2015年、第2回目の部活は、今回で4回目になる「棒ノ峰(棒ノ折山)」です。
前回訪れたのが2013年なので、2年ぶりになります。
棒ノ峰(棒ノ折山)は西武池袋線の飯能駅からバスで40分のところにあります。
コースは、沢登りのようなところが多くあり、変化に富んだ楽しい山です。
前回同様、今日は関東地方は30度近い気温になるとの予報。
棒ノ峰(棒ノ折山)は、沢沿いを歩くので比較的涼しく良かったですが、普通の山だったら、ちょっと暑かったでしょう。
集合は、飯能駅に8:10です。
飯能駅(7:55)
飯能駅北口のバス停に集合時刻より少し早く着いたところ、そこにはバスを待つ大勢の登山客が。。。
ざっと、70人ぐらいはいたでしょうか。。。
まじか~、これじゃあ乗れないかも。。。
しかし、登山客が待っていたのは8:00発のバスで、臨時バスも1台増便され、大勢いた登山客は、ほぼいなくなりました。
なんだ、良かった。。。
我々が乗る予定のバスは8:30発なので、その後、登山客が次々とやって来てバスが到着する頃にはさきほどと同じぐらいの大勢の登山客が並んでいました。
「さわらびの湯」行きバス(9:10)
飯能からバスに40分ほど揺られると「さわらびの湯」バス停に到着します。
金額は600円です。
なぐりづえ(9:10)
バスを降りると「なぐりづえ」なるものが。。。
前回より、数が多くなったような気がします。
トレッキングポール代わりに自由に使用していいもののようです。
ただし、使用後は返却要です。
トイレ(9:10)
バス停近くには、「やまみせ」というちょっとしたお店があり、車も数台止められる駐車スペースもあります。
公衆トイレもあり、ここが棒ノ嶺(棒ノ折山)へのトレッキングのスタート地点になります。
棒ノ嶺(棒ノ折山)は、途中トイレがないため、ここでトイレを済ませてみんな出発の準備に取り掛かります。
今日は快晴の天気です!
ツバメのヒナ(9:15)
トイレを済ませて外に出ると、上の方から鳥の鳴き声が聞こえてきます。
声のする方向を見上げると、トイレの軒下にツバメの巣があり、ヒナがしきりに餌を求めていました。
出発!(9:25)
トイレを済ませ、準備運動も終わり、棒ノ嶺(棒ノ折山)に向けて出発です!
バス停からは、しばらく緩やかな舗装道路を歩いていきます。
有間ダム(9:35)
その後、10分程度で有間ダムに到着します。
有間ダムの上には、バイクや車でドライブに来ている男性が多くいました。
有間ダムは、名栗湖をせき止めるかたちで作られており、このダムの上を渡って名栗湖に沿って登山道に向かって進みます。
登山口(9:45)
名栗湖の湖岸に沿ってしばらく行くと棒ノ嶺(棒ノ折山)の登山口に到着します。
ここには、「白谷の泉」という湧水が出ています。
ここから、比較的急な坂道が始まります。
林間を進む(9:48)
登山道への入口からしばらくは林間のコースを進みます。
この坂、そんなに急ではないのですが、体がまだウォームUPされていない状態なので、若干辛いです。
みんなちょっと息を切らしながら登っていきます。
林間の道をしばらく進むと道の左側が崖のように切り落ちた道になり、崖のはるか下に川が見えてきました。
若干の岩場(10:00)
沢が近づいてくると、今まで林間だった道に大きな岩がところどころに現れるようになり、若干、崖っぽい場所を登るような道も出てきました。
沢登りスタート(10:10)
山道を進むにつれ、道の左手下に見えていた川が段々と近づいてきて、ついに道と同じ高さになりました。
ここからが沢登りのスタートです。
やはり、沢は涼しいです!
今まで、結構、暑かったのですが、一気に涼しくなりました。
ここでは休憩を取る登山客も多く、一気に人口密度が高くなりました。
毎回来るたびに登山客が増えているような気がします。
実は、このサイトの棒ノ嶺(棒ノ折山)のページのアクセスも急増しており、5月は、サイト内で一番アクセスが多いです。
迫りくる岩壁(10:15)
沢登りが始まるとすぐに写真のように両サイドから迫りくる岩壁の間を通り抜けなければならない場所があります。
登山用語では、切り立った岩壁にはさまれた峡谷はゴルジュと呼ばれるそうです。
棒ノ嶺(棒ノ折山)には、このようなゴルジュが2箇所ほどあります。
最初のゴルジュは、「牢門」と呼ばれているそうです。
この岩壁の間の沢を右へ左へと渡り歩きながら登っていきます。
これがすごく楽しい!!
