~へたれ部長の登山・トレッキング備忘録~

第119回:3泊4日テント泊 室堂~五色ヶ原~薬師岳 1日目 ~ 雪渓歩きと心地良いテント場 ~

/第119回:3泊4日テント泊 室堂~五色ヶ原~薬師岳 1日目 ~ 雪渓歩きと心地良いテント場 ~

日程 2019年8月1日~4日 参加メンバー 1名
スタート地点 室堂バスターミナル ゴール地点 五色ヶ原キャンプ場
最高標高 2872m コース標高差 527m
歩行距離 8km 歩行時間 6.5時間
行程 三泊四日(1日目) 宿泊場所 五色ヶ原キャンプ場

※クリックで拡大
ギャラリーを見る

2年連続で訪れた雲ノ平周辺の山々。
まだ登頂できていないのが、薬師岳と水晶岳です。
しかし、折立や新穂高からの入山だと、今までと同じようなコースを辿ることになってしまいます。

登山地図を眺めていると、薬師岳の北側に続く登山道が、室堂まで続いているじゃないですか!
しかも、登山道の途中には、「五色ヶ原」という雲ノ平に似た雰囲気の場所があるらしい。

水晶岳には行けないけれど、よし、ここに決めた!

まずは、入山する場所ですが、室堂側は、室堂
薬師岳側は、折立になります。

それで、どちら側から入山するかですが、

  • 室堂:標高2420m
  • 折立:標高1350m

となっており、室堂側から入った方が、圧倒的に楽です。
折立から薬師峠キャンプ場までは、2年前に登ったことがあり、かなり辛かった思い出があるため、室堂から入り折立に下ることにしました。

このコースは、健脚の方であれば2泊3日でも行くことができるようですが、今回はテント泊でもあり、のんびり景色も楽しみたかったので、3泊4日で行くことにしました。

4日間の行程は、以下を予定しています。

    1日目: 室堂 → 龍王岳 → 五色ヶ原キャンプ場
    2日目: 五色ヶ原キャンプ場 → 越中沢岳 → スゴノ頭 → スゴ乗越キャンプ場
    3日目: スゴ乗越キャンプ場 → 薬師岳 → 薬師峠キャンプ場
    4日目: 薬師峠キャンプ場 → 太郎平小屋 → 折立

 


毎日あるぺん号(22:30)

室堂へは、いつもの毎日あるぺん号を利用することにしました。
集合場所は、竹橋にある毎日新聞社です。竹橋駅からは歩いて30秒です。

平日にも関わらず、毎日新聞社の受付カウンター周りは、混雑していました。

バスは、竹橋を予定通り、22:30に出発。
室堂行きということもあり、バスは4列シートでしたが、通常の大型バスよりは少し小さく、座席の幅が若干狭い感じがしました。

 
 


室堂バスターミナル(6:55)

バスは、定刻通り7時前に室堂バスターミナルに到着。
朝早いこともあり、上空には若干、雲がありましたが、青空も見える良い天気でした。

   
 


ターミナル待合室で朝食(7:00)

まだほとんど人のいないターミナルに入り、1Fの待合室で朝食を食べます。
今日の朝食は、出発前にあらかじめ購入していた菓子パンです。


 


立山(7:20)

朝食後、屋上に向かいます。
登山道へは、ターミナルの屋上(3F)出口から向かいます。
屋上から出たところが登山道への入り口になります。
雲が徐々に取れていき、青空が広がってきました。

気持ちいいです!

 
 


立山玉殿の湧水(7:20)

出発前に、水の調達をします。
ちょうど、ここには、立山玉殿の湧水があります。
水量は豊富で、多くの登山者が出発前に水を汲んでいます。


 


五色ヶ原へ向けて出発!(7:40)

準備運動を済ませ、本日のテント泊の場所である五色ヶ原へ向けて出発です!

まずは、石畳の平坦な道を進みます。

 

道の両側は、高山植物がたくさん咲いており、とても綺麗でした。


 


浄土山を経由し龍王岳へ(7:48)

しばらく道を進むと十字路があります。
立山に登る場合は、ここを真っすぐ進むのですが、今日は浄土山を経由し龍王岳へ向かうため、右折します。


 


浄土山(7:55)

登山道の左手奥には浄土山が見えます。
これから、あそこまで登らなければなりません。


 


急坂続く(8:05)

登山道は、石畳で歩きやすい道ですが、徐々に傾斜がきつくなってきます。
道の左手には雪渓も現れてきました。
雲もすっかりなくなり、透き通った青空です!

