スタート地点 | ヤツビ峠 | ゴール地点 | 大倉 |
最高標高 | 1491m | コース標高差 | 1201m |
歩行距離 | 13km | 歩行時間 | 7時間 |
参加メンバー | 6名 |
場所は、「塔ノ岳」。
丹沢でも一番人気の山です!
塔ノ岳のコースは、上りが700m、下りが1290mもあり、コース距離も約13kmと、初心者コースとはいえ、中級レベルに近いコースです。
ヤツビ峠(9:00)
集合場所は、小田急線の秦野駅に8:05です。
秦野駅からはバスに乗り換えるのですが、バス停の長蛇の列にビックリです。。。
8時台のバスは2便しかないため、車内は大混雑でメンバーのみんなも何とか乗り込めたのですが、終点のヤツビ峠まで50分、朝のラッシュの通勤電車なみの車内で立ちっぱなしは結構疲れました。
ヤツビ峠には、トイレやちょっとした売店もありました。
舗装された車道(9:15)
ヤツビ峠から、しばらくは舗装された車道を歩きます。
ここは歩道もなく山の奥にしては車の通行もそれなりにあるので、歩行には注意が必要です。
富士見山荘(9:30)
30分ぐらい車道をゆるやかに下って行くと登山道への分岐点のある富士見山荘に到着します。
この時期でもしっかり営業中でした。
この分岐点には、チップ制のトイレ(写真右下)もありました。
この分岐点から山道へ入ることになります。
急坂の連続(10:20)
山道に入って少し歩くとすぐに右の林の中の細い道へと分岐します。
この道から、急に勾配がきつくなります。
細かった道も段々と開けた道となり、下の写真のようなガレ場も多くなってきました。
塔ノ岳、最初から結構キツイです。。。(^^;
相模湾の絶景(10:35)
しばらく坂を上ったところで、急に左側の視界が開けた場所へ。
見ると、そこには相模湾の絶景が!!
相模湾の遥か遠方には太陽の光でキラキラと輝く海の上に大島の黒い姿もはっきりと見えました。
雲ひとつない青空に光り輝く太陽!
ホント、今日はいい天気です!
二ノ塔(10:45)
急坂を登り切ったところで最初のチェックポイントの「二ノ塔」に到着!
すると、目の前に富士山の絶景が!!
ここまでの疲れが吹き飛ぶような素晴らしい富士山の姿にメンバーから思わず歓声があがります。
富士山は、上の方が雪を被っていてとても綺麗でした。
今年は瑞牆山の山頂からも富士山を拝むことができましたが、その時はまだ雪がなかったため真っ黒だったのですが、やっぱり富士山は雪を被っていないと富士山らしくないな~と、この時思いました。
三ノ塔(11:05)
二ノ塔から15分ほど、アップダウンを繰り返すと次のチェックポイントの三ノ塔に到着です!
三ノ塔は、先ほどの二ノ塔よりも 広々とした広場があり、富士山も良く見えました。
スカイツリー!!(11:15)
三ノ塔からは、都心方面も見ることができます。
ここからは都心全体を見渡すことができ、あらためてその広大さと建物の多さに圧巻されます。
今日は、天候が素晴らしかったせいもあり、遠くにスカイツリーもはっきりと見ることができました。
写真の中央右あたりにあるのですが、わかりますでしょうか?
わからない方は、こちらの拡大写真をご覧ください!
鳥尾山(11:50)
三ノ塔からは、次のチェックポイントの「鳥尾山」」が遠くの下方に見えます。
写真を見ていただくとわかるようにその遥か先に塔ノ岳が見えます。
あそこまで登るの。。。
折角、ここまで登ったのにまた下りるのかよ~ という気持ちで、三ノ塔から取り敢えず鳥尾山を目指します。
道の途中、赤い毛布のようなものでくるまわれ毛糸の帽子を被った お地蔵様が立っていました。
この辺りで誰か亡くなられたのでしょうか・・・
2回目のアップダウンを何とかクリアし、鳥尾山に到着したところで、久しぶりの参加のKさんが疲れでダウン。。。
やはり、Kさんにはレギュラーメンバーでもキツイこのコースは、ちょっと厳しかったかもしれません。
鎖場の連続(12:25)
鳥尾山から、次のチェックポイントの「行者ヶ岳」を過ぎたところまでの道は鎖場の連続です。
特に最後の鎖場(右写真)は、20mぐらいの高さを鎖をつたって下りなければなりません。
ここは、写真のように途中から鎖が左右2つに分離しているのですが、右側の鎖の右側を下りると下りやすいようです。
慎重に下りれば、それほど怖いことはありません。
ランチタイム(13:00)
時刻も1:00を回って、メンバーもお腹がすいてきたので、行者ヶ岳を過ぎて30分ぐらい登ったところにテーブルのある開けた場所があったので、ランチタイムとしました。l
天気が良いとはいえ、やはり12月。
しかも標高が1500m近いのですから、やっぱり寒いです。
歩いているときは暑いと感じても休憩中は寒くなってきます。
こんな時は、やはりカップラーメンが一番!!