<棒ノ嶺のゴルジュ>
岩壁を上から望む(10:20)
今日は、小学生ぐらいの子供を連れた家族も多く、天然のアスレチックを遊ぶかのように「楽しい~」と元気よく登っていきます。
写真は、岩壁をすり抜け、少し上に上がったところから岩壁を撮影したものです。
気持ちの良い沢登り続く(10:23)
沢登りは続きますが、絶えず、水の流れる小川の脇を通っていくため水の流れる音に心が癒されます。
ここ最近はあまり大雨もなかったので、水量もちょうど良くて危険な感じもありませんでした。
ただ、滑り止めの靴とはいえ、水の流れのある中を歩くときは慎重になります。
沢登りは変化に富んでいるため、登ってはいるもののあまり辛くはなく、むしろ楽しいです!
沢登り終盤(10:25)
沢登りも終盤です。
ここは、1回目に訪れた時は川の水量が結構多かったのですが、最近、雨が少なかったせいで今回も、あまり多くありませんでした。
水量が多い時は、川の端を滑らないように岩壁に手を添えながら慎重に進まなければなりませんでしたが、今回もそれほどでもありませんでした。
鎖場?(10:25)
沢登りの最後の難関です。。。
写真のように結構、急な岩場の階段があります。
滑らないように階段の左側には鉄の鎖状の手すりが設置されています。
慎重に登れば、初心者でも問題ありません。
沢を右へ左へ(10:40)
鎖場の後、ちょっとした岩場をロープで登るところもあります。
その後、写真のように沢を丸太で右へ左へと渡りながら、登って行きます。
休憩ポイント直前の丸太の階段(10:50)
中間地点となる休憩ポイント直前の丸太の階段です。
これを登れば、休憩ポイントです!
中間地点到着(10:55)
沢登りが終わるとようやく休憩所です。
ここが頂上までのちょうど中間地点になります。
しかし、いつもと何か風景が違います。
なんと、休憩所に屋根がなくなっているじゃないですか~
いつもは大勢の登山客が座っている丸太のベンチも人もまばらでみんな周りの木陰で休んでいます。
なんでなくなったんだろう。。。
急坂(11:00)
中間地点の休憩所からは、いきなり急な坂に変わります。
川はどこへ消えてしまったかと思うように見渡す限り林間の山道を登ります。
丸太の階段崩壊!(11:02)
急坂をしばらく登ったところで、丸太の階段が崩れ落ちて、その場に緑色のロープが設置されていました。
山肌の砂地がとても滑りやすく、このロープを使用しないと足元を取られてしまいます。
岩茸石(11:10)
急な坂を上りきり、しばらく山の斜面をトラバースする感じで緩やかな坂道を進みます。
坂道を進んで尾根の分岐点に到着したところに「岩茸石」と呼ばれる大きな岩があります。
いつもは、Kさんが岩の上に登って記念撮影する場所なのですが、今日は先客がいました。。。
急な坂道続く(11:20)
記念撮影を諦め、山頂へ向かって、分岐点を岩茸石とは反対方向に進みます。
ここから、再び急な丸太の階段や根っこ道が続きます。
最大の難関(11:30)
しばらく急坂が続き、途中、写真のような急な丸太の階段があります。
この丸太の階段、丸太の間隔が広く、とても歩きにくいです。
棒ノ嶺(棒ノ折山)への上りでは、この丸太の階段が一番きついと思います。
ほんと、丸太がない方が登りやすいです。。
権次入(ゴンジリ)峠(11:35)
丸太の階段を上りきったところがゴンジリ峠です。
ここは広場になっており、ベンチも設置されているため、ここで一休みです。
ランチタイム(11:50)
山頂はあまり日陰がなく、今日はかなりの数の登山客がいるので、木陰の多いこの場所でランチタイムとすることとしました。
写真左端のブルーシートを敷いている集団が、我々です。
今日のランチは、コンビニのおにぎり弁当です!
撤去された丸太の階段(12:20)
ランチタイムも終了し、再び山頂に向けて出発です。
出発してしばらくは平坦な道が続き、その後、緩やかな広い坂道があります。
この坂道、以前は丸太の階段だったんですよね。
道端には、撤去された丸太の山が。。。
正直、この道の方が全然、登りやすいです。
頂上直前あたりの道には丸太の階段の杭の跡が残っています。
山頂到着!(12:25)
ようやく山頂に到着!!
空は快晴!
棒ノ嶺(棒ノ折山)の山頂からは、関東平野が広く見渡せます!
いや~、気持ちがいいです!
