~へたれ部長の登山・トレッキング備忘録~

第33回:木曽駒ヶ岳 2日目 ~ 千畳敷カールの絶景! ~

/第33回:木曽駒ヶ岳 2日目 ~ 千畳敷カールの絶景! ~

スタート地点 ホテル千畳敷 ゴール地点 ホテル千畳敷
最高標高 2956m コース標高差 311m
歩行距離 3.9km 歩行時間 4時間
行程 一泊二日(2日目) 宿泊場所 ホテル千畳敷
参加メンバー 10名

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仙丈ケ岳
ホテル千畳敷で購入したものです。
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~ 2日目 ~

天候が良くなることを期待して、明朝はご来光が見れるように4時に目覚ましをセットし、就寝についたのは20時過ぎです。

寝るのが早かったため、目覚ましが鳴る前に目が覚めてしまいました。
天候が回復したかな~と期待しつつ窓を開けると、真っ暗な中、昨日同様、嵐のような天候。。。

この時点でかなりテンションが下がりました。

もう一度寝ようかな~


天候不良(5:20)

この悪天候の中、登山をしても大丈夫かちょっと迷いましたが、今日の予報では天候が回復方向に向かうはずたったので、覚悟を決めて、早速出発の身支度を開始しました。

集合の予定時間になっても女性陣が現れないので、心配になって部屋に様子を見に行くと、どうもOさんの高山病が悪化したようで、気分が悪く、ちょっと登山は難しいとのこと。

残念ですが、戻ってくるまでホテルの部屋で休んでもらおうかと思ったのですが、結構辛そうだったので、一旦ロープウェイでしらび平駅まで下りて、そこで待ってもらうことにしました。

Oさんには、折角、ここまで来てもらったのに辛い思いをさせてしまって本当に申し訳ないと思っています。。。


雪渓を歩く(5:35)

外は相変わらず、強風で霧雨状態でしたが、覚悟を決めて登山開始です!
ホテルを出てすぐに写真のような雪渓を歩きます。

今年は、雪解けが遅いようで雪渓もかなりたくさん残っていました。
ただ、道沿いにポールも立っておりトレースがしっかりあったので、アイゼンがなくても特に問題ありませんでした。
ただ、ストックはあった方が歩きやすいと思います。


八丁坂(5:45)

15分程度、雪渓を歩いたところで八丁坂の分岐点に到着です。

ここを右に下ると千畳敷カール内の周遊となる遊歩道に沿ってホテルに戻れます。
ただ、下りも雪渓となっているため、視界不良だと先が見えないため、滑るとちょっと怖そうです。
我々は、駒ヶ岳山頂を目指しているので、左に登り、八丁坂へ向かいます。

ここで雪渓は終了で、ここからは岩の多い山道を登って行きます。


オットセイ岩(6:00)

八丁坂をしばらく登ると、左上に「オットセイ岩」が見えてきました。
見えてきたというか、実際は写真のように霧の中なのですが。。。

なので、どのあたりがオットセイなのかも正直よくわかりません。

この後、20分ぐらい急登が続き、「乗越浄土(のっこしじょうど)」と呼ばれる尾根に到着しました。
尾根に上がると一段と風が強くなり、心なしか雨足も強くなったような感じがします。


宝剣山荘へ逃げ込む(6:30)

風雨は強くなる一方のため、乗越浄土からすぐのところにある宝剣山荘にたまらず避難しました。

山荘内には広い食堂があり、多くの宿泊客がいましたが、すでに食事は終わって出発の準備に取り掛かっているようでした。

取り敢えず、空席を見つけて一休みです。

休憩するにはお金がかかるようだったのですが、何か注文すればOKとのことで、全員コーヒーをオーダー。
というか早朝は宿泊客以外むけにはコーヒーしかやっていなかったんですが。。。(^^;


朝食(6:45)

