていないようで、平気で人の傍に近寄ってきます。
周りにいた人たちは、ここぞとばかりにみんなシャッターを切ってました。
大正池から望む焼岳(8:30)
ようやく大正池に到着です!
天候も良く焼岳が綺麗に見ました。
焼岳は、活火山で写真ではわからないかもしれませんが、山頂からは噴煙が上がっていました。
大正池からの絶景(8:40)
大正池からは、穂高連峰が綺麗に見えます。
湖面(池面?)に映った穂高連峰が非常に美しく、見る人に感動を与える光景です。
上高地ナンバーワンの絶景です!!
田代池(10:00)
みんな寝不足気味だったので、大正池の近くの茶店で休憩を取った後、河童橋に向けて帰路を進みます。
帰路の途中、行きに立ち寄らなかった田代池に寄りました。
田代池は、原生林のなかにぽっかり広がる湿原地帯に澄んだ水をたたえています。
ここは、日本庭園のような穏やかな光景が美しいです。
ランチタイム(11:30)
上高地バスターミナルまで戻り、少し早かったですが、みんなお腹がすいていたようなのでランチタイムにしました。
みんな思い思いの弁当やパン・おにぎりなどを買って木陰のテーブルで食べました。
明神池に向けて出発(12:30)
河童橋から明神池までは、約1時間かかります。
道は、林間を進んでいきます。
アップダウンは、ほとんどないのですが、同じような景色がずっと続くので、ちょっと退屈になるかもしれません。
しばらく進むと、左側に梓川が見え、その奥に明神岳が見えるようになります。
明神岳(13:20)
明神池まであと少しのところにある明神館近くで休憩タイムです。
ここからは、明神岳が良く見えます。
明神池(13:30)
明神池は、散策路から少し奥まったところにある大小二つの池です。
ここは、梓川の古い流路が明神岳からの崩落砂礫によってせきとめられてできた池で、明神岳からの伏流水が常に湧き出ているため透明度が高いそうです。
池畔には穂高神社奥宮が鎮座し、池は穂高神社の神域となっているようで、池を見るには拝観料を払わないといけません。
猿の派閥争い?(14:30)
明神池から河童橋へ向けて、今度は梓川の左岸を下っていきます。
帰路は木道が多く、行きよりは変化に富んだ道で面白かったです。
途中で野生の猿が争っている場面に遭遇しました。
劇団だるま座(16:00)
無事、全員帰りのバスの集合場所のバスターミナルにたどり着くことができました。
帰りのバスのフロントには大きく「劇団だるま座」というネームプレートが掲げられていました。たぶん、休憩で止まるSAなどで迷子にならないためだと思います。
これのおかげで私も自分のバスがすぐわかりました。
帰りの中央道が事故で大渋滞で、一時は新宿到着時刻が終電に間に合わないような時間が予想されていたため、朝まで過ごせるマンガ喫茶をiPhoneで探していたのですが、途中で渋滞が緩和し、なんとか終電に間に合う時間に着くことができました。
夜行バスは、ちょっときついですが、早朝から散策できるメリットは大きいです。
部長は上高地は3回目ですが、今回が一番美しいと思いました。
上高地に行くなら6月初旬がいい!
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