昨年の盆休みに雨で行くことができなかった男体山。
今年こそはと思い、予定していたのですが、天気予報では、午後から雨の予報。。。
仕方なく、他に天候が良さそうな山を探したのですが、ほとんどの場所が雨の予報。
唯一、天候が良かったのが東北地方。
安達太良山は、以前行ったことがあったので、他に良さそうな山を探しているとすぐ傍に「磐梯山」がありました。
磐梯山は登山ルートがたくさんあり、八方台登山口からのルートは、初心者向けでそんなに時間がかからないらしい。
しかも、山頂は360度絶景とのことで、ここに決めました!
ただ、八方台登山口からのルートは、初心者でも登りやすい人気のコースのため、登山口の駐車場は、8時ぐらいには満車になるとのこと。
しかもお盆休みとなれば、もっと早い時間に満車となる可能性が。。。
さすがに7時だったら大丈夫ではないかと思い、常連のYくんを3:00にピックアップし、大急ぎで東北自動車道を北上しました。
さすがに3時に出発しただけあり、東北自動車道は渋滞もなく快適に走ることができました。
ただ、やはりお盆休み、朝の4時だというのに車の台数が多かったです。
やはり、お盆休みは、侮れない。。。
(※実は、今日帰路時に、そのことを思い知らされることが待っていました。。。)
磐梯山ゴールドライン(6:30)
特に大きな渋滞もなく、3時間半ぐらいで磐梯山ゴールドラインに到着です。
目の前には、朝日をバックに聳え立つ磐梯山の雄姿が見えてきました。
行き交う車もほとんどなかったので、駐車場はガラガラではないかと思いました。
ほぼ満車の駐車場(6:45)
7時少し前に駐車場に到着!
しかし、写真を見てお分かりのように、ほぼ満車に近い状態です!
さすが、盆休み、侮れません。。。
それでも、数台は空きがあったので、空いているところに停めることができました。
しかし、車から荷物を取り出し準備を始めていても、次々と車がやってきて、7時ぐらいには、満車となりました。
早く来て良かった~
登山口の駐車場から少し手前に下った場所にも小さな駐車場があったので、少し歩くことになりますが、満車だった場合、最悪、そこに停めれば大丈夫だと思います。
駐車場には、トイレもあります。
今回の登山ルートでは、途中の山小屋までトイレがないため、必ずトイレに行ってから登山を開始しましょう!
途中の山小屋には携帯トイレブース(携帯トイレを300円で購入できるらしい)がありますが、使用した携帯トイレは、自分の物を携えて下山し、登山口にある携帯トイレ回収箱に入れなければなりません。
八方台登山口(7:05)
駐車場から道路を渡って反対側に八方台登山口があります。
登山口には、登山届の提出用のボックスがあります。
ボックスの前には「この先、弘法清水小屋までトイレはありません!」の注意書きがありました。
しかし、弘法清水小屋にあるのは、普通のトイレではなく携帯トイレ用ブースです!
くれぐれもトイレは、駐車場で済ませてから登りましょう!
すぐ横には、「携帯トイレ回収箱」が設置されています。
登山者カウンター(7:07)
登山口には、通過した登山者を自動でカウントする機械が設置されていました。
なだらかな山道(7:15)
駐車場から、しばらくは、なだらかな山道が続きます。
道はなだらかですが、小さな岩が多く転がっていますので、足元には注意して進みましょう!
中の湯(7:30)
登山口から30分ほどで、目の前に開けた場所が現れます。
ここは、20年ほど前まで営業をしていた温泉旅館のあった「中の湯」らしいですが、現在は、廃墟となっているようです。
辺りには、硫黄のニオイが立ち込めています。
分岐点(7:35)
中の湯から5分ほど進むと分岐点があります。
ここを左に進むと裏磐梯スキー場登山口に行けます。
山頂へ向かうには「弘法清水」と書かれた右手の山道を登って行きます。
本格的な登山道(7:40)
ここまでの緩やかな山道とは違い、ここからは大きな岩がごろごろした本格的な登山道となります。
道の傾斜も険しくなり、一気に汗も出てくるようになりました。
裏磐梯の雄大な景色(7:45)
途中、道の左側に開けた場所があったので、ここで一休み。
おーー!!
ここからは、裏磐梯の雄大な景色が見えました。
裏磐梯で一番大きな桧原湖もとても綺麗に見えます。
下り?(8:05)
30分ぐらい登り続けた後で、山の右斜面を沿うように道が下り始めました。
折角登ったのに、下るのか~?
道は、所々、右側が急斜面となってロープが張られている場所もあるため、小さなお子さんの通行には注意が必要です。
登り再び(8:20)
山の右側面をトラバースするように道が進んだ後に、再び急な登り道となりました。
弘法清水(8:35)
登山口から約1時間半ほどで、「弘法清水」の分岐点に到着です!
ここを上に登って行くと山頂になります。
ここには、鐘も設置されていました。
裏磐梯の雄大な景色(8:35)
分岐点を真っすぐ進むと山小屋が2つあります。
手前が「岡部小屋」で、
奥が「弘法清水小屋」です。
「弘法清水小屋」の前と奥には、開けた場所があり、多くの登山客が休憩していました。
ここからは、裏磐梯の雄大な景色が見渡せます!