ホテルの出発時間が早かったので、朝食は弁当に変更してもらい、前日の夜にホテルから受け取っていたものを各自持参。
本当は、朝日でも見ながらゆったりと外で朝食を取るつもりだったのですが、この悪天候ではどう見ても無理そうなので、ここで朝食を食べることにしました。

朝食弁当は、写真のようにコンビニおにぎりが3個とエビフライなどのおかずが少々付いたものでした。
朝からおにぎり3個は、ちょっと多いかなと思いましたが、後で食べるのも面倒なので、全部いただきました。


再び、嵐の中へ(7:20)

4~50分ぐらい、山小屋でまったりとした後、再び嵐の中に向かって出発です!

相変わらず強い風が吹き、霧で視界が悪い中を先に進みます。


中岳(7:45)

宝剣荘から駒ヶ岳山頂までの中間地点の中岳に到着です。

ちょっと小高い場所なため、メンバーのなかには山頂に到着したと勘違いするものもいました。

まだ、中間地点だよ。。。

ここから、若干、急な下り坂になります。
霧の中、足元に注意しながら進まなければなりません。


テント泊?(7:50)

中岳から下りきったところに駒ヶ岳頂上山荘がありました。
山荘の傍にはテント場があって、霧の向こうにテントらしきものの姿も見えました。

こんな悪天候の中、テント泊とは。。。


駒ヶ岳山頂!(8:25)

頂上山荘から15分ほど登りがあり、ようやく駒ヶ岳山頂に到着!

しか~し、相変わらずガスってます。

何も見えません。。。

取り敢えず山頂で記念撮影です。

山頂には、駒ヶ岳神社山頂本社もあります。


後ろ髪を引かれつつ帰路へ(8:45)

折角、山頂に来たのに何も見えないのは悔しいので、なんとか晴れないかとしばらく粘っていましたが、いつまでたっても霧が晴れる気配がないので、仕方なく帰路につくことにしました。


青空が!(9:15)

中岳まで戻ってきたところで、携帯の電波が届くようだったので、Oさんに連絡しましたが、応答なしでした。
無事に下山できたのかちょっと心配です。

しばらく休憩をしていると、ついに頭上にかすかに青空が見え隠れするようになってきました!

みんな、雲が晴れるのを今か今かと待ちつつ先に進みます。


遂に雲が晴れる!(9:20)

宝剣山荘の裏手辺りまで戻ってきたところで、遂にその瞬間がやってきました!!

周りを覆っていた雲が一斉になくなり、目の前の雲間に広がる絶景が現れました!

それまでの鬱憤を晴らすかのように、360度視界が見渡せるようになり、その絶景の素晴らしさに、みんなハイテンションです!


<雲が晴れて絶景広がる!>


中岳・宝剣山荘の姿(9:30)

行きの悪天候のなかでは、その姿がはっきりとわからなかった中岳や宝剣山荘も雲がなくなりハッキリと見えるようになりました。

山頂では、霧の中、イマイチな記念撮影だったため、この絶景を背景に記念撮影のやり直しです。

しかし、まだ雲も完全になくなったわけではなく、時折、尾根伝いに通り過ぎていくため、撮影のタイミングが難しかったですが、しばらく待って無事撮影することができました。
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天狗岩(9:40)

行きの道では、その存在すら全くわからなかった「天狗岩」も、はっきりと見えました。
UPで見ると、本当に天狗の横顔のようです。


雲海広がる!(9:50)

目の前の絶景の素晴らしさに、みんな時間を忘れて写真を撮り続けます。

周りの雲がすっかり取れると、目の前には素晴らしい雲海が広がっているのが見えました。


遠くに富士山(10:10)

しばらくすると周りの雲は完全になくなり、完全に晴れの状態となりました。

遠く東の方角には南アルプスの山脈が綺麗に見えましたが、その向こうになんと富士山の山頂付近が見えました!

こんな遠くまで見えるとは、さすが富士山!

