夜中に星空が撮影できないか期待していたのですが、残念ながら、ずっと曇り空でした。
曇り空(4:30)
目が覚めると4:30、相変わらず雲が多いですが、天気はそれほど悪くなさそうです。
取り敢えず、トイレに向かいます。
テント撤収(5:20)
トイレと朝食を済ませ、テント撤収の開始です。
撤収が完了する頃には、日も出てきました。
スゴ乗越へ向けて出発(5:40)
テント場は、半分ぐらいの方がすでに出発しており、閑散としていました。
まあ、元々、テントは少なかったんですけどね。
スゴ乗越へは、五色ヶ原山荘の目の前の木道を登って行きます。
この辺りから、霧が濃くなってきました。
雪渓(6:10)
山荘からすぐのところに、大きな雪渓がありました。
この辺りの木道は平坦で、辺りの雰囲気も良かったです。
これで、晴れてれば最高だったのになぁ~
雷鳥との素敵な出会い(7:20)
雪渓を過ぎると、道は緩やかな登りとなりました。
しばらく登っていると、道端に雷鳥が現れました。
近づいていくと、一定の距離を保ったまま、登山道を先に進んでいきます。
この付かず離れずの距離感での歩きが、10分ぐらいは続いたでしょうか。
それが、まるで道はこっちだよと、先導してくれているようで、とても可愛かったです。
霧が濃かったお陰ですね。
途中、そ~っと近づいて写真を撮りました。
岩がゴロゴロした道(6:33)
登山道は、大きな岩がゴロゴロした坂道となりました。
鳶山(6:42)
鳶山(とんびやま)の山頂に到着です。
数人の登山客が、休憩を取られていました。
残念ながら、霧のため、辺りは真っ白で何も見えません。
岩がゴロゴロした急坂(6:48)
山頂からは、岩がゴロゴロした急坂になります。
道の左側は急傾斜となっており、注意が必要がです。
霧が晴れてくる(7:00)
尾根道を進むうちに、徐々に霧が晴れてきました。
視界開ける!(7:30)
尾根道のアップダウンが続いた後、完全に霧が晴れて、道は木道となりました。
そして木道を抜けると急に視界が開け、目の前に越中沢岳が見えてきました!
空も青空が広がってきて、とても気持ちがいいです!
大きな岩を乗り越えて登る(8:10)
越中沢岳の山頂が近づくに連れ、ハイマツに囲まれた大きな岩だらけの道となってきました。
手足を使って岩を乗り越えないといけない箇所も出てきました。
山頂?(8:30)
ハイマツ帯を抜けると、山頂(?)らしき山が見えました。
辺りは大きな岩だらけで、雪渓も見えました。
本当の山頂(8:20)
山頂と思われた山は山頂ではなく、左斜面をトラバースして進んだ先に山頂が見えました。
越中沢岳の山頂到着です!
山頂は、親子と思われる2名のみで、残念ながら辺りは雲が多く、あまり景色は良くありませんでした。
スゴノ頭へ向かう(8:35)
15分ほど休憩を取って、次のポイント「スゴノ頭」へ向かいます。
雲も取れてきて、青空が広がってきました!
急な下り坂(8:40)
越中沢岳からは、急な下り坂になります。
ほとんど垂直ではないかと思われるようなハイマツ帯の道を滑らないように気を付けて下ります。
写真では、平坦のように見えるかもしれませんが、かなりの急こう配です。
これから進む山々(8:45)
ある程度、下ったところで、目の前にこれから進む山々が見えてきました。
写真中央の一番奥にある山頂だけ見えている山がスゴノ頭です。
まだまだ距離があります。
ロープ(8:50)
登山道は、急な下りが続きます。
時には、ロープが張ってある場所もあります。
下りの場合は、ロープを使用しなくても問題なく下りれました。
一番危なかった場所(9:00)
しばらく下った後、山の左斜面側の道を進むようになりました。
写真の場所なのですが、岩だらけの急斜面です。
しかも、通る道筋を示す印もなかったため、どこを通るか迷いました。
これは、通過した後に振り返って、撮影したものです。
岩と岩の隙間も狭く、段差も大きいため、テント泊装備だと通過にかなり手間取ってしまいました。
今回のコースでは、この場所が一番、危ないと感じたところでした。
越中沢岳(9:05)
ある程度、下ったところで、後ろを振り返ると、越中沢岳の山頂が遥か遠くに見えました。
もうこんなに下りてきたんだ。。。
下り続く(9:10)
下りが続きます。
目の前の山が、スゴノ頭です。
ここの下り道は、ハイマツ帯がかなり生い茂っていました。
ザックに引っかかるハイマツを、手で掻き分けながら下っていかなければならない場所もあり、大変でした。
急な崖(9:20)
ハイマツ帯を抜けると、写真のような急な崖に出ます。
どこを通っていいか迷いますが、写真の左下に印があるので、印に沿って進みます。
写真には写っていませんが、右方向に登山道が続いています。
急登(9:35)
一番下まで下った後、スゴノ頭へ向けて最後の急登です。
ここまでの道のりで、結構、足腰が疲れているため、登りのペースもダウン気味です。
スゴノ頭(10:05)
スゴノ頭に到着!
