前の会社の元上司のSさんから、ここに行ってみたいと言われた山が、山梨県の日向山。
雑誌に掲載されている山頂の写真を見ると、真っ白い砂浜のようです。
えっ、これ山頂なの。。。
山頂と言えば、岩がごろごろしたイメージが強かったので、半信半疑でしたが、行ってみたいと思いました。
日向山へは、中央自動車道を経由して行くため、待ち合わせは、ICの入り口に近い調布駅にしました。
土曜日ということもあり、中央道は7時台には10kmの渋滞予測。
なので、6時半に集合し、日向山に向かいます!
尾白川渓谷駐車場(9:00)
中央道に入ると、すぐに渋滞が始まりました。
う~ん、まだ7時前なのに。。。
どうも八王子ICの手前で事故があったようです。
ついてないな~
しかし、事故渋滞は思ったほど長くなく、その後も相模湖近辺まで、渋滞が続きましたが、9時には尾白川渓谷駐車場に到着。
本来、日向山の登山口は、別のところなのですが、駐車場が10台分しかないとのことで、安全のために尾白川渓谷駐車場に車を停めて登ることにしました。
ただ、ここからだと登山口まで50分ほど余計に時間がかかります。
尾白川渓谷の駐車場は、9時だというのに結構、車が停まっていました。
新しいトイレ(9:05)
駐車場脇には、売店とトイレがあるのですが、トイレを見てビックリ!
3年前に来たときは、小さなトイレだったのですが、リニューアルされて4倍ぐらいの大きさになっていました。
こちらが、前回、訪れた時のトイレです。
通行止め(9:10)
駐車場脇にある大きな看板に日向山と尾白川渓谷のマップが出ていました。
見ると、通行止めの箇所が何か所もあり、日向山へは、右側から登るコースしか通れないようでした。
林道を通っていくコースを行くつもりだったので、ちょっと残念です。
出発(9:10)
日向山へは尾白川渓谷へ行く場合と同様に駐車場の奥の道を入っていきます。
道の入り口脇には、「甲斐駒ケ岳登山口」と書かれた案山子のような木彫りが立っています。
ここから、甲斐駒ケ岳へ登ってみたい気持ちはありますが、かなりハードなコースだと思われます。
舗装された道(9:10)
駐車場から、しばらく舗装された道路を歩きます。
この奥に白州観光尾白キャンプ場があり、キャンプ場に車で行くにはこの道を通ります。
道はそれほど広くなく、車1台がぎりぎり通れるぐらいの狭いところもありました。
尾白キャンプ場(9:15)
駐車場から5分程度歩いたところにキャンプ場がありました。
キャンプサイトは木陰が多く、清流が傍を流れており、過ごしやすそうな感じがしました。
キャンプ場の入り口には、管理棟の売店があります。
分岐点(9:15)
売店のすぐ先に日向山への分岐点があります。
ここを左(というか真っすぐ)進めば尾白川渓谷へ行くことができます。
我々は、今日は右の日向山へ向かいます。
ここから、日向山の登山口である「矢立石」までコースタイムで50分ほどかかります。
分岐点を右に進むとすぐに写真のような山道になります。
鷹ノ巣山?(9:25)
10分ほど、山道を登ると、いきなり写真のような岩がごろごろした急登の道に。。。
しかも、この急登がしばらく続きます。
なんか、鷹ノ巣山を登ってるみたいです。
日向山(ハイキング)コース(9:30)
最初は、「日向山ハイキングコース」と書かれていた看板が、いつの間にか「日向山コース」に。。。
確かにこのコースは、ハイキング気分では登れないな~
防空壕?(9:40)
途中、道端に防空壕のような人口の穴がありました。
何に使われていたんでしょう。。。
車道と合流(9:50)
20分ほどで車道に出ました。
登山口の矢立石に車で向かう道のようです。
再び登山道へ(9:55)
5分ほど、車道を歩くと、また山道へ入ることになります。
このまま車道を歩いていった方が楽そうでしたが、時間がどのくらいかかるかわからなかったので、山道を進むことにしました。
矢立石(10:05)
先ほどと同じような急な山道を10分ほど登ると登山口の「矢立石」に到着しました。
ここで、一休みとします。
登山口傍の看板を見ると山頂から錦滝の区間は、滑落死亡事故が発生しているため通行禁止となっているようでした。
ここから山頂までは、1時間40分となっています。
ここからは、「ハイキングコース」となっていました。(^^;
緩やかな山道(10:15)
ここまでの急登とは違い、ゆるやかな山道が続きます。
さすが、「ハイキングコース」です。
木々の緑が濃く、大量の蝉の声がそこら中に響き渡り、夏のようです。
ハイキングコース(10:25)
「日向山ハイキングコース」です。「日向山コース」ではありません。。。(^^;
コースの看板の下に「1 / 10」と書かれた標識があります。登るにつれて、この番号が増えていきます。
日向山までの標高を10分割して立て札を立てているのでしょうか?
