昨年のこの時期も訪れたのですが、ケーブルカー駅周辺のライトアップされた紅葉がすごく綺麗だったので、また今年も行くことにしました。
しかもこの時期は空気が澄んでいるため山頂からの夜景も素晴らしいとのことで、今回は、夜にロープウェイで山頂付近から夜景も堪能することにしました。
ただ、昨年は、つくば駅からバスで筑波山まで行ったのですが、紅葉ライトアップを見学すると時間が夜の7時すぎになってしまい、最終バスを1時間ぐらい寒空の下で待たなければなりません。
しかも、今回はロープウェイにも乗る予定だったので、バスでは無理と判断、車で行くことにしました。
今回、参加メンバーが7名ということで、Iくんに車を出してもらい、自分の車と2台で他のメンバーをつくば駅でピックアップし、筑波山に向かいました。
駐車場はどこも一杯(10:15)
ところが、筑波山の近くまで来たところで車がストップ、渋滞にハマってしまいました。。。
渋滞は思った以上に激しく、車がほとんど進みません。
当初、筑波山神社にもっとも近い駐車場に止めようと思っていたのですが、そこまでたどり着くのにかなり時間がかかりそうだったので、一番遠い駐車場だったのですが、最初にあった駐車場に入りました。
が、そこもすでに満車。。。
仕方なく、渋滞に戻り、先に進み次の駐車場の入り口へ向うも、当然のごとくそこも満車。。。
最後の手段ということで、かなり離れたロープウェイのつつじが丘駐車場に向かおうとしたのですが、路上に設置されていた電光掲示板に満車の掲示が。。。
途方に暮れた状態でつつじが丘駐車場方面に向かっているところで、食事処と思われるお店の駐車場を有料駐車場として開放しているところがあり、天の助けとばかりにここの駐車場に止めることにしました。
料金は1日1000円、少し高かったですが、背に腹は代えられません。。。
筑波山神社(10:20)
神社入口付近の木々は、綺麗に紅葉しており見ごろを迎えていました。
入口から少し階段を上がると広場があり、そこではガマの油売りの口上が行われており、周りを取り囲むように大勢の見物客がいました。
360度撮影カメラ(10:35)
神社前の境内で、Iくんが細長いカメラをバッグから取り出しました。
このカメラはリコーから出ているシータという製品で細長い本体上部の両側に2個のカメラが装備されており、360度撮影ができます。
神社前で試し撮りしましたが、本当に360度撮影ができます。
ただし、撮影した写真を見るにはiPhoneやWindowsで専用のアプリが必要です。
今回のIくんの目的の一つは、筑波山山頂でこのカメラで撮影をすることです。
紅葉ピーク(10:50)
トレッキングを始める前にケーブルカー駅周辺のライトアップされる紅葉の状況が心配だったので下見に行ったのですが、そんな心配を引き飛ばすように目の前には真っ赤な紅葉が現れました。
夜が楽しみです!
トレッキング開始(11:10)
紅葉を確認した後、境内に戻り準備運動をして、ようやくトレッキング開始です。
今回も、前回と同じコースで筑波山を反時計まわりに回ります。
樹林帯を登る(11:15)
コースは、最初から樹林帯の中を登ります。
前回と違いスタート時間が遅かったせいか、それほど登山客もなく、ゆったりと登ることができます。
分岐点(11:20)
登山口を出発してすぐに分岐点に到着。
ここを右に進むとロープウェイ乗り場のつつじが丘に行くことができます。
我々は、左に進み山頂を目指します。
白蛇弁天(11:30)
白蛇弁天です。
ここに白蛇が住むといわれ、白蛇を見たものは財を成すといわれているようです。
ランチタイム(12:20)
神社を出発してから約1時間ほどで、ロープウェイ乗り場からの道との合流地点に到着しました。
ここでは大勢の登山客が休憩しており、我々もここでランチタイムとしました。
ここからは、遠くに山頂も見え、よく見ると大勢の人々が岩場の上にいるのが見えます。
弁慶七戻り(13:05)
休憩ポイントからすぐのところに「弁慶七戻り」と呼ばれる巨岩があります。
頭上の石が落ちそうで、さすがの弁慶も七戻りしたと言われこの呼び名になったそうです。
筑波山には、さまざまな奇岩があり、ここから巨岩が連続します。
母の胎内くぐり(13:10)
「母の胎内くぐり」は、筑波山禅定(修験の行)の行場の1つのようです。
岩を抜けることで、生まれた姿に立ち返ることを意味しているとのこと。
腰をかがめて、岩の下をぐるっと一周出来ます。
大仏岩(13:40)
ランチタイムの場所からすぐのところにある「大仏岩」です。
大仏様の横顔に似ており、下から見上げると大仏のように見える岩です。
高さは15メートルもあるそうです。
渋滞(13:45)
頂上まであと少しのところまで来た場所で前回同様、渋滞!