<山頂からの風景>
ただ、天候は良かったのですが、都心方面は空気があまり済んでいなかったため、ちょっと白っぽくはっきり見ることはできませんでした。
下の写真の中央には、スカイツリーがあるのですが、この写真では、はっきりとわからないと思います。
上の写真のコントラストを上げたり、明度を変えたりと加工すると中央部分にかすかにスカイツリーの姿が見えます。
わかりますでしょうか。。。
山頂はこの写真ではあまり登山客がいないように見えますが、奥の方の木が密集しているあたりの木陰を取り合うように大勢の登山客が昼食を摂っていました。
記念撮影(12:30)
棒ノ峰(棒ノ折山)の看板の前で恒例の記念撮影(人は写っていませんが。。。)を撮りました。
下山開始(12:40)
山頂の素晴らしい景色を堪能し、下山開始です!
自転車登山?!(12:50)
途中、ゴンジリ峠あたりで丸太の階段を自転車を押しながら下りて行く男性がいました。
どうやって、ここまで登って来たんだ?
岩茸石の分岐点(13:10)
岩茸石の分岐点に到着です!
行きの時に岩に登れなかったKさん、ここぞとばかりに登っていきます。
前回は、岩茸石の方向の道を下ったのですが、今回は来た道を戻ります。
崩壊した丸太の階段(13:20)
登りの時に苦労した崩壊した丸太の階段です。
下りの方が足元が滑りやすくみんな苦労していました。
閑散とした休憩ポイント(13:25)
さすがにこの時間は、登ってくる登山客は少なく、休憩ポイントも閑散としていました。
鎖場を下る(13:50)
鎖場を下ります。
足元の岩が滑りやすく、登りよりも慎重に下りなければなりません。
初心者の方は、来た道を下るより、岩茸石を真っ直ぐに進んで行く道をおすすめします。
ゴルジュ(14:00)
ゴルジュまで戻ってきました。
この辺りも岩場が多く滑りやすいので、下りの際は細心の注意を払いながら、下りて行きます。
最後の山道(14:25)
沢を過ぎて、山道を下ります。
舗装道路まで、あと少しです。
登山口到着!(14:30)
登山口に到着です!
あとは、舗装道路をひたすら歩いて行くだけです。
さわらびの湯(15:50)
山頂を出発して約2時間20分、下山後のお楽しみ「温泉」です!!
温泉は、出発地点近くにある「さわらびの湯」!
入り口を入ると目の前に「飯能ヤマノススメ倶楽部」の4人のパネルが。。。
TVアニメも見ていましたが、飯能は、かなりヤマノススメを推しているみたいですね。
さわらびの湯のサイトでも紹介されていました。
以前は、ザックなどは脱衣場に持って入っていたのですが、館内放送で、荷物は大広間に置いてくださいとのこと。
荷物を置いて脱衣場に行くと、かなりの混雑ぶり。
前々回の時は、大混雑で洗い場の待ち状態という見たくない絵図らを経験しましたが、まさか、またあの経験をしなければならないのか~
服を脱いで恐る恐る洗い場へ向かうと、案の定、裸の男の長蛇の列が。。。
風呂上りのビールは最高!(16:00)
混雑する男子風呂を早々に引き揚げ、大広間でみんなを待ちます。
しかし、宴を待ちきれずに早速ビールを購入!
やっぱり、風呂上りのビールは最高!
ヤマノススメ、バスジャック(17:40)
さわらびの湯から飯能駅行きのバスは、土曜日は、16:53、17:37、17:56がありました。
急げば、16:53に間に合ったのですが、みんなまったりと過ごしていたので、17:37のバスに乗ることに。
バス停で待っているとヤマノススメで装飾されたバスが到着!(※下の写真は下車後に撮影したものです)
車内もヤマノススメ一色です。。。
宴!!(18:20)
宴の場所は、棒ノ嶺(棒ノ折山)の場合は定番となった「祥龍房 飯能駅北口店」へ!
今回も、念のために予め予約をしておきました。
このサイトで紹介したせいかもしれませんが、最近は店内が登山客でいっぱいです。
この日も予約した18:30に行くと、すでに店内は満席で、ちゃんと席が確保されているのか心配でしたが、6人席のテーブルがちゃんと確保されていて一安心しました。
早速、生ビールで乾杯!
料理も次々とオーダー! いつもながら安くて美味しい!
写真は、最初の前菜用のメニューなのですが、全品280円なんですよ。
しかも、どれも美味しいです。
これだけでも、結構、満足します。
6人で腹いっぱい、食べて飲んで、お勘定をお願いしたら、13,400円!
一人当たり、約2200円ですよ!
う~ん、会社の近くにも欲しい。。。
2年ぶりの棒ノ峰(棒ノ折山)、やはり何度来ても楽しいです!
棒ノ嶺は、年々、登山客が増えている。。。
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