観音像?(10:50)
途中、道端に観音像のようなものがありました。
60%登頂?(11:10)
「6 / 10」まで登りました。
ここまで、約1時間です。
この辺りから、道が緩やかになってきました。
雨量観測所(11:35)
途中、雨量観測所がありました。
観測所と言っても、写真のような背の高い電柱のような柱が立っているだけです。
三角点への分岐点(11:36)
観測所のすぐ先に「三角点」への分岐点あります。
「三角点」にこだわりがなかったので、登山道をそのまま進みました。
ようやく山頂?(11:40)
分岐点から5分ほど進んだところで、分岐して右の方に進む道がありました。
道の先が開けているようでしたので、おそらく、ここが山頂への道だと思い、右の道を進みました。
もうすぐ、砂浜を見れるのかと思うとワクワクします!
天空の白い砂浜ビーチ!(11:42)
林を抜けると、真っ白い砂浜が目に飛び込んできました!
おぉ~~!!
本当に海岸の林からビーチに出てきた気分です!!
砂浜は、海岸のように左右に広がっています。
右方向の奥には、八ヶ岳の山々が見えます。
1660m(11:44)
左へ進んだ奥に少し見晴らしの良さそうな場所が見えます。
カメラの望遠で見ると、数名の登山客がいたので、そこに向かいます。
途中、「日向山 1660m」の標識がありました。
吸い込まれそうな断崖(11:45)
砂浜は、ゆっくりと右方向にカーブしており、
右側の斜面は切れ落ちており、足を滑らせると危険です。
カーブの先端(11:47)
カーブの先端場所まで来ました。
右手側は、断崖となっており、岩がごつごつしていました。
来た道を振り返ると道の左側が切れ落ちているのがよくわかります。
甲斐駒ヶ岳の雄姿(11:50)
ここからは、甲斐駒ヶ岳もはっきり見えます。
所々に残雪があり、とても綺麗です!
ランチタイム(11:55)
ちょうどお昼時だったので、近くの木陰にブルーシートを引いてランチタイムとしました。
今日は、コンビニで買ったおにぎり弁当です。
これだけでは足りないので、カレーパンも買いました。
下山開始(12:15)
お腹も一杯になったので、下山することにしました。
砂浜ともお別れをし、再び林の中へ。。。
う~ん、下までずっ~と、この景色なんだよな~~
矢立石登山口(13:08)
山頂から黙々と下山した甲斐があり、約1時間ほどで矢立石登山口に到着です。
尾白川に向かって(13:10)
休憩もそこそこにして、尾白川に向かって再び山道を下ります。
ここからは、急斜面になるため、慎重に下ります。
分岐点到着(13:40)
30分ほどで、尾白川渓谷との分岐点に到着です。
やはり、下りは早いです!
竹宇駒ヶ岳神社(13:45)
Sさんが、尾白川渓谷は初めてだったので、少し寄り道をすることにしました。
分岐点からすぐのところに「竹宇駒ヶ岳神社」があります。
神社で、今日も怪我なくここに戻って来れた感謝を込めて祈りました。
吊橋(13:48)
神社でお祈りを済ませ、先に進むとすぐに大きな吊橋があります。
吊橋の上からは、とても美しい渓流を見ることができます。
千ヶ淵(14:00)
吊橋から10分ほど川沿いを進むと「千ヶ淵」があります。
通常は、登山道を通って行くのですが、川に沿った登山道は通行止めになっており、川岸まで下りて川沿いに「千ヶ淵」まで進みます。
以前訪れた時は、信じられないほど綺麗なエメラルドグリーンの色をした滝壺を上から見ることができたのですが、さすがに正面からだとあまり色が見えません。
ちょっと残念。。。
千ヶ淵から先は通行止めだったので、仕方なく駐車場に戻ります。
ラムネで乾杯(14:15)
駐車場に到着です。
車は、朝の半分ぐらいの数でしょうか。
本当は、ここでビールで乾杯といきたいのですが、今日はドライバー。。。
仕方なく、売店でラムネを買って乾杯しました。
尾白の湯(14:30)
駐車場から車で5分程度のところに森名水公園「べるが」という公園があります。
公園とはいっても、中はとても広く、キャンプ場や子供達が喜びそうないろんな施設が揃っています。
この公園の中に「尾白の湯」という温泉があるので、そこに向かいました。
温泉は、サウナや露天風呂も完備しており、とても広いです。
脱衣室や洗い場も広く、いつものような洗い場渋滞に会うこともなく、ゆったりと疲れを取ることができました。
その後、Sさんが、サントリーの白州の工場へ行きたいとのことで、立ち寄ることに。
時間が遅かったので、工場見学はできませんでしたが、ショップには立ち寄ることができました。
その後、いつもより空いている中央道を快適に走行し、東京への帰路に着きました。
日向山、山頂までの山道は、樹林帯に覆われ景観は全くありませんが、我慢させられた分、山頂の素晴らしい砂浜ビーチに到着した時は、感動でした!
日向山は、天空の砂浜ビーチだった!
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