Gくんは、今回は控えめにミニチキンラーメンでした。
パラグライダー(13:05)
ランチを取りながら上空を見上げると、パラグライダーが数機、飛んでいました。
塔ノ岳あたりから飛び立ったようで、大空をゆったりと回るように飛んでいました。
気持ち良さそう~
横浜ランドマークタワー!!(14:20)
塔ノ岳の山頂が近づいてくると、横浜方面の眺望もよくなってきました。
この日は素晴らしい天気だったので、左写真のように横浜ランドマークタワーも綺麗に見ることができました。
もし、わからない方は、こちらの拡大写真をご覧ください。
塔ノ岳山頂到着!(14:25)
ようやく、塔ノ岳山頂に到着!!
ここまで、結構辛かった。。。
山頂は広々としており、この時期にしては数多くの人がいました。
シカ!!(14:35)
山頂には、尊仏山荘が立っており営業も行っていました。
この山荘の横に立派な角を生やしたシカがいました!
ただ、野生のシカではなく、どうもこの山荘で飼われているような感じでした。
塔ノ岳のコースは、野生のシカに遭遇することが多いらしいのですが、ここまでの道では出会うことがなかったため、メンバーも喜んで写真を撮っていました。
記念撮影(14:45)
山頂では、恒例の記念撮影を行いました。
山頂からの富士山の眺めは素晴らしかったですが、日が逆光になってしまったので、黒い富士山になってしまってました。。。
記念撮影の後、下山開始です。
ここから1200m以上、下山しなければなりません!
長い。。。
お汁粉、間に合わず ~花立山荘~(15:15)
下山を始めて最初のチェックポイントの「花立山荘」。
ここには、お汁粉があるとWebサイトに記載があったので、楽しみに来たのですが、ちょっと予定時間より遅れていたため、我々が到着した時にはすでに営業終了でした。
お汁粉を楽しみにしていたメンバーのモチベーションも下がってしまいました。。。
この後、下山途中でこの山荘のご主人らしき方が、颯爽と我々を抜き去って下っていきました。
毎日、この山荘まで往復してるみたいです。
すごい!!
お汁粉!! ~堀山の家~(16:05)
花立山荘から1時間ほど下山したところに「堀山の家」がありました。
そして、ここのお店の看板メニューに「おしるこ」の文字を発見!!
冷え切った体を温めるために、早速注文!
写真を見てわかるようにただのインスタントのカップ汁粉なんですが、疲れた体には、これでも十分有難かったです。
おまけのクッキーもおいしかったです。
日没。。。(16:25)
お汁粉でまったりしすぎてしまい、時刻も16:30になり、日没を迎えようとしています。
下山するには、まだ1時間以上かかりそうで、どう考えても夜道を下ることになりそうです。
富士山と夕日のコントラストが素晴らしいです。。。
野生の鹿と遭遇!!(16:40)
先行して下山していた4人のメンバーが、途中、野生の鹿に遭遇!!
鹿は、親子連れだったようで、写真を撮ろうとすると林の中に逃げて行ってしまったようです。
部長も見たかった。。。
闇夜の中のトレッキング(17:55)
17時をすぎると辺りは真っ暗となってしまいました。
ヘッドランプを持参していたのは、部長以外に3人だったので、二人組で下山することに。。。
いや、ほんとに山の中は日が落ちると真っ暗です。
ヘッドランプがないと全く足元が見えない状態です。。。
途中、展望の良い場所からは、綺麗な夜景も眺めることができましたが、下山時間はちゃんと考えて行動しなければと思いました。
宴だ~!(19:10)
なんとか全員無事に下山することができ、大倉からバスに乗って渋沢駅に到着した時は、すでに19時近かったです。
渋沢駅の近くの居酒屋に電話して、19時より宴のスタート!
Gくんは、ホッピーの扱いに慣れていない店員に、少々おかんむりでした。。。
今回は、初の丹沢でしたが、やはり富士山が綺麗に見えると山登りのテンションがあがるな~と思いました。
コースはかなりハードでしたが、富士山、シカ、夕日、と盛りだくさんの充実した内容だったのではないかと思います。
しかし、夜道は危険だということを改めて認識させられたトレッキングでもありました。
丹沢、また来年も来てみたいと思いました。。。
今年は、これが最後のトレッキングです。
皆さん、1年間お疲れ様でした! 来年もよろしく!!
登山にはヘッドランプは必須!
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