~へたれ部長の登山・トレッキング備忘録~

第22回:仙丈ヶ岳 2日目 ~ 山小屋に泊るとワンランク上の絶景に巡り合える! ~

/第22回:仙丈ヶ岳 2日目 ~ 山小屋に泊るとワンランク上の絶景に巡り合える! ~
スタート地点 北沢峠 ゴール地点 北沢峠
最高標高 3038m コース標高差 1000m
歩行距離 9.2km 歩行時間 6.5時間
行程 一泊二日(2日目) 宿泊場所 馬の背ヒュッテ
参加メンバー 7名
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馬の背ヒュッテ仙丈ケ岳
馬の背ヒュッテで購入したものです。
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~ 2日目 ~

山小屋の朝は早く、朝食は4:30からなのですが、山頂でご来光を見ようとする人などが4:30前から出発の準備で部屋の外は騒々しくなってきたため、自然と目が覚めてしまいました。
朝食時間の4:30少し前にに山小屋に明かりが灯り、混雑を避けるためにみんな一斉に食堂へと向かいます。
食堂は、一度に3~40人ぐらいしか食事をできないのですが、その日の宿泊者は150人ぐらいだったため、前日の夕食も食事時間が4回ぐらいに分かれていました。

 


小雨の降る朝(5:00)

4:30からの朝食を済ませ、各自出発の準備です。
あいにく、外は小雨が降っており、小屋の外にある水場やトイレは、順番待ちの人で渋滞していました。
仕方なく、先に着替えや荷物の準備をし始めたのですが、荷物置き場もそんなに広くないため、荷物を整理する多くの人で戦場と化していました。

 


ご主人と記念撮影(6:00)

ほとんどのお客さんが出発した頃、ようやく我々も出発の準備が整いました。
記念に宿のご主人と山小屋の前で記念撮影を撮らせていただきました。

残念ながら写真を掲載することはできませんが、この写真を持参すれば、次回は全員¥500引きだそうです!

 


ガスの中を出発(6:30)

馬の背ヒュッテの入口前から仙丈ヶ岳への登山道があり、最初から結構急な登りが続きます。
全員レインウェアを着ていたのですが、気温・湿度とも高かったので、みんな最初から汗だくの状態でした。

ヒュッテから10分ほどで「馬の背」に出ます。ハイマツに囲まれた場所でシーズンにはお花畑があちこちに広がるらしい。

 


かすかに見える太陽(6:55)

馬の背から10分ぐらいガスの中を登って行くと、あたりの視界が開けた場所に出ます。
ただ、相変わらずまわりはガスで覆われた状態でした。
が、少しすると上空に太陽がかすかに見えるようになりました。
それまでは全く見えなかったので、天候回復へと期待が膨らんできました。

が、ここでトラブル発生!!
後方を歩いていたメンバーの一人が急にめまいに襲われてしばらく休憩することに。。。
昨日からの頭痛も悪化しているようで、明らかに高山病の症状のようなので持ってきていた酸素タブレットを少し飲んでもらうことにしました。
女性メンバーの一人も頭痛が悪化しているようでした。

 


山頂の稜線がかすかに!!(7:00)

山頂に向かってしばらく進むとだんだんと霧が晴れてきて山頂がかすかに見えるようになりました。
山頂の上の空が明らかに青いのが認識できたので、もう少しあがれば絶対、いい天気とみんな確信し、急な山道にもかかわらず、足取りが早くなってきました!!

 


待望の雲海!!(7:20)

しばらく進むと完全に霧が晴れて、後方を振り返るとついに待望の雲海が!!
今まで、ずっと悪天候に悩まされ続けてきた最近入部した男子メンバー二人をはじめ全員、歓喜状態です!!

 


仙丈小屋(7:30)

ヒュッテを出発してから約1時間で、ようやく仙丈小屋に到着です。
あたりは完全に快晴となり、悪天候を予想してまったく日焼け止め対策をしていなかったので、急いでクリームを塗りました。
仙丈小屋は、ちょうどカールの中心に立っており、小屋から山頂付近の稜線を見ると、山頂を目指して登っている人達がはっきりと見えました。

 


仙丈小屋(7:35)

仙丈小屋の前がちょど展望台にように広くなっており、そこからは素晴らしい雲海を眺めることができました。

ここでは、一人ずつ名カメラマンのKくんに記念写真を撮ってもらっていました。

 


山頂へ向けて出発!(7:40)

小屋の前からは、カール内に造られた登山道をちょうど反時計方向に周りながら山頂を目指します。
稜線までは、砂利道のように小石が多い道で足元をしっかりと確認しながら進まないと足を取られて滑ってしまうことも。。。

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素晴らしい雲海(7:50)

小屋から稜線まで10分ぐらいで到着します。
稜線から見る雲海は、素晴らしいの一言です!
北、中央アルプスのほか八ヶ岳なども眺めることができます。
本来は、北岳や富士山も眺められるらしいのですが、残念ながら雲が邪魔をして見ることはできませんでした。

 


雷鳥発見!!(8:00)

先方を行くメンバー二人が立ち止って何かを撮影していたので、行ってみると なんと雷鳥が!!
しかも一羽だけではなく子供達も含め6羽ぐらいの群れであたりを歩いていました。
昨夜のヒュッテのご主人が、雷鳥は人を敵と思っていないので、人間を見ても逃げないと説明していましたが、その通りでした。

 


 山頂制覇!(8:10)

雷鳥との遭遇の感動の余韻に浸りつつ、稜線を登るとようやく山頂に到着です。

いや~、ほんとに絶景です!!

