以前、天候不良で山頂からの景色が全く見えなかった金峰山。
いつかは、リベンジしたいと思っていました。
前回は、初心者だったこともあり、大弛峠からの楽々コースでしたが、今回は、稜線歩きが楽しそうな瑞牆山荘からの千代の吹上コースコースを登ります!
深夜2時半に自宅を出発し、常連のYくんを3:30にピックアップするために、車で向かいます。
Yくんのマンションの前に到着し、LINEで到着を知らせようとスマフォを見ると、今日は、体調不良で行けないとの書き込みが。。。!!
最近、LINEの投稿が、ロック画面に通知されないことがたまにあり、出発前に気付かなかったのです。
しかし、すでに登山の準備をして、ここまで車で来てしまった手前、中止する訳にもいかないため、Yくんには申し訳ありませんでしたが、1人で登ることにしました。
駐車場(6:00)
特に大きな渋滞もなく、2時間半ぐらいで瑞牆山荘近くの駐車場に到着です。
駐車場は、7割ぐらい車が停まっていたでしょうか。
日曜日ということもあり、土曜日に来て山小屋で一泊している登山者も多いのではないかと思います。
トイレ(6:15)
早速、車から荷物を取り出し準備を始めました。
その後も、3分に1台ぐらいの割合で車がやってきました。
準備が出来たので、登山口に向かいます。
駐車場から登山口まで100mぐらい道路を下ります。
登山口近くには、トイレもあります。
今回の登山ルートでは、途中の山小屋(富士見平小屋)にもトイレがあります。
登山開始!(6:20)
準備運動を済ませ、登山開始です!
登山口にある標識にはから金峰山頂まで4時間10分と書かれています。
ここは、瑞牆山の登山口でもあり、瑞牆山頂までは、2時間50分ほどです。
瑞牆山へは、以前登ったことがあります。登山の様子は、こちらをご覧ください。
緩やかな登山道(6:25)
登山口近くには、熊出没注意の看板が。。。
今日は、単独登山なので、念のため、熊除けの鈴を装着します。
登山口からしばらくは、緩やかな坂道が続きます。
傾斜がきつくなる(6:30)
5分ほど歩いたあたりから傾斜が徐々にきつくなり、大きな岩も道にたくさん現れるようになってきました。
段差も大きい場所も増えてきて、最初から若干、きついです。
瑞牆山の雄姿!(6:50)
20分ほど急坂を登ると開けた場所となり、目の前に岩肌が剥き出しになった瑞牆山の雄姿が現れました。
おーー!!
一度訪れたことがある景色とはいえ、何度見ても素晴らしいです!
広い道幅の登山道(6:50)
道は、右方向に緩やかな登り傾斜で続きます。
ここからは、道幅が広くなり、歩きやすくはなるのですが、道に転がっている岩も多くなってくるので、足元に気を付けながら登って行きます。
水場(6:55)
富士見平小屋の手前まで来ると、左方向を指し示す水場の標識がありました。
左に行くと大量の水が湧き出ている水場があります。
水場には、「富士見平湧水」と看板が立っています。
手で水をすくって飲むと冷たくてとても美味しいです!
テント場 (6:58)
水場からすぐの所に富士見平小屋のテント場があります。
夏休みということもあり、色とりどりの多くのテントが張られていました。
富士見平小屋 (7:00)
登山口から40分、富士見平小屋に到着です!
入り口の前には、土日限定のメニューが写真付きで飾られていました。
カレー、牛カルビ丼、中華丼、天然きのこうどん、どれも山小屋とは思えないメニューでとても美味しそうです!
特に、3種ソーセージ盛り合わせと地ビールには、心を強く惹かれました。
車の運転さえなければ。。。
トイレ (7:00)
小屋のすぐ傍にはトイレがあります。
今回の登山ルートでは、ここにしかトイレがありません。
トイレを済ませ、金峰山頂を目指します!
富士見平小屋は、金峰山と瑞牆山との分岐点になります。
金峰山へは、このトイレの左側の山道を登って行きます。
大日小屋への分岐点(7:10)
富士見平小屋から10分ほどで、目の前に分岐点の標識が立っていました。
ここを右上に登って行くと次のポイントの大日小屋になります。
標識では、左に分岐すると富士見平になっていますが、登山道は、写真を撮っている側に下る方向にあるので、ちょっと紛らわしいと思いました。
案の定、下りの際に自分も間違えて、真っすぐ左に向かって行ってしまいました。
すぐに道がないことが分かるのですが、変えて欲しいと思います。
ガレ場の坂道(7:15)
分岐点を右に進むと、写真のようなガレ場の坂道になります。
浮石のような薄い板状の石が無数に転がっているので、足元に気を付けながら登って行きます。
山肌を半時計周りにトラバース(7:25)
ガレ場の坂道を過ぎると、道は山肌を反時計回りにトラバースするようになります。
道は最初は、登りでしたが、途中からは下りとなります
大日小屋(7:40)
大日小屋に到着です。
大日小屋は、登山道から少し下った場所にあります。
無人小屋になります。
鎖場(7:45)
大日小屋から少し行ったところに鎖場があります。
それほど急な勾配ではありませんが、雨上がりなど岩肌が濡れている場合は、滑りやすいので注意が必要です。
視界開ける!(8:00)
ここまでの登山道は、視界が全く閉ざされた林の中でしたが、道の前方に岩が現れ、その奥に青空が広がっていました。
岩を登ると右側に絶景が!!
