広島に20年近く住んでいましたが、宮島の山(弥山)には、一度も登ったことがなかったので、良い機会だと思い、登ることにしました。
宮島口駅(8:30)
JRで自宅のある矢野から宮島口に向かいます。
矢野からは、JRで40分ほどかかります。
平日ということもあり、宮島口駅前は、ほとんど観光客がいませんでした。
フェリー(8:35)
宮島口駅の前にあるコンビニで飲み物と弁当を購入してフェリー乗り場に向かいます。
フェリーは、JRと松大汽船の2社が運航していますが、
自分はJRを利用し、運賃の支払いはPASMOが利用できるようです。
しかし、乗船時にカードをタッチするものが一切なかったので、係の方に聞くと、機械は宮島側の改札口にしかないとのこと。
下船時にタッチすればいいとのことでした。
フェリーは前後対象の造りになっており、どちら側にも操舵室があります。
これは乗船した車が、そのまま反対側から下船できるようにするためです。
美しい鳥居(8:50)
宮島が近づいてくると、遠くに鳥居が見えてきました。
子供の頃から何度も来ましたが、数十年振りだったので、改めてその美しさに感動しました。
宮島到着(9:00)
宮島に到着です!
平日の早朝ということもあり、ターミナル前の広場にはほとんど観光客はいませんでした。
というか、人が全くいません。。。
広場には、平 清盛の像が立っています。
その近くには世界遺産に登録された厳島神社の記念碑がありました。
鹿(9:10)
大鳥居に向かう途中、道端に鹿が寛いでいました。
以前、訪れた時は、広場にもたくさんの鹿がいたのですが、早朝ということもあって、ほとんど鹿を見かけませんでした。
美しい大鳥居(9:15)
大鳥居が、よく見える場所に来ました。
ここまで来ると観光客の姿も増えてきて、みなさん写真を撮られていました。
鳥居の向かいには、厳島神社の美しい社殿が海の上に建っています。
潮が満ちてくると海に浮かんでいるような不思議な美しさを見ることができます。
この時間は、残念ながら満潮ではありませんでした。
下山時に期待です!
登山口へ(9:20)
社殿を過ぎて、登山口に向かいます。
登山口は、ロープウェイ乗り場の近くにあります。
山頂へは、ロープウェイを利用しても行けるのですが、今日は登山が目的なので歩いて登ります。
途中、滝のある場所などを通りながら、ロープウェイ乗り場への分岐点に到着です。
ここを、右に進みます。
登山口(9:30)
分岐からすぐのところに登山口があります。
登山口の手前にはトイレがあります。
山頂までは、トイレがないので、ここでトイレに行っておきます。
トイレを済ませ、準備運動をして、登山開始です!
登山道は、ゆるやかな坂道で始まります。
石段多い(9:45)
しばらく登ると、石段が多くなってきました。
この登山道は、予想以上に石段が多いです。
また、所々、写真のような大きな岩も転がっています。
災害の爪痕(10:00)
かなり登ったところで、崖崩れの跡がありました。
ここにも西日本豪雨の災害の爪痕が残っていました。
登山道は、傾斜が徐々に強くなってきました。
ロープウェイ降り場からの合流地点(10:15)
登山道から約45分、辺りが開けてきて分岐点に到着です。
左側の道は、ロープウェイ降り場からの道になります。
ここを山頂に向けて右に進みます。
ロープウェイを利用して来た人も利用するためでしょうか、ここからの道は舗装されているようです。
美しい瀬戸内海(10:20)
道の左手には、美しい瀬戸内海の島々が見えます。
朝早い時間だったので、太陽の光が海面に反射してとても美しかったです。
恋人の聖地:消えずの霊火堂(10:25)
分岐点からしばらく坂道を登ると、古い建物が現れました。
この建物は、「消えずの霊火堂」と呼ばれ、弘法大師(空海)が宮島で修業をした時に焚かれた護摩の火が、平安時代から今日まで、1200年もの間、消えることなく、昼夜ずっと燃え続けているとのことです。
広島平和記念公園の平和の火は、この火が元火なんだそうです。
すごいですね。。。
ここは、”消えない炎”ということで、「恋人の聖地」にも認定されているようです。
この霊火堂の向かいには、弥山本堂が建っています。
弥山本堂の傍には、鹿がいました。
三鬼堂(10:30)
霊火堂の傍の階段を登り山頂を目指します。
階段を登るとすぐに、三鬼堂があります。
三鬼堂は日本でも類を見ない、悪の象徴ともされる「鬼」が祀られているとのことです。
くぐり岩(10:35)
しばらく坂道を登ったところで、目の前に巨大な岩のトンネルが現れました。
これが、「くぐり岩」です。
山頂到着!(10:37)
弥山山頂に到着です!
