~へたれ部長の登山・トレッキング備忘録~

第35回:白馬岳 2日目 ~ 素晴らしいご来光 ~

/第35回:白馬岳 2日目 ~ 素晴らしいご来光 ~

スタート地点 白馬山荘 ゴール地点 栂池ロープウェイ乗り場
最高標高 2932m コース標高差 1082m
歩行距離 5km 歩行時間 7時間
行程 一泊二日(2日目) 宿泊場所 白馬山荘
参加メンバー 5名

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~ 2日目 ~

満天の星空に満足し布団に入ったものの、すでに深夜0時に近い時間。。。
ご来光を見るために朝の3時頃に起床予定のため、あと3時間ぐらいしか寝れません。。。

と言ってもこのまま起きている訳にもいかず、あちらこちらから聞こえてくるノイズを耳栓でシャットアウトし、なんとか眠りに就きました。


ご来光に向け出発(4:00)

携帯の目覚ましを3時にセットしていたのですが、偶然にもその直前に目が覚めてしまいました。
気が張っていたんでしょうか。。。

辺りを見回すと、まだ皆んな寝ていたのですが、そろそろ起きて準備をしないといけないと思い、ゴソゴソと布団から這い出し、取り敢えずトイレに向かいました。
この時、物音にメンバー二人も目を覚まし、彼らも準備をし始めました。

トイレから戻って来ると残りのメンバー二人も起きており、皆んな準備中でした。
まだ、周りの人たちは全員寝ていましたが、ご来光をいい場所で見るために急いで荷物をまとめて白馬岳山頂へと出発しました。

外はまだ星が見えるくらいに真っ暗で、ヘッドライトを装備しての山登りです。

真っ暗な登り道を15分ほど登ると白馬岳山頂に到着しました。
さすがにこんなに早く山頂に出かける人はいないようで、我々が一番乗りでした。


朝食弁当(4:40)

8月中の夏真っ盛りの時期とはいえ、標高3000m近くの山の朝は、レインウェアなどの防寒着を着た状態でも結構寒いです。。。

ご来光の時間までは、まだ1時間近くあったので、昨日事前に配布されていた朝食弁当を食べて日の出を待つことに。
朝食弁当は、写真のように鮭弁当です。
山荘で用意してもらえる弁当としては、結構立派な弁当で味も美味しかったです。

そうこうしているうちに、東の空も少しだけ明るくなってきました。


ご来光を待つ多くの人(4:55)

あたりも徐々に明るくなってきて、ご来光を山頂で見ようとするギャラリーも多くなってきました。

東の空は赤く染まって、いつ太陽が出てきてもおかしくない様子になってきました。


ご来光!(5:15)

山頂で待つこと1時間近く、ついにその時がやってきました!
東の地平線の1点が光り、太陽が姿を現し始めました!

綺麗です!

周りのギャラリーからも歓声があがり、みんなカメラを構えて頻繁にシャッターを押していました。


<ご来光>


遥か遠くに富士山(5:17)

朝焼けに染まる南東の方角の遥か彼方に富士山らしき姿がありました。

こんな遠くからも見えるなんて富士山はやっぱり偉大だな~

来年こそは登りたいです。。。


逆さ白馬岳?(5:20)

ご来光の絶景を堪能したところで、後ろを振り返ると巨大な山の影が見えました。

逆さ富士ならぬ逆さ白馬岳?


縦走始まる(5:40)

素晴らしいご来光を山頂の一番いい場所で堪能できたため、みんな大満足です。

しかし、今日の下山コースは、6時間以上歩かなければならないロングコースで、しかも帰路のバスの時間が決まっているため、スケジュール的にあまり余裕がありません。

急いで、下山開始です!


高度感のあるガレ場(5:50)

縦走を開始してすぐにちょっとしたガレ場がありました。
ガレ場自体は、それほどではありませんが、道の右側が切り落ちた状態で高度感がある場所でした。

高所恐怖症の方は少し怖いかもしれません。


<崖っぷち>


気持ちのいい縦走(6:30)

山頂からはしばらくは縦走が続きます。
自分は、この縦走が一番好きで、朝の清々しい景色の中の縦走は、とても気持ちがいいです!

夏登山の醍醐味です!


振り返れば白馬の絶景!(6:40)

縦走を開始して約1時間、後ろを振り返ると白馬の山々の絶景が見えました。

空は透き通ったように青く、最高の天気です!

こんな絶景の中を縦走する体験をすると、また山に来たくなる気持ちが強くなります。


小蓮華山(7:00)

縦走は、アップダウンの繰り返しで、1時間半ほどで白馬岳と白馬大池のちょうど中間地点にある「小蓮華山(これんげざん)」に到着しました。

標高は、2,766mで、山頂には写真のように鉄剣が立っています。

小蓮華山は後立山連峰では数少ない信仰登山の対象となった山で、信州側では大日岳とも呼ばれていたそうです。


<小蓮華山からの眺め>


ガレ場続く(7:10)

小蓮華山山頂からの下りは、ガレ場が続きます。

今回の参加メンバーは全員レギュラーメンバーのため、 みんな、トレッキングポールを駆使してそつなく下っていきます。


白馬岳遠く(7:35)

縦走を開始して2時間!

