2018年4回目のトレッキングは、秩父の高山不動尊です。
高山不動尊は、2011年に訪れて以来になります。
前回は、高山不動尊~関八州見晴台~顔振峠というコースですが、それでは物足りないかもと思い、関八州見晴台~顔振峠の間に黒山三滝を訪れるロングコースにしてみました。
西吾野駅(8:30)
高山不動尊へは、西武秩父線の西吾野駅から行きます。
西吾野駅は、今年初めに訪れた伊豆ヶ岳への登山口である正丸駅の一つ前の駅になります。
今日は、部下のYくんとのトレッキングです。
清流の流れる道路沿いを進む(8:45)
西吾野駅から道路を下り、橋を渡ったところに道標が立っています。
高山不動尊へは右側に進みます。
真っすぐ進むと子ノ権現になります。
しばらくは道路沿いを歩くことになるのですが、交通量は少なく、道路に並走するように清流が流れており、歩いていて気持ちが良いです。
山方向へ右折(9:00)
15分ぐらい道路に沿って歩き続けたあと、右手に大滝を指し示す道標がありました。
道標に従い、右折します。
前回、高山不動尊を訪れた時は、間違ってパノラマコースの方へ進んでしまったのですが、今回は、間違えずに滝巡りのできる本来のコースを進みました。
気持ちの良い林道(9:15)
傾斜の緩やかな舗装道路をしばらく進んで行くと、周りの民家もなくなり、背の高い林道になりました。
道も日陰で涼しくなり、快適なトレッキングです。
林道に入るとすぐに「高山不動尊奥の院」の看板が立っていました。
砂防ダム(9:30)
舗道道路をしばらく進んで行くと、右手にダムのようなものがありました。
ダムの傍に大きな看板があり、「高畑川 格子型鋼製砂防ダム」と書かれていました。
どうも、土石流を防ぐためのダムのようです。
山道始まる (9:30)
砂防ダムのすぐ先に右方向の山道を指す道標があり、ここを右に進みます。
ここまでは、舗装された広い道路でしたが、ここからは道幅の狭い山道となります。
山道に入ると傾斜が段々ときつくなってきました。
大滝への分岐点(9:40)
山道を10分ほど、登ったところで、第一の滝「大滝」への分岐点があります。
大滝(9:45)
分岐点から5分ほどで大滝です。
ここ最近、雨が少なかったせいか、水量も乏しく「大滝」と呼ぶには、かなり小さい滝です。
不動の滝への分岐点(10:05)
大滝から約20分、第二の滝「不動の滝」への分岐点があります。
不動の滝(10:15)
分岐点から10分ほどで不動の滝です。
先ほどの大滝が、ちょっと期待外れだったので、不動の滝もあまり期待していなかったのですが、不動の滝は、巨大な岩の間を流れる滝でした。
間近で見ると、かなり迫力があります。
ただ、残念ながら、水はほとんど流れていませんでした。
白滝への分岐点(10:35)
不動の滝から分岐点まで戻り、先を進みます。
不動の滝から20分ほど歩いたところに最後の滝「白滝」への分岐点があります。
白滝(7:25)
分岐点から3分ほど、比較的急な山道を登ったところに白滝があります。
こちらも水量が少ないせいか白滝と呼ぶには、ちょっと寂しい滝でした。
樹齢800年のイチョウの巨木(11:05)
三つの滝を巡った後、高山不動尊を目指します。
白滝から、20分ほどで高山不動尊に到着。
その境内の下の広場に樹齢800年といわれる天然記念物のイチョウの巨木が立っています。
別名「子育てイチョウ」ともいわれているそうです。
高山不動尊(11:15)
イチョウの巨木から高山不動尊の境内まで長い石段が続きます。
100段以上はあったでしょうか。。。
結構、きつかったです。
石段を登り切ったところに高山不動尊の境内があります。
境内は広々としていて綺麗に整備された休憩所もあります。
トイレも設置されているので、山頂に向けてここで一休みです。
関八州見晴台へ向けて(11:30)
休憩後、「関八州見晴台」へ向けて、高山不動尊前の道を進みます。
舗装道路を10分ぐらい進むと、右手に関八州見晴台への山道を示す道標が立っています。
綺麗なツツジ(11:40)
山道は、少し傾斜がきつくなります。
GWということもあり、道の傍らのツツジが見頃を迎えていました。
とても綺麗でした。
関八州見晴台(11:45)
見晴台に到着です!