おーー!!
天気は快晴!
遠くの山々まではっきりと見えます!
絶景を堪能した後、後ろを振り返ると、そこにはごつごつした岩と鎖場がありました。
鎖場のある場所は、傾斜は緩やかで、初心者でも全く問題ありません。
その鎖場の上を見上げると大きな岩山が!
これが、大日岩のようです。
大日岩(8:05)
鎖場を登り、大日岩の真下にやってきました。
でかいです!
こちらは、もう少し登ったところで、側面から撮影したものです。
大日岩分岐点(8:08)
大日岩を通過してすぐのところで道が開けた場所となり、分岐点があります。
金峰山頂へは、ここを右に進みます。
道は、最初は平坦な道ですが、段々と傾斜がきつくなっていきます。
岩の多い急坂続く(8:40)
分岐点から20分ぐらいのところから道の勾配が徐々にきつくなり、大きな岩も増えてきました。
登山口を出発して2時間以上が経過し、足の疲れも大きくなり、登るスピードも落ちてきました。
砂払いノ頭(8:55)
急坂の先が急に開けて、目の前に青空が広がった場所に出ました。
やった~!!
ようやく稜線に出ました!
目の前には、巨岩があります!
巨岩に登り、左方向に目をやると、そこには、綺麗な姿をした富士山が!!
天気は、最高!
来て良かった~
稜線歩き(8:58)
ここから、山頂までは稜線歩きです。
最初は、岩が多いハイマツ帯の中を進みます。
振り返って、先ほどの「砂払いノ頭」を撮影したものです。
遠くに八ヶ岳が綺麗に見えます。
千代ノ吹上(9:00)
ハイマツ帯を少し進んだところで、目の前に岩肌が剥き出しになった絶壁が現れました!
ここが、「千代ノ吹上」です。
千代ノ吹上の先に山頂に向かって続く稜線が見えます。
こんな天気の良い日に絶景を見ながらの稜線歩きができるとは、幸せです!
意外と急坂(9:10)
稜線は思ったより急坂で、足の疲労もピーク近かったので、自ずとスピードも落ちてきます。
しかし、右手を見れば、富士山の絶景!
疲れてはいるものの、気持ちの良い稜線歩きが続きます。
アップダウン(9:15)
山頂までの稜線歩きで唯一のアップダウンがある場所です。
登り続きだったので、少し足を休めることができます。
しかし、その先の道は延々と登りが続きます。
大きな岩を登る(9:25)
山頂が近づくにつれ、道上の岩も大きくなり、道を歩くというより、岩を乗り越えていく場所が多くなってきました。
稜線続く(9:40)
稜線歩きが始まって約50分、目の前に大きな岩が見えてきました。
近くまで行くとビルのような大きさです。
五丈岩(9:45)
稜線が終わり、開けた場所に到着!
多くの登山者が、休憩を取っていました。
右手には鳥居が立っており、その奥に岩が積み重なった巨岩が。。。
これが、五丈岩です。
五丈岩は登るのが難しいようで、登ろうとしているチャレンジャーを見守るギャラリーがたくさんいました。
広場には、方位盤も設置されていました。
金峰山頂(9:50)
広場の少し先に山頂があるので、取り敢えず山頂に向かいます。
2599m、山頂に到着です!
山頂付近の岩場から五丈岩方面を撮影しました。
いい天気ですね~
下山開始(10:25)
その後、広場で少し早目の昼食を済ませ、下山開始です!
気持ちのいい稜線(10:30)
岩がごろごろした稜線を下ります。
やはり、登りと違い、下りは楽です。
天気も最高、気持ちがいいです。
千代ノ吹上(11:00)
千代ノ吹上まで戻ってきました。
大日岩(11:40)
大日岩まで戻りました。
今日は、ずっと良い天気ですね。
富士見平小屋(12:50)
富士見平小屋に到着!
お昼時とあって、小屋の前のベンチは、昼食を摂っている方でいっぱいでした。
瑞牆山荘(13:25)
登山口の瑞牆山荘まで戻ってきました!!
下山を開始して約3時間です。
急な登りで太ももを酷使したせいか、下りの連続でかなりパンパンでした。
路上駐車(13:25)
駐車場へ向かう道路は、路上駐車の車で一杯でした。
早く来て、良かった。。。
温泉!!(13:50)
登山の後は、当然、温泉です!!
登山口の近くにある「増冨の湯」に向かいます。
増冨の湯は、源泉かけ流しとなっており、時間をかけた温泉浴が楽しめます。
入浴者も高齢の方が、多かったです。
温泉で汗を流した後、帰路へと着きます。
しかし、須玉ICから中央道に乗った瞬間に談合坂付近から渋滞20kmの表示が。。。
え~、まだ15時だよ~
しかし、これは序章にすぎませんでした。
談合坂手前に着くころには渋滞は35kmとなり、その後も、相次ぐ事故の連続(首都高まで6箇所ぐらいあったでしょうか)で、首都高に入れたのは、夜の9時を回り、自宅に到着したのは9時半ごろでした。
あ~、疲れた。。。
7年振りに訪れた金峰山。
前回訪れた時は、全く景色が見えませんでしたが、予想以上に素晴らしい絶景が見れて、大満足でした。
もっと、早く来れば良かった。。。
金峰山は、近場で稜線歩きを堪能できる山
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