登山口から約1時間ほどでした。
360度の絶景!(10:40)
山頂には3階建ての展望台が設置されています。
展望台の上からは、360度、素晴らしい絶景が見れます!
空は快晴で、空気も澄んでいるため、かなり遠くまで景色が良く見えます!
下山開始(10:50)
絶景も堪能できたので、下山開始です。
下山は、大聖院コースを下ります。
山頂の標識のすぐ傍に道を指す立札が立っているのですが、指し示す方向には道らしきものが見当たりません。
とりあえず、立札の指す方向に行くと、岩の崖の直下に石段がありました。
これは、ちょっと分かり辛いな~
干満岩(10:55)
山頂から5分ほどの場所に「干満岩」がありました。
この岩の岩穴の水は、満潮時には溢れ、干潮時には乾くとのことで、穴の水は塩分を含んでいるそうです。
海水が、ここまで溢れているんですかね。。。
急な石段(11:00)
山頂からしばらくは、急な石段が続きます。
途中、水掛地蔵堂が道の傍らに建っていました。
仁王門(11:05)
山頂から15分ほどで、仁王門に到着します。
下山方向からだと、何もない門にしか見えなかったので、思わず通り過ぎそうになりました。
門を通り過ぎて、振り返ると仁王像が見えます。
舗装道(11:10)
仁王門の前に分岐点があり、ここを右に下って行きます。
厳島神社まで2kmほどです。
ここからの道は、舗装された道になります。
マムシ注意(11:15)
登山をしていると「マムシ注意」の看板をよく見かけます。
4~10月は、マムシが活動する時期なので、注意が必要です。
巨大な砂防堤(11:15)
道を下っていると左側の山に土砂崩れのような跡が見えてきました。
ここも災害の跡かと思っていると、道の左側に大きな砂防堤が現れました。
登山道は、この砂防堤の前を横断するように続いています。
写真は、砂防亭の正面から撮影したものです。
延々と続く石段(11:20)
砂防堤から先の道は、急な石段が延々と続きます。
途中、登ってくる人とすれ違うことが多かったのですが、みんなかなり辛そうでした。
大聖院コースは、下山に使用するのをおすすめします。
遥か眼下に大鳥居(11:30)
途中、休憩場があり、その傍の草むらから大鳥居が見えました。
ここからの景色も綺麗ですね~
白糸の滝(11:35)
白糸の滝に到着です。
雨があまり降っていないせいか、水量は少なかったです。
滝の前には「瀧宮神社」がありました。
大聖院(11:45)
大聖院に到着!
これで、登山は終了です。
大聖院は、806年に空海(弘法大師)が開いたお寺で、宮島の寺院の中で最も歴史が古い寺院だそうです。
厳島神社(12:00)
厳島神社まで戻ってきました。
ちょうど満潮の頃だったので、神社が海に浮かんでいるようでした。
朝は、閑散としていましたが、この時間は、さすがに大勢の観光客で混雑していました。
鳥居の前の撮影スポットには長蛇の列ができていました。
五重塔と豊国神社(千畳閣)(12:20)
神社のすぐそばに五重塔と豊国神社(千畳閣)があります。
五重塔は、和様と唐様を巧みに調和させた建築様式で、桧皮葺の屋根と朱塗りの柱や垂木のコントラストが美しい塔です。
豊国神社は、畳857枚分の広さがあることから千畳閣とも呼ばれています。
揚げもみじ(12:30)
五重塔を後にして「表参道商店街」に向かいます。
ここは、「清盛通り」とも呼ばれており、数多くの御土産屋さんや食事処のお店があり、多くの観光客で賑わっています。
商店街を通っていると「揚げもみじ」を売っているお店が!
揚げもみじは、まだ食べたことがなく、店内で食べることもできるようだったので、早速、購入!
あんこと瀬戸内レモン味を購入しました。
店内で待つこと約3分、揚げたての揚げもみじを堪能しました。
宮島を後に(12:55)
宮島口のフェリー乗り場に戻る途中、朝は、いなかった鹿が広場に数匹いて大勢の観光客が写真を撮っていました。
その後、12:55のフェリーに乗って、宮島を後にしました。
初めて登った宮島の山、弥山。
山頂からの眺望は素晴らしく、比較的、手軽に登れる山でした。
下山後の観光も楽しめて、また登りたいと思いました。
弥山は、手軽に登れ絶景を堪能できる山。下山後の観光も楽しい!
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