山頂は、自分1人だけです!
ちなみに、越中沢岳からスゴノ頭までの道のりでは、1名の方としかすれ違いませんでした。
振り返れば、越中沢岳!
目の前には、薬師岳!
素晴らしい景色です!
今日の宿泊場所のスゴ乗越小屋も見えます。
大きな岩だらけの下り道(10:20)
山頂からの絶景を堪能した後、スゴ乗越小屋に向けて、登山道を下ります。
登山道は、大きな岩だらけの道で、登ってくる登山者とのすれ違いに苦労する場所もありました。
急な下り道(10:30)
岩だらけの道の後も、急な下り道が続きます。
時には、写真のようにハシゴが設置されている場所もあります。
スギの実?(10:50)
下っている途中、スギのような木の一番上の部分だけに、松ぼっくりのような形をした紺色の実がなっていました。
こんな実は見たことがなかったため、思わず写真を撮ってしまいました。
何の木なんだろう。。。
スゴ乗越(11:05)
登山道を下り切ったところに開けた場所がありました。
ここが、「スゴ乗越」です。
ここから山小屋まで最後の登りが待ち構えているため、少し休憩です。
山小屋まで最後の登り(11:30)
山小屋までの最後の登りのスタートです。
スゴ乗越からは、しばらくは急な坂道が続きます。
その後、緩やかな道となり、目の前に山が見えてきました。
奥の方の高い山が間山だと思います。
砂の斜面(11:45)
しばらく進むと、滑りやすい砂地の斜面が現れました。
滑り落ちないように補助のロープが設置されています。
こちらは、登り切ったところから撮影したものです。
登山道の左手奥に黒部川と思われる川が見えてきました。
その左奥に高く聳え立つ山は、烏帽子岳でしょうか。。。
岩だらけの急坂(12:00)
山小屋が近づくに連れ、登山道は岩だらけの急斜面となりました。
山小屋は、まだか~
テント場到着!(12:05)
最後の登りを終えると、テント場が現れました。
やった~、着いた~~
いや~、今日の道は本当に辛かったです。
スゴ乗越小屋のテント場は狭くとても混雑すると、いろいろなサイトに情報が掲載されていたので、心配していたのですが、到着時点では2張しか設置されていませんでした(※写真のテントは、そのうちの1つ)
とは言え、混雑すると困るので、早速、設置開始です。
前情報では、混雑すると中央の広場が混雑するとのことだったので、写真左下のプライベート感のある場所に設置することにしました。
※写真の左側のテントは、自分が設置したテントです。
大雨になると、ちょっとヤバそうな場所だったのですが、予報では今夜は曇だったため、ここに決めました。
しかし、この判断ミスのため、この後、大変なことに。。。
スゴ乗越小屋(12:50)
テント設置後、小屋に向かいました。
テント場から小屋までは、歩いて2分程度です。
小屋でテントの受付を済ませ(1人 700円)、ビールを購入しました。
小屋前のテーブルで休憩です。
目の前には、スゴノ頭が良く見えます。
今日は、ホントに疲れたなぁ~
休憩後、水補給とトイレに向かいます。
水場は、小屋の入口横にあります。
チップ制となっており、だいたい100円が多かったです。
トイレは、テント場からの道の正面に入口があります。
こちらも有料で、1回100円です。
トイレは最近増築したのか、とても綺麗でした。
その後、テント場に戻り、昼食を食べ、疲れから一休みしました。
夕食(16:20)
今日の夕食は、尾西のわかめごはんとビーフシチューです。
この頃には、テント場も10張ぐらいに増えていました。
この後、疲れから眠りに着きました。
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