また、猪苗代登山口などの他の登山口に下山することもできます。
山頂に向けて出発!(8:45)
休憩後、再び分岐点に戻り、山頂を目指します!
大きな岩がごろごろした山道(8:55)
山頂が近づくにつれ、道に転がる岩がさらに大きさを増してきました。
段差も高く、足に負担のかかる場所も増えてきました。
山体崩壊の跡?(9:00)
登山道の途中、道の左側が急に開け、茶色い山肌があらわになった場所がありました。
磐梯山は、過去に山体崩壊が何度か繰り返されて現在の山容となったようで、それらに対応する崩壊壁のようです。
スキー場(9:00)
登山道の右手側には、山肌に蛇が這ったような模様がいくつも見えます。
これらは、スキー場のゲレンデのようです。
きっと、冬には大勢のスキー客が訪れるんでしょうね。
ようやく山頂?(9:10)
分岐点から約25分、山頂らしき岩がごろごろした場所がが見えてきました!
山頂到着!(9:10)
山頂に到着です!
三角点もありました!
山頂には、石の祠もあり、
その奥には、猪苗代湖の雄大な全景も綺麗に見えます!
いや~、360度、どこを見ても絶景です!
標高1816m(9:30)
山頂から、少し下がった場所に「標高1816m」の看板が立っていました。
下山開始(9:40)
山頂からの絶景を堪能し、下山開始です!
すれ違う家族連れのお子さんがスニーカーのような滑りやすい靴を履いているのを時々見かけたのですが、ちゃんとした登山靴を履いてこないと危険だと思いました。
弘法清水分岐点(9:53)
15分ほどで、弘法清水分岐点に到着です。
中の湯(10:40)
山頂から1時間ほどで、中の湯に到着!
やはり、下山は早いです。。。
登山口到着!(11:00)
山頂から1時間20分で、登山口に到着!
下山は、あっという間でした。
駐車場には、まだ多くの車が停まっていましたが、所々、空きがありました。
五色沼観光(11:55)
体は汗まみれで、着ている服も濡れていたので、すぐに温泉に入りたかったのですが、ちょうどお昼時だったため、温泉は営業しておらず、先に五色沼観光をすることに。。。
お盆休みということもあり、五色沼は大勢の観光客で賑わっていました。
写真は、るり沼です。
ここが、一番、綺麗に見えました。
山塩ラーメン(12:40)
ホテルの温泉の営業開始時間が13時だったので、五色沼の入り口にあった物産館の食事処で「山塩ラーメン」を食べました。
細麺の塩ラーメンで、館内設置の食堂のラーメンにしては、割と美味しかったです。
ただ、普通盛りは、量が少なかったので、大盛をおすすめします。
温泉!(13:00)
13時近くになったので、五色沼の傍にある「裏磐梯高原ホテル」の日帰り温泉に向かいます。
道路を挟んで反対側にある「裏磐梯レイクリゾート」にも日帰り温泉があったのですが、こちらは、13時半からでした。
ホテルに向かう頃には、雨が降り始め、ラウンジで13時を待っていると、外は豪雨となっていました。
今頃、山頂付近にいる人は、大変だろうな~
裏磐梯高原ホテルの温泉は、内湯と展望露天風呂のみのシンプルなものでしたが、展望露天風呂からは、一面に広がる弥六沼とその奥に見える磐梯山の絶景を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごすことができました。
ラーメン館(14:50)
温泉の後、帰路に着くには時間があったので、Yくんが、どうしても行きたいという野口英世記念館に向かいました。
野口英世記念館は、猪苗代湖畔近くにあります。
野口英世記念館のすぐそばには「ラーメン館」があり、時間に余裕があったので、立ち寄ることに。。。
ちょうど、7種類の喜多方ラーメンの食べ放題のイベントをやってました。
う~ん、ここでラーメン食べれば良かった。。。
野口英世記念館(15:10)
野口英世記念館は、大勢の家族連れで賑わっていました。
子供の頃から野口英世の本をたくさん読んでいたというYくんは、どの展示物にも興味津々で、熱心に説明を読んでいました。
記念館の傍には、野口英世の生家が当時のままに保存されて建っていました。
記念館を堪能した後、帰路に向かおうとしていたところ、磐越自動車道の一部が事故で通行止めとのこと。
仕方なく、1つ先のICまで下道を走ることになりました。
幸先悪いなと思ったのも束の間、高速道路の掲示板には、那須IC手前あたりから断続渋滞40kmの表示が。。。
マジか~~~~
しかし、これは序章に過ぎず、その後も何度も数十キロの断続渋滞が続き、都心に戻れた時には10時近い時間になっていました。
その後、石神井公園の焼肉屋で夕食を済ませ、Yくんと別れ、自宅に着くころには12時近い時間となってしまいました。
磐梯山、初心者向けのコースとはいえ、登り応えのある登山道でした。
そして、山頂からの360度の絶景は、素晴らしかったです!
短時間でこのような絶景を堪能できるというのは、かなりおすすめです!
磐梯山は、初心者向けなのに360度絶景が堪能できる山!
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