朝食(4:55)
二日目の朝食は、たらこスパゲッティと野菜スープです。
いつもは、お湯をお注ぐだけで出来上がるインスタントラーメンやうどんが多いのですが、今回はスパゲッティを茹でて作りました。
立山縦走(6:00)
二日目は、立山を縦走します。
まずは、キャンプ場前の川を渡り、
一ノ越を目指します。
最初は、岩の多い道です。
緩やかな登山道(6:05)
登山道は、最初は緩やかで広々とした場所を進みます。
朝のひんやりとした空気が、清々しくて気持ちいいです。
長い階段(6:15)
しばらく緩やかな道を進んだ後、長い急な階段を登ります。
朝日に映える奥大日岳(6:25)
階段を登った後、少し緩やかな斜面を進みます。
後ろを振り返ると、昨日登った奥大日岳が、朝日に照らされ綺麗に見えます。
急な坂道(6:50)
しばらく進むと、岩が多い急な道となりました。
一ノ越までの道では、ここが一番急だったと思います。
登山が久しぶりのYくんは、かなり辛そうで、休み休み登ります。
急な道を登った後、山肌をトラバースするように緩やかな傾斜を登っていきます。
岩の多いガレ場(7:25)
30分ぐらい進んだところで、道を多くの岩が覆っている場所となりました。
所々、道標がわかりにくい箇所がありますが、気を付けながら進みます。
ガレ場を過ぎたところで、室堂からの登山道と合流します。
一ノ越到着(7:30)
テント場から1時間半、一ノ越に到着です。
休み休みでしたが、一応、標準コースタイムだったようです。
一ノ越からは、北アルプスの山々が見渡せました。
かなり遠くですが、写真中央に槍ヶ岳も見えました。
ここにはトイレもあるので、トイレ休憩としました。
急登!(7:40)
休憩後、最初の目的地、雄山を目指します。
今日のコースでは、ここが一番辛い急登になります。
ガレ場(7:50)
山頂までは、写真のようなガレ場が続きます。
途中、上りと下りとで道が異なる場所もあるため、石に描かれた印に注意しながら登ります。
登りがかなり辛そうなYくんにも、あと一頑張りしてもらいます。
後ろを振り返ると、一ノ越の山小屋が、かなり小さくなってきました。
雄山神社(8:16)
一ノ越から45分ぐらい登ったところで、開けた場所に出ます。
この辺りまで登ると、雄山神社がはっきりと見えてきました。
神社到着(8:35)
雄山神社に到着です!
写真の右奥にあるのが、立山頂上にある峰本社です。
峰本社には、後から行くとして、まずは、絶景を堪能します!
写真は、登ってきた道の方向です。
一ノ越から先、五色ヶ原方面へと続く登山道が見えます。
その左手には、前回、訪れた五色ヶ原から薬師岳へと連なる稜線が良く見えます。
五色ヶ原のアップです。
中央付近の赤い屋根の小屋が、五色ヶ原山荘です。
前回は、ガスで覆われ見ることができませんでした。
やはり、登山は、大気の状態が安定した9月に限ります。
ガレ場から登ったところには、三角点と
方位盤が設置されています。
雄山山頂(8:50)
雄山の本当の山頂は、写真のように小高い岩場の上にあり、ここへ行くには、お金(500円)を納めなければ行くことができません。
500円を納めると、鈴のついたお札が授けられる他に、神主さんが山頂でご祈祷してくれます。
我々も500円を納め、祈祷してもらいました。
写真は、山頂からの写真です。
山頂の手前には、立山雄山神社本宮の記念石碑のようなものが立っており、ここで記念写真を撮っている方が、多かったです。
立山縦走(9:05)
立山の縦走路は、この石碑の左の道を進んで行きます。
登山道は、山肌をトラバースするように進んでおり、左側には室堂平の絶景が広がっています。
ここからは、キャンプ場が米粒のように小さく見えます。
雄山からの縦走路は、岩の多いガレ場ですが、高低差はそれほどなくここまでの急登に比べれば比較的楽です。
縦走路の奥に剱岳の雄姿が見えます。
黒部湖(9:15)
縦走路は、稜線の左側をトラバースするようにアップダウンします。
登山道が稜線の上を進むようになると、右下に黒部湖が見えてきました。
ガレた登山道(9:20)
ある程度進んだところから、後ろを振り返って撮影したものです。
登山道は、岩がごろごろした道ですが、傾斜は比較的緩やかです。
大汝山(9:25)
雄山から約20分、登山道の右手にちょっと高台のようになった岩場があります。
ここが、大汝山の山頂です。
大汝休憩所(9:26)
大汝山のすぐそばに休憩所があります。
売店やトイレなどもありますし、食事もできます。
今日は、3連休の中日ということもあり、多くの登山客がいました。
富士ノ折立(9:45)
