今回は、昨年、悪天候で断念した雲取山への1泊2日のトレッキングです!
当初は、GWの3日~4日で行く予定だったのですが、宿泊予定の雲取山荘が3日は定員200名に対して300名の予約が入っているとのこと。。。
4日は、200名とのことだったので、参加者に相談し、4日~5日に変更!
雲取山へは、大きく秩父側の三峯神社側から登るコースと奥多摩側の鴨沢から登るコースとがあります。
三峯神社側からは高低差約1000mに対し、奥多摩側は約1500mもあったため、参加メンバーのことも考え、三峯神社側から登るコースとしました。
集合場所は西武池袋線の池袋駅に6:50です。
自宅出発(5:00)
荷物を背負い自宅を5:00に出発し、駅へと歩いて向かいます。
途中、東側の空に綺麗な朝日が見えました。
西武池袋線池袋駅の改札に到着し、みんなを待っていると今回初参加のSさんから到着しましたとのメールが来ました。
見渡せど、Sさんらしき姿が見えないので携帯に電話をするも何故か運転中で電話に出られない旨の返信メッセージが。。。
しばらくして他のメンバーが到着後に、Sさんから電話がかかってきて、話を聞くとどうも違う改札口に行ってしまったようで、時間もないので、そのまま改札に入ってもらい、ホームで合流することにしました。
その後、Sさんと無事合流し、電車を待ちます。
ホームには登山客らしき人が大勢電車を待っていました。
我々も最後尾の車両あたりが空いていたので、そこで電車を待つことに。
しばらくして、電車が到着し、無事席に座ることができました。
西武池袋線快速急行(7:10)
下車駅の西武秩父駅までは、池袋から1時間45分もかかります。
席に座れないと、ちょっと辛いです。
池袋駅を出発した時には、まだ空席がいくつかありましたが、所沢あたりでは、ほぼ満席状態となりました。
さすが、GWです。 社内は登山客でいっぱいです。。。
車内では、Sさんが購入したお弁当を食べてました。
自分はコンビニで買ったサンドイッチを途中の駅で食べてしまったのですが、弁当も良かったなと思いました。
女性のKさんは、手作りのおにぎりを持参。昼食がいらないと思って十分に用意していなかった男性のKさんが1個もらってました。
バスを待つ長蛇の列(9:20)
西武秩父駅に到着すると大勢の登山客が下車し、ホームは大混雑です。
その後、その人たちが一斉にバス乗り場へ向かい、あっという間にバス乗り場には長蛇の列が出来ました。
ここから登山口まで1時間10分ほどかかるため、みんな席に座りたい一心です。
しかも、9:10のバスの次は1時間後です。
しかし、バス会社もちゃんと考えており、全員乗れるようにバスを3台手配してくれました。
我々一向も、無事、席に座れました!
その後、三峰口駅でも多くの登山客が乗車してきて、朝の通勤電車のような状態になりました。
三峯神社(登山口)(10:50)
山道を揺られること1時間10分ほどで、ようやく登山口の三峯神社に到着しました。
我々は、3台目のバスだったので、先に到着したバスから降りた乗客でトイレなどは渋滞していました。
ここは、車の駐車車もあるのですが、ほぼ満車状態でした。
奥之宮の鳥居(11:10)
準備も終わり早速登山開始です!
駐車場の脇の階段を上り、しばらく林間の道を進むと登山口の奥之宮の鳥居に到着します。
ここには、登山届の提出箱もあり、用意してきた登山届を出そうとしたのですが、箱はすでに届の紙で一杯!
無理やり押し込んでなんとか入れることができました。
こんなに多くの登山客が登ってるのか。。。
気持ちのいい樹林帯(11:15)
鳥居を抜けるとしばらくは写真のような比較的緩やかな傾斜の樹林帯が続きます。
朝の澄んだ空気の中、気持ちのいいスタートです!
傾斜が少し急に。。。(11:45)
最初は緩やかだった道も段々と急になってきました。
炭焼平(12:00)
スタートから約50分、炭焼平に到着です!
説明の看板を読むと、炭の焼き方には黒炭と白炭があるそうで、ここにある炭窯跡は白炭だそうです。
この辺りには、テーブルがいくつかあり、昼食を摂っている人がたくさんいました。
ランチ休憩(12:30)
ちょうど坂を上りきったところに良いテーブルがあったので、ここでランチとしました。
この頃には、すっかり曇り空となり気温も低かったので、カップラーメンがすごく美味しかったです!
