7/18~20の3連休、19~20日が天気が良さそう!
ただ、先週の平標山が、結構ハードだったため、太ももやふくらはぎの筋肉痛が半端ない。。。
こんなに痛くなったのは久しぶりだ。
でも、山に行きたい!
ということで、日帰りで行ける山を探すことに。。。
先週の平標山が標高2000mでも結構暑かったので、2500m以上の山を候補として探したところ、以前より行きたかった八ヶ岳が2500m以上の山々が連なっているらしい。
お~、ちょうどいい、ここにしよう!!
それで、調べたところ八ヶ岳には最高峰の赤岳をはじめとして、横岳、硫黄岳などがあり、この3つを周回するコースが、魅力的でした。
しかし、結構時間のかかるコースで、足の状態もベストコンディションとはいえないので、もう少し短い時間で行けるコースを再検討。。。
そんな時、八ヶ岳の特集をした雑誌を見ていると、「阿弥陀岳」という山もすぐそばにあり、ここの山頂から360度の絶景が見れるとのこと。
赤岳山頂よりおすすめとのコメントもあったため、今回は、阿弥陀岳→赤岳コースに行くことにしました。
コースが決まったところで、コースタイムを地図を見ながら確認していくと8時間ぐらいはかかりそう。
この時期は午後からのにわか雨が危惧されるので、14:00ぐらいには下山したい。
そうすると遅くとも朝の5:00ぐらいには登山口であるやまのこ村の駐車場を出発する必要がある。
ということで、先週に引き続き、自宅を深夜0時頃に出発し、今回も関越近くの沿線沿いに住むYくんを夜中の1:30頃にピックアップして中央道に向かいます。
さすがに、この時間の高速道路は、ほとんど車もなく、快適なドライブです。
それでも、諏訪南ICに到着したのは4:00ぐらいで、下道を通って、登山口のあるやまのこ村に向かいます。
間違えた!(4:20)
真っ暗な道を進んで行き、美濃戸口に到着。
ここからやまのこ村や赤岳山荘のある駐車場までは舗装されていない悪路とのこと。
行けるところまで行ってみようと進んで行くと、いきなり凸凹の道に変わり、我が家の愛車ホンダのフィットでは、これ以上進むのは無理と判断し、美濃戸口まで戻ることにしました。
途中、車道の脇に多くの車が路上駐車していたので、我々も車を停めて、ここから歩いて行くことにしました。
車から荷物を降ろし、準備を済ませ、登山口を目指して坂道を登って行きます。
確か、ここから1時間は歩かないといけなかったはず。。。
溜息をつきながら坂道を歩きながら、なんとなく違和感を感じ、スマフォからGoogleMapを起動、現在位置を確認すると、なんと1本南側の道を進んでいる模様。
このままだと阿弥陀岳に直行するコースになってしまう。
マジか~~~~~
急いで、車まで戻り、Uターンです。
やまのこ村駐車場(5:10)
来た道を美濃戸口付近まで戻ると、赤岳を指す分岐点に到着。
ここで曲がらないといけなかったのか。。。
赤岳への車道は砂利道で、車1台が通れるほどの道です。
さっき、途中の凸凹の道を進むのを途中で断念したため、この道を進むか迷ったのですが、道を間違えたことにより、予定が遅れていたので、車で進むことを決断!
道は、確かに凸凹していたのですが、ゆっくり慎重に進めば、愛車のフィットでも、なんとか山荘がある場所まで行くことができました。
到着したのは、5:10ぐらい。
すでにかなりの車が駐車場に停まっていました。
駐車場に車を停めると、山荘の方らしき人が出てきて駐車料金を払う代わりに、紙に手書きで書かれた駐車証のようなものを渡され、それを外からも目立つところに置いておくように言われました。
いざ出発!(5:20)
山荘でトイレを済ませ、いざ出発です!