大汝休憩所から少し進んだ眺めの良い場所で少し休憩としました。
休憩後、10分ほど進んだところに富士ノ折立があります。
ここに登っている人も多くいましたが、今日は先を進むことにしました。
急な下り坂(9:45)
富士ノ折立からは、急な下りです。
浮石も多く、慎重に下る必要があります。
道は狭い場所が多く、すれ違いに待たされることも多くあります。
内蔵助(くらのすけ)カール(10:10)
急坂を下っていくと右手に大きな雪渓が見えてきました。
これが、内蔵助(くらのすけ)カールです。
標識の真ん中にカタカナで「クラノスケカール」と書いてあります。(^^;
内蔵助カールには20-30mほどの積雪があり、万年雪があるそうです。
再び登り(10:11)
カールの先は、再び登りです。
大走り分岐点(10:15)
内蔵助カールを過ぎて少し登ったところに「大走り分岐点」があります。
この分岐点を左に行くと雷鳥沢キャンプ場に行くことができます。
真砂岳(10:30)
分岐点から尾根道を少し進んだところに真砂岳がありました。
以前訪れた時は、三角点しかなかったのですが、いつの間にか標識が立っていました。
辺りは雲海が広がっています。
昨日登った奥大日岳周辺も雲海で覆われ、幻想的な風景です。
アップダウン続く(11:10)
真砂岳近くで少し休憩した後、再び下りです。
下りの先には、また登りが待っています。
ガレた登り(11:30)
今日の縦走路の最後の急な登りです。
ここの登りみちは浮石がかなり多くあり、下ってくる登山者もかなり慎重に下っています。
別山到着!(11:40)
ようやく、別山に到着!
山頂には、祠らしきものが建っており、みんな記念撮影を撮っていました。
目の前には剱岳の雄姿が、ど~んと迫ってきます。
北峰を目指す(11:41)
山頂の右手方向の小高い丘のようなところが北峰です。
北峰からは、剱岳がさらに間近に迫ってきます。
遠目では、どこを登っていくのか、まったく見当がつきません。
遥か眼下には、剣沢キャンプ場が見えます。
3連休ということもあり、多くのテントが見えます。
ここで、昼休みとしました。
キャンプ場へ向けて(12:30)
別山まで戻ってきて、キャンプ場までの最後の道のりに向かいます。
最初は尾根道を進みます。
この尾根道、少し狭い所もあったりするので、注意して歩く必要があります。
剱御前小舎(12:50)
稜線を歩くこと約20分、眼下に剱御前小舎が見えてきました。
剱御前小舎に到着!
剱御前小舎の周りの日陰では、多くの登山者が休憩を取っていました。
我々も小屋の中で飲料水を購入し、休憩室で休憩を取りました。
急な下り道(13:25)
休憩後、剱御前小舎の前の道をキャンプ場に向けて下っていきます。
目の前には、素晴らしい雲海の景色が広がります。
ここからの登山道は、急な下り道が続きます。
キャンプ場まで残り半分(13:50)
多くの登山者を追い抜き、ノンストップで淡々と登山道を下っていきます。
キャンプ場まで残り半分ぐらいのところまで下りてきました。
川沿いに到着(14:10)
剱御前小舎から約40分、川沿いに到着。
かなり汗をかいたので、川の水で顔を洗いました。
キャンプ場到着(14:20)
キャンプ場に到着!
縦走した立山の稜線が、目の前に広がっています。
温泉とビール(15:00)
登山の後は。。。
そうです、温泉とビール!!
昨日と同じく、キャンプ場の近くにある雷鳥沢ヒュッテに温泉に入り、生ビールを飲みました。
温泉の後、テントでまったりとしていると、隣のテントの方が戻ってこられました。
今日は、我々が昨日登った奥大日岳へ行かれたようです。
昨日、奥大日岳の先の大日岳まで行ければ行きたいと話されていたので、どうだったか聞いたところ、行けましたとのこと。
凄いですね~
聞けば、元消防隊員(現在は事務職らしいです)の方らしく、日々、体を鍛えていらっしゃったようです。
太ももやふくらはぎも半端ないくらい太かったです。
夕食(17:45)
今日の夕食は、チキンカレーと味噌汁です。
ご飯は、昨日と同じくスーパーで売っているパックご飯です。
どちらも美味しかったです。
日暮れ(18:50)
日が暮れて、テント場も色とりどりに輝き、とても綺麗です。
満天の星空(19:20)
日が暮れて、真砂岳方面の空にも星が輝き始めました。
高感度で撮影した空は満天の星空です。
(※肉眼では、こんなにたくさんの星は見えません。。。)
この後、疲れから眠りに着きました。
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