ラーメンを食べてる途中で、空からポツリと。
雨が降ってきました。。。
ただ、まだポツリポツリといった状態なので、レインウェアを着るほどではありません。
馬酔木(12:50)
馬酔木(アセビ)の木です。
説明を読むと、茎や葉に有毒成分が含まれていて、馬が食べると苦しむということからつけられた名前のようです。
秩父宮記念碑(13:00)
霧藻ヶ峰の手前ににある「秩父宮記念碑」です。
結構、大きな記念碑で大きな岩壁に埋め込まれています。
ここは、地元では燕岩と言われていたところを秩父宮殿下が「霧藻ケ峰」と命名されたそうです。
霧藻ヶ峰(13:05)
霧藻ヶ峰(1523m)に到着です!
ここには休憩所があり、多くの登山客が昼食をとっていました。
休憩所といってもそんなに多くのテーブルがある訳ではないので、かなり混雑しており、さっきの場所で食べておいて良かったです。
お清平からの急登!(13:15)
霧藻ヶ峰から少し下りが続きます。
「折角登ったのに下るの~」という落胆の声を聞きながら、目の前にそびえる山が気になっていました。
もしかしてこの山を越えるのか?
予想が的中しました。
下りきった場所の目の前には急坂が。。。
急坂の前のこの場所は「お清平」と呼ばれ、広々としていてテーブルもあり、人も多くないので、ここでランチを取るのもいいかもしれません。
< お清平からの急坂 >
唯一の鎖場?(13:30)
覚悟を決めて急坂を登ります。
急坂の途中に鎖場(?)がありました。
前白岩の肩(14:30)
急坂を上りきったところが「前白岩の肩」です!
ここで雨粒が少し大きくなってきたので、レインウェアを着ることにしました。
白岩小屋(15:00)
前白岩の肩(1580m)、前白岩山(1776m)と尾根伝いに登りが続きます。
この後も尾根歩きが続き、白岩小屋に到着です。
ここは休業中のようでしたが、一人用のトイレがありました。
この辺りで休んでいる登山客も結構いました。
雪?!(15:10)
白岩小屋から白岩山へ登りが続きます。
途中、空から白いものが。。。
なんと雪が降ってきました!
GWなのに雪が降ってくるとは思ってもいませんでした。
気温も結構下がってきました。
< GWに雪?>
白岩山(15:30)
白岩山に到着です!
登山口をスタートして5時間、さすがのみんなも疲れ気味なので、近くのテーブルで少し休憩することにしました。
鹿に遭遇(15:35)
休憩中、みんなの疲れを吹き飛ばすかのように鹿が現れました!
ここぞとばかりにみんな写真を撮ります。
ただ、鹿の方はこっちが気がついても平然と草を食べています。
人馴れしているのでしょうか。。。
この後、突然、雷鳴が!
こんな山頂の広々とした場所では危険だと思い、先を急ぐことにしました。
雷はにゅう(北八ヶ岳)で遭遇した苦い思い出があったので二度と遭いたくないです
< 鹿に遭遇 >
テント場(16:50)
30分ぐらい女坂の道を進むと男坂からの道に合流します。
この辺りから雲取山荘までテント場が続きます。
さすがGW、かなりの数のテントが所狭しと設営されていました。
雲取山荘到着!(16:55)
やった!!~
ようやく雲取山荘に到着です!
ここまで、約6時間半、予定時間よりは遅かったもののよく歩いてきたものだと思いました。
山荘の入り口には、チェックイン待ちの渋滞が。。。
山荘の周りには、テーブルで食事を取ったり宴をしている人で一杯でした。
夕食渋滞(17:30)
チェックインを済ませ、部屋に案内される途中、行列が。。。
見るとどうも食事待ちの列のようです。
ここは、食事はグループごとの時間指定ではなく、30分間隔ぐらいの入れ替え制に食べたい人が並ばなければならないようです。
部屋に案内されると、そこにはすでに10人ぐらいの人がいました。
部屋の広さは10畳ぐらいでしょうか。中央にコタツが置かれてました。
最終的には、15人となりました。
夕食(18:40)
夕食まで待ちきれなかったので、缶ビールを買って外へ。
持ってきたナッツ類を山荘の外のベンチに広げて宴の開始です!
う~ん、やっぱり汗をかいた後のビールは最高です!
宴の後、仕方なく夕食の列に並びました。
夕食は、ハンバーグ、サラダ、豆腐などで、結構美味しかったです。
ごはんだけはおかわり自由でした。
大混雑(19:30)
夕食の後、みんなで布団敷きを行ったのですが、荷物などの置き場所がないので、部屋の外の通路に荷物を置くことに。
さらにコタツや余った布団なども外に置くしかなかったので、通路(右写真)はとんでもないことに。
さらに遅れて到着した登山客は、部屋の空きがないため、廊下に寝らなければならない人も出てきました。
う~ん、やっぱりGWは大混雑だな~
この後、狭い部屋ですることもないため消灯を待たずに眠りに着きました。
ただ、我々の部屋は余分な布団なども重ねて敷いてしまったため、布団の中がかなり暑くなり、途中目が覚めたときには全身、汗びっしょりでした。
明日は、いい天気になりますように。。。
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