トレッキング部史上、No.1と言える絶景ではないでしょうか。

早速、仙丈ヶ岳の山頂の看板をUPで雲海を撮影しました。

 


山頂から連なる美しい稜線(8:10)

山頂の看板を正面に見て、左手には山頂から連なる美しい稜線が広がっていました。
稜線の左側から湿った空気が上昇気流に乗って雲に変わり、ちょど稜線の上あたりで、消えるようになっており、雄大な自然の動きを感じることができます。

 


おもちゃのような仙丈小屋(8:30)

山頂の周りはそんなに広くなく、写真のように断崖絶壁の箇所もあり、一歩間違えると大変なことになります。

さっき休憩した仙丈小屋も山頂から見ると遥か下方にあり、おもちゃのように見えます。

SONY DSC

 


下山開始(8:45)

山頂の絶景を十分堪能したので、下山開始です。
と言っても、まだ9時前です。この時間でも、まだ会社始まってないんですから。。。

下山道は、小仙丈ヶ岳までは稜線歩きが続きます。
最初は、眼下に仙丈小屋を見下ろしながらカール上部を御鉢めぐりをするように進みます。
雲海を左手に見ながらの稜線歩きは、爽快です。

 


岩場(9:15)

カールを過ぎると小仙丈ヶ岳までは、正面に甲斐駒ケ岳を眺めながらの稜線歩きです。
ただ、残念ながら甲斐駒ケ岳方向は高い雲が邪魔をして見ることができませんでした。
軽いアップダウンを繰り返し、時には写真のような岩場をよじ登り、小仙丈ヶ岳を目指します。

 


小仙丈ヶ岳(10:00)

山頂から1時間20分ぐらいで小仙丈ヶ岳に到着しました。

小仙丈ヶ岳は、雲に覆われて眺めはあまり良くありませんでしたが、山頂で十分絶景を堪能した後だったので、特に残念というほどではありませんでした。
まあ、天気が良ければ甲斐駒ケ岳がよく見えたんでしょうね。。。

 


肥満したカロリーメート(10:00)

朝食が朝の4:30だったので、みんなお腹がすいてきたようで、昼食はまだかの声があちらこちらに。。。

まだ10:00だったので、昼食はちょっと我慢してもらい、代わりに行動食を摂ってもらいました。
メンバーの一人のカロリーメートは、気圧のせいで肥満化してました。

 


ダウン寸前。。。(11:00)

朝食から5時間以上経過して、メンバーの疲れもピークに達しそうです。
特に高山病気味のメンバー二人は、頭痛が続いており、ダウン寸前です。。。
部長も以前痛めた左膝が相変わらず調子悪く、この日は他のメンバーのポールが故障して自分のポールを貸し出したので、ポールなしでの下山が続き、膝がかなりきつい状態となっていました。

 


駐車場到着(12:30)

なんとか、登山口の北沢峠に到着!!
バスの時刻まであと30分です。
バスの乗車待ち用の長椅子に順番に座って、山小屋で用意してもらった昼食用のお弁当を早速食べ始めました。
このお弁当、朝食と魚以外はほとんど同じという話だったのですが、そんなことは空腹には関係なくおいしかったです。

 


ゆーぷる にらさき(15:30)

行きと同様にバスと乗合タクシーを利用して芦安駐車場に到着。
その後、温泉「ゆーぷる にらさき」へ。

ここは、市営の施設で中には温水プールも併設されていました。
サウナ、気泡浴、露天風呂など、取り敢えずの設備は整っていました。
市営で市街地から少し離れていたこともあり、中は比較的空いていました。

 

この後、もう1台を運転するI くんが千葉まで帰るので夕食は各車で適当に取ることにして、ここで解散としました。
案の定、中央道は30kmの大渋滞で、高井戸ICについたのは、20:30頃でした。
その後、部長号は石神井公園駅のそばの焼肉屋で夕食を取って22:30頃、解散しました。

今回のトレッキングは、素晴らしい絶景に出会えることができ、大変満足のいくものでした。
山小屋泊は、決して快適と言えるものではありませんでしたが、二度と泊りたくないと思うようなものではなく、昔懐かしい修学旅行のようで、むしろ良い想い出になったのではないかと思います。

山小屋に泊るとワンランク上の絶景に巡り合える!
今回の教訓

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2017-05-21T10:26:13+00:00

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