我々が車を停めた「やまのこ村」の駐車場のすぐ先に「赤岳山荘」がありました。
ここにも駐車場があり、たくさんの車が停まっていました。
赤岳山荘の前には、登山届のポストも設置されています。
美濃戸山荘(5:25)
赤岳山荘を過ぎるとすぐに清流にかかる橋を渡ります。
水がとても綺麗で、朝の清々しい空気の中で気分がリフレッシュされます。
車道に沿ってしばらく進むと、「美濃戸山荘」がありました。
美濃戸山荘の前に「スイカ500円」の大きな手書きの看板が。。。
食べたい。。。
登山道入り口(5:25)
美濃戸山荘の目の前に登山道の入り口があります。
ここが南沢ルートと北沢ルートへの分岐点になります。
我々は、今日は「阿弥陀岳」→「赤岳」コースを行くので、南沢ルートへ向かいます。
緑が美しい森(5:30)
登山道に入ると、しばらくは緑が美しい森の中を歩くことになります。
最初のうちは、比較的歩きやすい道で、道の傍らを清流が流れており、とても気持ちがいいです。
岩場の急坂(5:55)
登山道入り口から約30分ぐらい歩いたところで、写真のような岩がごろごろした急な坂道へとなりました。
さきほどまで、傍を流れていた清流も道の右側下方に川のような水量で流れています。
しばらくは、このような坂が続きます。
清流に癒される(6:20)
30分ぐらい坂道を登り続けると道の傾斜も比較的緩やかになり、川のようだった清流がいつの間にか道の傍らに流れていました。
やっぱり、このぐらいの流れが心癒される感じでいいな~
広い河原(7:30)
登山口を出発して約2時間、林道の中を歩き続けたところで、急に開けた河原に出てきました。
ここには、ヘリポートらしきものもありました。
赤岳の雄姿!(7:35)
河原を少し進んだところで目の前に赤岳が現れました。
ちょうど山頂付近を覆っていた雲が流れるように後ろに消えていくところで、その光景がとても美しく、しばらくその場に立ち尽くして眺めていました。
<早朝の赤岳の雄姿>
業者小屋到着!(7:40)
ヘリポートのあった場所から10分程度で、最初の目的地、業者小屋に到着です!
小屋の前では、多くの登山客が朝食を摂っていました。
小屋の正面には、テント場があり、多くの方がテント泊をされていました。
このテント場は広々としていて、自分もいつかテント泊で来てみたいと思いました。
朝食(7:45)
今日の朝食は、コンビニで買ったサンドイッチです。
ベンチに座って上を見上げると横岳あたりの荒々しい山々が、まるでジェラシックパークの世界に来たかのように迫力ある姿で迫ってきます。
阿弥陀岳へ向けて出発(8:00)
小屋でトイレを済ませ、次の目的地「阿弥陀岳」へ向けて出発です。
小屋の前の道を右折し、テント場の中の道を進んで行きます。
分岐点(8:10)
10分ぐらい進んだところで、赤岳と阿弥陀岳への分岐点に到着します。
ここを左に進むと文三郎尾根を経由して赤岳に行けます。
我々は、今日は阿弥陀岳経由で行くので右に進みます。
赤岳天望荘(8:30)
阿弥陀岳への登山道は、林の中、比較的緩やかな傾斜を登って行きます。
山道を少し登ったところで、振り返ると遥か稜線上に「赤岳天望荘」が見えました。
空は青空、いい天気です!
ガレ道(8:50)
稜線が近付くにつれ、岩がごろごろした道となってきて、写真のように道が崩れている箇所もありました。
ここは、登りやすいようにロープが張ってありました。
富士山の絶景!(9:00)
業者小屋から約1時間、稜線の中岳のコルに到着!
すると目の前にドーンと富士山が!
すっげぇーー!!
予期していなかった光景だったので、すごく感動しました!
やっぱり、富士山はでかいな~
<中岳のコルからの富士山の絶景>
阿弥陀岳への絶壁(9:05)
富士山の感動に浸ったあと、稜線の右側を見上げると絶壁のような山が。。。
登山道がどこなのかさっぱりわからず、崖を登っていくようにしか見えません。
ここを登るのか~
鎖場&鉄格子(9:10)
ザックを稜線に置いて、意を決して壁に向かいます。
スタートしてすぐに写真のような鎖場と鉄梯子があります。
慎重に登れば特に難しいところではありません。
梯子の上から見るとこんな感じです。
崖を登る(9:15)
梯子を登って、傾斜のきつい道を少し登ると右側に向かって写真のような崖を登っていく場所が現れます。
写真では大変そうに見えますが、慎重に登れば問題ありませんし、要所には鎖が設置されていました。
ただ、急な角度で登っていくので、後ろを振り返ると高度感が徐々に増していきます。
高所恐怖症の方にはちょっと辛いかもしれません。
<阿弥陀岳登頂途中からの富士山と赤岳>
崖、続く(9:30)
崖登りが続きます。
ただ、そんなに難易度が高いところはないので、慎重に登れば問題ありません。
空の雲も取れてきて青空が見えてきました。
早く、山頂に行きたい。。。
360度の大絶景!(9:45)
崖と格闘すること約40分、ついに阿弥陀岳山頂に到着です!
やった~、すっげ~綺麗!!
山頂からは、360度の大絶景が広がっています。
先ほど稜線で見えた富士山方面。
反対側には諏訪湖が、
その右奥には北アルプスらしき山々が!
登ってきた登山道側には、赤岳の雄姿がはっきりと見えます!
<阿弥陀岳山頂からの360度の絶景(その1)>
<阿弥陀岳山頂からの360度の絶景(その2)>
ここまで登ってきた苦労が報われる瞬間です。
こういった絶景に出会うことができるので、登山は止められません!
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