白馬の山々が、遥か遠くに見えるようになってきました。

よく歩いてきたな~


船越ノ頭(7:40)

船越ノ頭に到着です。

ここからは下りが続き、あと30分ぐらいで白馬大池に到着します。


白馬大池(7:50)

今日の絶景ポイント、白馬大池が見えてきました。

深い青緑色に染まった水面がとても綺麗です。

白馬大池は、北アルプスで2番目に大きい湖で、クロサンショウウオが多く生息しているらしいです。


白馬大池山荘(8:15)

白馬大池の湖畔には「白馬大池山荘」が建っています。

ここには整地されたテント場もあり、景色も良く過ごしやすそうだったので泊まってみたいと思いました。

長い縦走も一段落し、ここで一休みです。


雲上の大鏡(8:50)

休憩も終わり、ゴールの栂池ロープウェイ駅に向かって出発です!

山荘の左横を抜けて白馬大池の左岸を回り込むように歩いて行きます。

白馬大池の湖面には小蓮華山が鏡のように写ってとても美しいです。
風がなければ、もっと綺麗に写っていたことでしょう。


安山岩がゴロゴロ(8:50)

この辺りから、岩場というか大きな安山岩が積み重なった道を次のチェックポイント乗鞍岳に向けて登って行きます。

安山岩は写真のように大きく、その上をぴょんぴょんと渡り歩くように進むので結構、気が疲れます。


小さな雪渓(9:30)

乗鞍岳山頂に到着!

山頂というにはだだっ広い場所で、山頂の場所に大きなケルンが立っていました。
ケルンがないと、どこが山頂なのかよくわからないと思います。

ケルンからしばらく平坦な道が続くのですが、すぐに今度は下りの道となりました。

下りの道を少し進んだところで、写真のような小さな雪渓がありました。

アイゼンは必要ないですが、下りなので慎重に歩きます。
多くの登山者が歩いた後なので、かなりシャーベット状になっていました。


岩場再び! (9:35)

雪渓を横断したところから再び安山岩の積み重なった岩の道が始まります。
岩場は写真のように大きな岩が積み重なって道標がないとどこが道だかよくわかりません。

ここの岩場の途中で、下山途中のファミリーがいたのですが、まだ幼稚園の年長さんぐらいの女の子がお父さんにガイドされながら一生懸命、岩の上を歩いていたというか這っていました。

こんな所までよく登ってきたな~

さすがに時間がかかるので、道を譲られたのですが、女の子のそばを通り過ぎる時に明るい元気な声で 「こんにちは!」 と挨拶されました。
予想していなかった出来事だったのと、それがとても可愛かったので、とても新鮮で清々しい気持ちになりました。

きっと、ご両親が愛情を持って育ててらっしゃるんでしょうね。。。


どこまで続く。。。 (10:00)

大きな岩場を乗り越え、ちょうどその岩場が終わる頃に下から登ってくるオジさんに

あと、どのくらいこの岩場が続きますか?

と聞くと

まだまだ、あの木道までずっとだよ~

との答え。。。
見ると、木道は遥か遠く下の方にありました。

  え~、あそこまでこの道が続くの。。。

オジさんの言うとおり、その後も写真のような岩場の道がずっと続きました。(^^;


天狗原の木道(10:10)

30分ぐらい岩場の下りが続き、ようやく木道にたどり着きました。

さすがに長い岩場の下りにみんな疲れていたようなので、木道の途中のベンチのような場所で一休みしました。


淡々と下る(11:00)

木道の後は、写真のように樹林帯の中のジグザグ道がずっと続きます。

さっきの休憩の時に、水が残り少なくなっていたメンバー二人。

途中、水場がある予定だったのですが、あった水場があまりにも清潔感のない場所だったため、仕方なくそのままスルーすることに。。。

しかし、二人の水不足は深刻な状態だったようで、後で二人に怒られました。。。
お二人には、辛い思いをさせてしまって本当に申し訳ありませんでした。
次回からは、ちゃんとメンバーの水管理もしなければと思いました。


栂池ロープウェイ乗り場にようやく到着(11:20)

白馬岳山頂を出発して6時間、ようやく栂池ロープウェイ乗り場に到着です!

長時間の歩きにさすがのみんなも結構疲れきっています。


蕎麦で一息(12:15)

ロープウェイとゴンドラを乗り継いで栂池高原に到着!

バスの集合時間が近づいていたため、急いでランチタイムとしました。

みんな蕎麦が食べたいとのことだったので、駅の近くの本格手打ち蕎麦のお店に入りました。

お腹が空いていたので大盛りのざるそばを注文。
結構、美味しかったです。


虹見える!(17:45)

ランチの後、部長は着替えや荷物の整理をするためにゴンドラ駅の男子トイレに。。。

この後、バスの集合場所に行き、そばにあった酒屋でビールを調達してバスを待ちました。
バスは時間通りに到着し、荷物を預け、座席に着くやいなや早速、宴を開始!!

バスは我々の乗った栂池が始発で、その後、途中5箇所ぐらいで乗客を拾っていきました。

ちょうど、バスで隣り合わせた方が登山歴20年以上の方だったので、今まで行かれた山のことを色々と伺いました。
その方のオススメは、水晶岳でした。
自分もいつかは行ってみたいと思いました。

その後、高速の途中で、虹が見えるご褒美もありました。

 

今回の白馬岳は、二人のメンバーには水不足で後半、ちょっと辛い思いをさせてしまって申し訳ありませんでしたが、雪渓歩き、絶景の夕景、満天の星空、素晴らしいご来光 と文句のつけようのない内容でした。
次回は、白馬山荘から反対方向に下山してみたいと思いました。



水管理は、重要!
今回の教訓

 

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2018-01-07T17:08:38+00:00

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