次回は、そこへ行くぞ!
(※残念ながら、この後。富士登山は悪天候のため中止となりました。)


宝剣岳(10:15)

乗越浄土からは宝剣岳がそびえ立つようによく見えます。

宝剣荘の裏あたりから宝剣岳をピストンで登っていく登山者の姿も結構見られました。

次回は、挑戦してみたいと思いました。


<乗越浄土からの絶景!>


こんな景色だったのか!(10:20)

乗越浄土からは、千畳敷カールの向こうにホテルの姿もはっきりと見えました。

登って来るときには一切、景色が見えなかったので、その美しい景色にあらためて感動しました。


崖を下る(10:30)

素晴らしい絶景をいつまでも眺めていたい気分でしたが、連絡のつかないOさんの状況が気になっていたので、ホテルに向かってカールを下り始めました。

ここは傾斜は急ですが、道がジグザグになっており、通りやすいようにちゃんと整備されているため、初心者でも全く問題なく通れます。


雪渓、再び(10:55)

八丁坂の分岐点まで戻ってきたところで、再び雪渓の下りが始まります。

霧で全く見えなかった朝の状態とは違い、青空の下、先までしっかり見えていると全く恐怖感はなく、むしろスキー間隔でわざと靴を滑らせて雪の上を滑走して楽しんでいました。

前の方では、いかにも観光客姿のかなり高齢の方が、尻餅をつきながら苦労して進んでおられました。
ここはロープウェイで気軽に来られる場所だということをあらためて実感させられた瞬間でした。


千畳敷カールの絶景!(11:20)

千畳敷カールの絶景ポイントまで下り、記念撮影です!

昨日は全く見ることはできませんでしたが、生で見るカールはガイドブックの写真よりも遥かに素晴らしかったです!
せめてこの景色だけはOさんにも見せてあげたかったです。。。

ここでようやくOさんと連絡がつきました。
無事、下山できたようでしらび平駅で待っているとのことでした。

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登山中のOさん(12:00)

急いでロープウェイで下山すると、Oさんは朝の様子とは異なりすっかり元気になっていました。

Oさんは、我々が出発した後、しばらくしてロープウェイで下山したようで、下山すると高山病の症状はすっかり良くなったそうです。

その後、時間があったので、しらび平周辺を散策していたらしく、散策途中、野生の猿軍団に遭遇したり、他の観光客と仲良くなったりと、それなりに楽しい時間を過ごしてもらえたようで、ほっとしました。


夢の中へ(12:30)

朝早くからの登山の疲れから、帰りのバスは各メンバーとも爆睡状態です。


ランチ&温泉(13:30)

温泉は駐車場から5分程度のところにある「露天こぶしの湯」に行くことにしました。
ここは、家族旅行村「アルプスの丘」の中にあり、温泉のすぐ隣にレストランも併設されていたので、まずそこでランチを食べてから、温泉に入ることにしました。

ランチでは、名物のソースカツ丼を注文!
ソースカツ丼は初めてでしたが、結構美味しかったです。

温泉も露天あり、サウナありと結構綺麗で良かったです。


渋滞の中へ。。。(16:15)

温泉でリフレッシュした後は。。。そうです中央道恒例の渋滞です。

3連休最後の日ということもあり、予想通り、勝沼あたりから大渋滞にハマってしまいました。
それでも、20:30ぐらいには石神井公園駅に到着し、恒例の中華屋で夕食となりました。

最初は悪天候でどうなることかと思いましたが、結果的には素晴らしい絶景を堪能することができ、非常に満足する内容だったと思います。
唯一、高山病にかかってしまったOさんと体調不良で参加できなかったYさんにこの絶景を見せてあげることができなかったのがとても心残りです。

木曽駒ケ岳はまた来てもきっと感動すると思われますし、駒ヶ岳山頂からの絶景をまだ見ていないので、機会があれば再訪したいと思います。

千畳敷カールは本当に綺麗です!
今回の教訓

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2017-05-21T10:26:04+00:00

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