今日は、天候も良く、関東平野が遠くまで綺麗に見えます。
GWということもあり、見晴台は、お弁当を食べている大勢の登山客で賑わっていました。
我々もここで昼食としました。
黒山三滝へ向けて出発(12:05)
今日は、ロングコースのため、休憩もそこそこに次の目的地の黒山三滝を目指します。
黒山三滝へは、登ってきた道よりも少し東寄りの道を下ります。
高山不動尊からの登り道は、舗装道路や比較的歩きやすい道でした。
しかし、こちらの道は、伊豆ヶ岳の尾根道のような、傾斜がきつく、木の根や岩に注意しながら歩かなければならない山道でした。
道は、20分程度で舗装道路と合流となりました。
黒山三滝へ山道を下る(12:30)
舗装道路をしばらく進むと分岐があり、黒山三滝へは、左手前方向の舗装道路を下って行きます。
分岐から5分ほど歩いたところに道路の右手に山道への分岐があります。
ここを下っていきます。
下り道続く(12:50)
眺望のあまりない下り道を20分ぐらい進むと、ようやく舗装道路に出ます。
ここでは、山道と並走していた清流からホースで水を引いているようでした。
ここから、黒山三滝まで1.4kmほどあります。
巨大なスズメバチの巣(13:00)
途中の民家の軒の下に巨大なスズメバチの巣がありました。
幸いにも巣の一部が崩れているようで、スズメバチの姿は見えませんでした。
天狗滝(13:50)
関八州見晴台から約1時間、黒山三滝の一つ「天狗滝」に到着です。
日本観光地100選の一つということもあり、観光客が大勢、訪れていました。
天狗滝は、最初に訪れた三つの滝よりは、水量はありましたが、若干、物足りなさを感じました。
男滝・女滝(14:00)
天狗滝からすぐのところに残りの2つの滝「男滝・女滝」があります。
こちらは、今までの滝と比べても水量のある滝らしい滝でした。
上の方の男滝の近くまで行って、写真を撮りました。
顔振峠を目指して(14:15)
黒山三滝の鑑賞を終え、顔振峠を目指します。
まずは、顔振峠へ向かう道の途中にある「傘杉峠」を目指します。
急な山道(14:40)
山道は、最初は傾斜の緩い道が続いたのですが、徐々に急な山道となり、ここまでかなり歩いてきていたため、二人とも足取りが重かったです。
道の途中には、写真のような岩場もありました。
傘杉峠到着!(15:30)
黒山三滝から約45分、傘杉峠に到着です!
やった~、今日は、もう登りはありません!!
顔振峠(15:30)
傘杉峠から舗装道路を30分ほど歩くと「顔振峠」です。
「顔振峠」の名の由来は、昔、義経弁慶主従が、余りの展望のすばらしさに顔を振り振り眺めたので、此の名がついたと云われているようです。
ここには、茶屋があります。
時刻は15時を過ぎていたのですが、GWということもあり、何人かの観光客が休憩を取っていました。
吾野駅に向かって下山(15:35)
茶店の傍らに吾野駅に向かう下山道があります。
ここからは、ひたすら下りとなります。
摩利支天尊(15:40)
下り始めてすぐに「摩利支天尊」があります。
ここからの風景は、独特の風情があり、心落ち着きます。
桜の季節に来れば、より一層、美しい情景に巡り会えるようです。
近郊の山々(15:50)
摩利支天尊のすぐ近くに、近郊の山々が見渡せる場所があり、各山を指し示す看板も立っていました。
一番右の高い山が「武甲山」です。
シャガの花(16:00)
登山道の傍らには、シャガの花が数多く咲いており、とても綺麗でした。
ホタル生息地(16:25)
民家が建ち並ぶところまで下りてきました。
道の傍には綺麗な川が流れており、「ホタル生息地」という看板が立っていました。
こんな場所の近くに住んでいる方は、羨ましいですね。
吾野駅到着(16:40)
吾野駅到着です!
出発から、約8時間、今日は、よく歩いたものです。
さすがに、足が疲れました。。。
宴(18:00)
その後、Yくんとの登山の後の定番となっている秋津の花の舞で宴となりました。
ロングコースとなった今回のトレッキング。
肉体的には、結構、疲れましたが、美しい情景に心癒され、とても良かったです!
6つの滝巡りコースは、思った以上にハードだった。
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