この辺りは岩場が多く、道幅が狭く一人しか通れない箇所も多く、上りと下りの擦れ違いに時間がかかっているようです。。。
山頂渋滞(13:55)
渋滞を抜け、ようやく山頂近くまで辿り着いたのですが、山頂付近は前回同様、大混雑!
筑波山山頂は岩場が多く、スペースがあまりないので、みんな眺めの良い岩場へ行こうと周辺は身動きの取れない大勢の人々でごった返していました。
女体山山頂(14:00)
人混みを縫うようになんとか岩場の先へ辿り着きました。
筑波山は周りに高い山がないため、ここからは、関東平野が遥か遠くまで見渡すことができます。
ここで、Iくんのシータが登場!
綺麗に撮影できるように細長い三脚に装着したシータを頭上に掲げたのですが、周りからは「コイツ何やってるんだろう」と言わんばかりの冷たい視線を感じました。
シータで撮影した写真は、リコーのサイトから専用のアプリをダウンロードして見ると、360度のパノラマが見れます。
アプリは、Windows、Mac、iPhone、Android版が用意されています。
マウスで操作し、+と-ボタンでズームイン・アウトができます。
下の画像は、一番ズームアウトした状態で足元の方を見たところです。
こちらは、空を見たところです。
神社方向を見たところです。
関東平野の方向です。
360度の景色を堪能できる点は素晴らしく、特に足元がよく見えるような高い場所ではその効果はてき面で自分も買おうかと思いました。
カエル岩(14:40)
山頂の景色を堪能し、男体山方面に向かいます。
途中、カエルの形をした「カエル岩」があります。
小石を投げてカエルの口の中に入ればお金がたまると言う言い伝えがあるとかで、通行人が大勢、カエルの口めがけて小石を投げていました。
自分も試しましたが、残念ながら入りませんでした。
甘味処で一息(14:45)
頂上付近は風がかなり強く、寒かったので、昨年と同じ店に入ってお汁粉を食べることにしました。
正直、インスタントのような簡素なお汁粉なのですが、山頂のお店なので、まあこんなものかと。。。
ケーブルカー山頂駅も大渋滞(15:15)
ケーブルカーの山頂駅に到着です。
昨年同様、山頂駅は、下りのケーブルカーを待つ客で長い列ができていました。
元々のスケジュールではケーブルカーで下山する予定だったのですが、寒い中、長い時間、行列の中、待つのも嫌だったので、歩いて下山することにしました。
下山開始!(15:40)
ケーブルカー乗り場の横道を下り、下山開始です!
道は結構、急です。
前回は、雨で木の根などが滑りやすくなっていて、この下りで3回ぐらい転んでしまいました。
歳ですね。。。
日没(16:20)
予想以上に日没が早く、下山道の半ばで日没を迎えることに。
ここで、あたりが暗くなる前に安全のために全員にヘッドライトを装着してもらいました。
予想通り、日没が過ぎるとあたりはあっという間に真っ暗に。。。
下りの道は岩場が多いため、足元をライトで照らしながら慎重に下ります。
紅葉ライトアップ(17:10)
暗い夜道を下山すること30分。
ようやく、ケーブルカー駅に到着。
駅の周辺は紅葉したもみじの木々がライトアップに照らされ、とても美しいです。
ライトアップされた紅葉の周りでは大勢の観光客が写真を撮っていました。
夜の筑波山空中散歩(18:10)
今日は、これで終わりではありません。
結構、遅い時間になってしまったのですが、これからロープウェイに乗って再び山頂付近まで上がり、夜景を鑑賞します。
この時期のロープウェイは、土日祝日は「スターダストクルージング」と銘打って17時から21時まで運行しているのです。
駐車場まで急いで戻り、ロープウェイ乗り場のつつじが丘まで急いで移動します。
駐車場には18時頃に到着。ロープウェイは20分おきに運行しており、18:20に乗ることができました。
素晴らしい関東平野の夜景(18:30)
ロープウェイがつつじが丘駅を出発すると進行方向左側に関東平野の夜景が広がります。
光に包まれて空中を散歩しているようなこの景色も結構、感動的だったのですが、山頂に到着してテラスに出ると、びっくり!
うわ~
目の前にはきらめくような関東平野の素晴らしい夜景が広がっており、各メンバーからも思わず感嘆の声が。。。
自分もこんな綺麗な夜景を見るのは久しぶりでした。
素晴らしい夜景をもっと長く見ていたかったのですが、今日は遠くから来ているメンバーもいたため、終電に間に合うように早めにロープウェイで下山、つくば駅周辺の居酒屋へ向かいました。
今年もお疲れ様でした!(20:30)
つくば駅の近くの居酒屋で宴スタート!
残念ながら、今日は温泉もなく、しかも車を運転して帰らなければならないため、酒も禁止。。。
しかし、今日は今年最後の部活!
メンバーのみなさん、今年もお疲れ様でした!
来年もよろしく!!
筑波山の夜景は素晴らしい!!
コメントする
You must be logged in to post a comment.