 

振り返れば、バスターミナルが、かなり小さくなっていました。


 


ライチョウ(8:20)

登山道の傍らの岩に「雷鳥」の説明が書かれておました。
実は、明日の朝、この雷鳥との素敵な出会いがありました!


 


ヘリコプターの荷上げ(8:25)

登山道を登っていると、山小屋への荷上げと思われるヘリコプターが、上空を何回も往復していました。


  


浄土山登山口(8:30)

浄土山への登山口が道の左手に現れました。

五色ヶ原へは、この浄土山を経由して向かいます。
しかし、この先、真っすぐ進んだところに展望の良い場所があるので、まずはそちらへ向かいます。


 


絶景!(8:40)

分岐から10分程度で、展望台に到着です!

 

ここからは、今回の縦走路のコースの山並みが見えます!

いや~、綺麗です!

 

奥の方には、3日目に登る予定の薬師岳も見えます!


 


雪渓を越える(8:47)

絶景を堪能した後、分岐点まで戻り、浄土山に向かいます。
分岐点のすぐ先に、少しだけ雪渓がありました。

 

雪渓は2か所ありましたが、普通の登山靴で問題なく通過できます。
2番目の雪渓を越えるとガレ場となります。


 


急登!(9:10)

ガレ場を越えると、草が生い茂った道となり、頂上が近づくに連れ、傾斜がかなりきつくなってきました。
下から見ると、ほぼ90度の角度で登っていってるように見えます。

 

さらに進むと、岩が多くなり、段差が大きな場所も出てきました。

初日のコースでは、この急登が一番辛かったです。。。


 


浄土山北峰山頂(9:25)

浄土山北峰山頂に到着です!
目の前に立山の雄姿が迫ってきます!


 


軍人霊碑(9:26)

山頂の左手に大きな石垣が見えます。

 

石垣の方へ行くと、「軍人霊碑」と書かれた慰霊碑がありました。
この慰霊碑は、日露戦争で戦病死した富山県出身者2595名(第9師団歩兵第35連隊)を祀ったものらしいです。


 


南峰山頂(9:45)

北峰山頂まで戻り、南峰山頂を目指します。

 

北峰から約10分ほどで南峰山頂に到着です!
南峰山頂は開けており、所々にベンチが設置されています。
多くの登山者が、ここで休憩を取っていました。


 


龍王岳(10:00)

南峰山頂で少し休憩を取った後、いよいよ縦走の始まりです!

まずは、目の前に最初の山「龍王岳」が見えてきました。
ただ、登山コースは龍王岳の右の巻道を進むため、山頂に登る必要はないです。

しかし、折角ここまで来たので、分岐点にザックをデポし、山頂を目指しました。


 


龍王岳山頂(10:08)

山頂までは、約5分程度で登ることができます。
山頂は、大きな岩がごろごろした場所でした。

 

残念ながら、山頂に到着した頃に雲が出てきて、五色ヶ原方面の景色は見ることができませんでした。
写真の左手側の尾根の道は、黒部ダムへと下る道になります。


 


鬼岳(10:38)

分岐点まで戻り、龍王岳の右手側の巻道を進みます。
辺りはガスで覆われ、景色が全く見えない状態のまま、巻道は、急な下り道となりました。

しばらく進むとガスが取れてきて、目の前に鬼岳が見えてきました。
左下には、大きな雪渓も見えてきました。

 

 

道端には綺麗なオニユリが咲いていました。


 


雪渓(10:45) 

雪渓の近くまで下りてきました。

 

振り返るとガスが晴れて、龍王岳の荒々しい姿が現れました。


 


鬼岳東面(10:58)

雪渓の先は、急な岩場となります。

 

 

岩場を登り切ったことろが、鬼岳東面になります。


 


雪渓を渡る(11:00)

鬼岳東面の先に大きな雪渓が現れました。
今日のハイライトの雪渓渡りです!

