当日は12月にしては天候にも恵まれ暖かい日だったので、トレッキングにちょうど良い気候でした。
筑波山は、高尾山クラスの山と侮っていたのですが、とんでもなかったです。。。
つくばエクスプレス(9:30)
筑波山へは、電車とバスで行くことにしました。
電車はつくばエクスプレスに乗れば秋葉原から45分ほどでつくば駅に到着します。
つくばエクスプレスは、初めて乗車したのですが、綺麗な電車でした。
つくば駅は、近代的に整備された駅で駅周辺の道路や建物も広々としていました。
ただ、つくば駅から発着しているバスは、旧式でスイカなどのカードが一切使用できませんでした。
筑波山神社入口(9:45)
筑波山神社入口でバスを下車。
筑波山行きのバスは本数が少ないせいもあってトレッキングをする人で満員でしたが、ほとんどの人がここで下車しました。
バスを降りると、目の前には我々を迎えるかのように赤い大鳥居が建っていました。
12月中旬ともなるとさすがに紅葉は終焉を迎えており、一部を除きほとんどの木々が枯れ葉状態です。
がまの油(10:00)
筑波山はがまの油で有名で、神社境内では「がまの油売りの口上」が行われており、観光客が見物していました。
登山道入口(10:15)
神社境内を抜けると登山道入口があり、入口の近くには、地図(右写真)もありました。
右の写真の「現在地」が登山口でここから青い道を登り、女体山頂に向かって稜線を辿り、そこからオレンジの道を下るといった感じで筑波山を時計回りに回る予定です。
意外とハードな登り(10:45)
筑波山は高尾山クラスの標高だったので、そんなに厳しくない登りだろうと高をくくっていたのですが、とんでもないです。。。
さすが、日本百名山に選ばれるだけのことはあります。ハードな登りが続きます。
1名寝坊。。。(11:00)
実は、参加メンバーの一人(Yくん)が寝坊して、1時間遅れで筑波山に到着!
我々と同じように登山をしていては追いつくのが難しいため、山頂までケーブルカーを利用してショートカットです。
ケーブルカーを利用すると、我々が2時間近くかかって登っているところをたったの8分で登れます。
ずるすぎる。。。
急坂続く(11:30)
Yくんが山頂でくつろいでいる頃、我々は延々と続く急坂に相変わらず苦しんでいました。
筑波山のゴミを拾われている自治体(?)の方々も我々と同じように山頂まで登られていたのですが、お互いに途中で休憩を取りながら登っているため、抜きつ抜かれつ山頂を目指していました。
山頂駅到着(11:50)
ようやくケーブルカーの山頂駅に到着です。
ここで、Yくんと合流!
山頂駅からは、筑波山の北側方面の展望が良く見えました。
ここには回転式の展望レストランやお土産屋もたくさんあります。
ガマ石(12:00)
ランチタイムが近かったので、昼食が取れそうな場所を探しつつ、女体山頂を目指します。
筑波山には、男体山頂と女体山頂の2箇所の山頂があるのですが、時間の関係で、女体山頂のみ行くことにしました。
途中、がまの形をした「ガマ石」がありました。
口の所に石を載せることが出来れば,出世できるといわれているらしいです。
自分も挑戦しましたが、ダメでした。。。
ラーメンタイム(12:20)
ランチタイムは、冬定番となったカップラーメンです。
Yくんのガスバーナーが、今回も大活躍です。
他のメンバーは、カレーヌードル。
部長は、新作の「カップヌードル ブタリアン」に初挑戦しましたが、決してまずくはないのですが、あまりお薦めできる味ではありませんでした。
やっぱり、シーフードの方がいいです。
Yくんからのプレゼント(12:50)
実は、この日は部長の誕生日で翌日は女性参加メンバーKさんの誕生日で、それをお祝いしてYくんがケーキを買って持ってきてくれました。
Yくんの優しさに感激の二人です!!
ケーキを持ったまま、あのハードな登りは厳しかったと思うので、結果的にYくんが寝坊してくれてケーブルカーを利用したのは、良かったのかもしれません。
ケーキは、ちゃんと保冷されて冷たくとても美味しかったです。
Yくん、どうもありがとう!!
女体山頂(13:00)
女体山頂に到着です!
山頂は狭い岩場で先端は崖っぷちのようになっており、怖かったですが、山頂からの眺めは素晴らしかったです。
登山者が多かったため、代わる代わるの記念撮影でした。
危なかった記念撮影(13:25)
山頂の岩場のそばにあった筑波山の記念碑の前でみんなで記念撮影です。
かなり人が多かったため、人がいなくなるのを待っての撮影だったのですが、撮影の瞬間に横から子供がジャンプ!
みんなあせったのですが、なんとか大丈夫でした。。。
岩場の多い急な下り(13:30)
山頂からの下りは急な上に岩場が多く、さらにその岩場が前日に降った雪(?)のせいか湿っているため滑りやすく、慎重に下りないと危険な状態でした。
しかも、天候が良かったせいか登山客も非常に多く、休日の銀座の街のように混雑していました。
筑波山、侮りがたしです!
大仏岩(13:35)
下りの道にはいろいろな形の奇岩があり、それぞれ名称が付けられていました。
写真は、「大仏岩」で下から見るとちょうど大仏様の顔のような形をしていました。
母の胎内くぐり(14:00)
しばらく下ると「母の胎内くぐり」があります。
「母の胎内くぐり」は、この岩を抜けることによって母より生れたことと同じ意味を持ち、穢れのない姿に立ち返ることができると言われているようで、みんなこの岩の穴をくぐっていました。
ここは、安産祈願の名所として、安産の神が祀られているようです。
弁慶七戻り(14:10)
奇岩の中でも特に有名なのが、この「弁慶七戻り」だそうです。
元来「石門」といい、聖界(高天原)と俗界(現世)を分ける門であるといわれ、大変神聖な場所とされているようです。
現在の呼び名は、豪傑の弁慶でさえも、頭上の岩が落ちてくるのではと7度も後ずさりしたことによるものらしいです。
その後、樹林帯の中を下っていって、15:30ぐらいにはスタート地点の筑波山神社に到着しました。
その後、つくば駅近くのショッピングビル内の鳥料理屋(?)で宴となりました。
筑波山は、予想外にハードな山でした。
つつじで有名なつつじヶ丘や、梅林などもあるので、その季節に来るのもいいかもしれません。
筑波山、侮りがたし。。。
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