 

 

少し進むと梯子があり、ここを降りたところから雪渓歩きが始まります。

 

雪渓は暑さで融解が進んでおり、シャーベット状態です。
最初の雪渓は、平行にトラバースします。

 

その後、雪渓を下ります。

 

ここは、山小屋の方(先ほどの写真の方々)が、階段状にステップを造って下さっているので、アイゼンを装着しなくても問題なく下ることができます。
私が通過する時も、上の写真の2名の方が、危険な箇所がないか確認しながら、ショベルで雪を削って下さっていました。

 

その後、再度、雪渓をトラバースするのですが、ここは道が広く削られており、歩きやすかったです。
いずれにせよ、アイゼンは装着しなくても問題なく通過できました。


 


獅子岳を目指す(11:30)

雪渓を過ぎると、目の前に獅子岳が現れます。
ここまで、アップダウンが続いているので、足腰にも結構、疲れが溜まってきています。

 

山頂に向かう道からは、左手の下方に黒部湖が見えるようになりました。


 


獅子岳山頂(12:15)

獅子岳山頂に到着です!


 


気の抜けない下り道(12:25)

獅子岳からの下りは、鎖場があったり、

 

 

ハシゴがあったりと、慎重に下らなければならない箇所があります。


 


ザラ峠(13:15)

ザラ峠に到着です!
残念ながら、辺りはガスで覆われ、真っ白でした。


 


五色ヶ原、到着!(13:45)

登山道を進んでいると、道が木道となり、視界が開けました!

 

ようやく、五色ヶ原に到着です!
遠くの林の奥にテントらしきものが見えます。

やった~、あと少しだ!

まずは、山荘を目指します。


 


天空の花園(14:05)

木道を山荘に向けて進んで行きます。
辺りは、チングルマが咲き乱れ、天空の花園のようです。

これで、天気が良ければ最高だったのにな~


 


五色ヶ原山荘(14:15)

立山を出発して、約6時間半、五色ヶ原山荘に到着!
テント泊の受付を済ませ、缶ビールを2本購入しました。
1本は、耐え切れずに、山荘の入口横の休憩場で飲み干しました。


 


キャンプ場へ(14:30)

ビールでひと息付いた後、キャンプ場へと向かいます。
キャンプ場は、山荘から木道を10分ほど下ったところにあります。

 

辺りのガスが取れて、気持ちの良い木道歩きが続きます。

 

山荘から10分ほどでキャンプ場が見えてきました。
混雑を覚悟していたのですが、キャンプ場は広々としていて、テントも10張程度しか見当たりませんでした。

良かった~

下りながらキャンプ場を見渡していると、右端の方に草で囲まれた整地された場所を発見。

よし、あそこにしよう!


 


テント設置(17:30)

40分ほどで、テント設置完了です。

ここは、他のテントから少し離れた隔離された場所で、広々としており、ベンチまであります。

 

さらに、すぐ傍に清流が流れており、水の流れる音が、とても心地良いです。
※豪雨が予想されるような日には、川の傍は注意が必要です。

 

ここで、山荘で購入したビールを川の水で冷やすことを思いつきました!
水に流されないように、ビールを石で挟んでおきました。

これなら、もう2本ぐらい買っておけばよかった。。。(^^;


 


水場とトイレ(15:40)

テントを設置した場所から1分ぐらいの場所に水場があります。
ここの水は、川から引き込んでいるようです。

だったら、すぐ傍の川で水汲んでも同じなんですよね~

 

水場から1分ほど上がったところにトイレがあります。


 


夕食(16:30)

日没の時間が近づいてきましたが、キャンプ場は閑散としています。

 

少し早いですが、夕食の時間としました。
今日は、カレーです。
ごはんは、いつもの尾西のご飯ではなく、IZAMESHIの「ごはん」です。

 

ご飯ができるまで、15分ほどかかるので、それまでビールを飲みながら、待ちます。

ビールは、川の水で冷やしていたもので、ギンギンに冷えてました!

う、美味~~~い!!
最高です!

やっぱり、ビールは冷えてないと美味しくないです。

 

その後、ご飯ができたので、カレーの時間としました。
IZAMESHIのご飯、初めて食べましたが、結構美味しかったです。
今度、尾西のご飯と食べ比べてみたいと思います。

 

その後、疲れからか、テントの中でぐっすりと眠りました。
川のせせらぎの音も癒しの効果があったんだと思います。

この場所は、最高です。。。

 

スポンサードリンク

 

 
2日目に続く

2019-08-12T09:28:42+00:00

コメントする